７月手前

　６月は忙しいかと思ったらまるで暇でした。
　最後の週、風邪を引いていたせいもあります。

　無理はしてはいけないと実感したと言う。
　気持ちを思い切り切り替えていきたい所ですが・・・。
　
　どうなるでしょうか。

　どうしても今年は、これっていう目標が立ちません。
　ここへ着てそれを言うか・・・って月日が経ってるんですが。

　今、９月かな・・・って思う。自分の中で色んなけじめをつける時期がそこかなって、漠然と感じている。

　そう感じるなら、そうじゃないかな。

　夏ぶっとばしで、９月へ向けて心は飛んじゃうよ。
　
　本人としてはかなり真剣に生きてる２００８年なんですが。
　なかなか思うようには回ってくれません。

　考え方なのかもしれないけど。
　もっと心を開いて物事に飛び込んでいければ、もっと心を開いて色んな人を受け入れられれば。

　それだけで全く違う明日があるのかもしれない。

　本人が感じるのが現実って奴ですから、感じ方、取り方をかえればいいだけかもしれない。

　そんなことを改めて考えてみる、７月の手前。
　悪くないね。

マジックや～ん

　お弁当屋さんへお弁当を買いに行った。
　￥４３０だったから、千円札１枚と３０円をテーブルに置いて待っていた。
　店員さんがお弁当持ってきて、さあ会計・・・と言う段になったら、何故か１０円玉が１枚消えていた。

　うそ・・・。だって置いたよ。３０円・・・。
　って思ったんだけど、１０円で「なくなったなくなった」騒げないだろう。

　１０円を笑う者は１０円に泣くかもしれないけど、騒げんだろ・・・。

　しょうがないので、千円札で会計してもらって・・・。
　納得はしてない。寄付したってことかしら？と不承不承ながら店を出て、数歩歩いた時。

　マジックが起きた。
　
　チャリーン。硬化が落ちる音。
　え、何？

　ふと見たらですね、１０年玉が転がって落ちてきたんです。

　何処からだと思います？

　私の袖口です。


　マジックや～ん。

　マジシャンはその指さばきで袖の中から物を入れたり出したりしてる。これって基本の基本らしいけど。
　できてる、この不器用な私が。

　しかも無意識に、必要のない時に。

　騒がなくて良かった・・・しみじみ思ったけど。

　何でお弁当ができて会計待ってる、ほんの・・・多分１分とか２分だよ。どうしてその間に袖口に１０円玉だけ紛れ込めるの？

　どんな偶然が加わるとそんな器用なことができるんだ・・・。
　確かに袖口目茶苦茶長かったけど。

　神秘だわ・・・私・・・。

恋

　いつまで経っても特別な感情と共に甦る物や仕事が存在する。
　時に苦く甘く心をさらう。
　
　心をかきむしられるような思いと共に心の中に存在し続ける。

　そういうのって、恋って言うのかしら？

　そういうものに１つでも多く出逢えることが、素敵なのかしら？

　そうそう出逢うものじゃないから、そういう心にさせるものに人は恋をしてる錯角を覚えるのかしら？

　ある日突然心に忍び込んでどうしようもなく心を掴んでしまう。
　
　考えてそうなるもんじゃない。そうしたいと思ってそう思えるもんじゃない。

　出逢える出逢えないが縁であって、それに出逢ったことが素敵な出来事なのかしら？

　そう考えたら縁ってやはり不思議。同じように出逢っても心に響かないものもある。
　出逢った途端、心に特別なフィット感で吸いついて来るものもある。

　縁あっての恋なのかしら。
　そう思うと縁があるのは素敵なことね。

　明日を楽しく明るく迎えさせてくれる縁が多い方がいい。
　けれど心に残るのはやはり苦しんだ覚えがあるもの。

　恋ってそう。楽しいばかりじゃない。苦い思い出が時の浄化と共に甘い蜜の味を醸し出す。

　恋しいと思う出来事に巡りあう幸せ。
　縁って言うのは不思議な味つけをしてくれるものだ。
　
　それが生きて行く上でどうしようもないいい味付けのスパイスの役目を果たすんだから。

　物にあっても仕事にあっても、恋をしていると感じるほど夢中になれるのは素敵なことだ。

　物にあっても、仕事にあっても。
　人は何かを感じなければ夢中にならず、恋をすることもない。

　恋してると思うほど夢中な仕事に出逢えることは・・・素敵なんだろうな。