
ただただ悲しい現実だが、女性はダイヤを求める。
そしてそれは高値で売れる。
そしてそこで起こるのは紛争という現実。
よく呪いのダイヤなどというが、呪いの1つでも付いててもしょうがない歴史を持っている。
元々は、アフリカで1871年に農民のエラスマス・ジェイコブスの息子が大きな輝きのある石を見つけたことに始まるようだ。
これがダイヤモンドと確認され21.5カラットの「ザ・ユ―リカ」というダイヤモンドに生まれ変わった。
紛争ダイヤ、人と人が儲からと争いながら掘り出し、多くの人を犠牲にする。
映画にもなったけど、そういう現実は今も消えたわけではない。
でも、もし、結婚に際して婚約指輪を買いたいと、女性が1年に1度の機会に(ほぼある程度のカラット数のあるものはその機会しかないだろう)紛争ダイヤに出会ってしまったらなんか悲しい。
けれど、産地を誤魔化して問題のない他国へ運び出すため、簡単にそうかどうかを区別することは難しいと言われています。
それを避けようと思えば、ダイヤモンドを欲しがらないか。
これもまた難しい選択ですね。
あとは店によって、コンフリクフリー宣言をしているところがあります。
紛争ダイヤとは関係ないよという証明が付いてる「キンバリープロセス」
紛争ダイヤとは関係ない地域から採掘されたダイヤ「システム・オブ・ワランティー」
であることを宣言している店を見つけることらしいです。
カナダ産のものにはダイヤの石本体にレーザーでブランド証明と製造番号を刻み込むということもしてるそうです。これはIDで判るそう。
こういうものなら、人の血が流れた、ブラッド・ダイヤなどと呼ばれないものでありそう。
それでもなかなか難しいのが、まだまだ現状のようです。
美しいもの、値のはるもの、人はそこに欲を見い出し、争いの種を作ってしまう。
そうでなく美しいものが美しいと言える時代になればいいんですけどね。
ダイヤモンドは罪な輝き。
だから人は余計惹かれるのかしら?