「いいじゃない。お願いしますよー」
とラブレターの代筆を頼まれた。
頼まれたのはいい。書くのは嫌いじゃない。
自慢じゃないが、かつて振られた相手からでさえ、私からの手紙には感動したと言われたほどだ。
そして、相手に下書きを書いてもらい。
そこから相手の女性に対する心情を読み取りながら文章を直しているんだけど…。
おいおいおい、兄さん。
あんた、まず字が読めないよ。
字、下手過ぎ。
私も人に言えないくらい乱筆だ。
「達筆過ぎて読めない」
と嫌味を言われることはしょっちゅうだ。
その私からしても、読めない。
どーーーーしても解読できないところが何箇所かある。いちいち聞きたいのだが、こいつが、電話に出やがらない。
勝手に作るぞー。
その方がそさそうなんだけど。ちょっと言葉にセンスがないというか、相手が若い女性らしいので、どうもジェネレーションギャップを感じる言葉が数か所ある。それを今風に直して…。
なんてやってるけど、私、今、それどころじゃないんですけど。
よほど自分の言葉で自分の原稿を書いてる方が楽ですね。
って、こんなこと書いてばらしていいのか?
いえ、願ってますよ。
彼の恋が叶うことはね。
…でも字が読めないのよね…。
とラブレターの代筆を頼まれた。
頼まれたのはいい。書くのは嫌いじゃない。
自慢じゃないが、かつて振られた相手からでさえ、私からの手紙には感動したと言われたほどだ。
そして、相手に下書きを書いてもらい。
そこから相手の女性に対する心情を読み取りながら文章を直しているんだけど…。
おいおいおい、兄さん。
あんた、まず字が読めないよ。
字、下手過ぎ。
私も人に言えないくらい乱筆だ。
「達筆過ぎて読めない」
と嫌味を言われることはしょっちゅうだ。
その私からしても、読めない。
どーーーーしても解読できないところが何箇所かある。いちいち聞きたいのだが、こいつが、電話に出やがらない。
勝手に作るぞー。
その方がそさそうなんだけど。ちょっと言葉にセンスがないというか、相手が若い女性らしいので、どうもジェネレーションギャップを感じる言葉が数か所ある。それを今風に直して…。
なんてやってるけど、私、今、それどころじゃないんですけど。
よほど自分の言葉で自分の原稿を書いてる方が楽ですね。
って、こんなこと書いてばらしていいのか?
いえ、願ってますよ。
彼の恋が叶うことはね。
…でも字が読めないのよね…。