ロードバイクなどの持久スポーツとDIY

DIYでの家作りは既に完成しました。せっかく持っている道具を活用し、、サイクリング系の持久スポーツに役立てます。

屋根裏部屋 仕切りドア取り付け

2008年03月30日 | DIY
 カーサナビ、アウトレットモールで、ハウスメーカー廃盤のドアが販売されていました。一枚2310円、レールセットが525円、送料2000円、合計4835円です。
http://www.casanavi.co.jp/casa3130.php3
 この部屋に付くドアの条件として、曇ガラスであること、しかし、ガラス面積が大きく、明かりが取れる事が条件でした。この部屋は家の中でも奥まった場所になるので、無垢ドアにはまったく拘りません。むしろ価格の安さが決めてとなりました。

 早速到着したドアを開梱してみます。レールセットは、引き違い2枚ドア用ですから、加工が必要になります。単品レールと戸車を買えば、加工が不要なのは分かっていますが、通常の価格で購入すると、それだけで4000円程度はしますから、加工が必要だとしてもメリットはあります。







 アルミ材のカットには、通常工作機械を使いますが、家にはそんなものは無いので、またテーブルソーに活躍していただきます。

 
アルミ材を切ると、チップソーが若干痛みますので、お古のチップソーに交換し、安全メガネとマスクを装着し、慎重に切ります。


難なく加工できました。このうち、

こちら側だけ使います。残りも、片持ちとはなりますが、一応ドアレールとして使えますので、捨てずに取っておきます。

ドアを取り付ける部分は、屋根裏部屋という事もあり、高さが足りません。ドアをカットして取り付けるわけですが、ドアカット幅をなるべく少なくしたいため、レールをできる限り上に取り付けます。レールを勾配天井に取り付けるためのスペーサーをかませて、垂木まで届くビスで垂木に固定します。




 レールが付いた所で、ドア必要高さを実測し、その寸法でドアを切ります。写真の丸ノコ定規と、丸ノコを併用すると、ドアなどは何の問題もなく切れます。

切断前に、下地センサーで骨組みが入っている所を確認します。ドア上下をカットする場合、骨組み部分を最低20mm程度は残します。




カットしたドアに、吊戸車をビスで固定し、吊込み、足元に揺れ止めを施工すれば、とりあえずはドアとしての機能は果たします。写真は廊下側から。



部屋側からはこのような感じとなります。ドア一枚あると、部屋らしくなり、急な来客の際も、この部屋が寝室として使えますので、ゲストにも快適に使っていただけます。型ガラスなので、プライバシーもある程度は確保出来そうです。

総額5000円に満たない工事でしたが、費用対効果は十分に認められます。






光ファイバとLANケーブル引き回しの改善

2008年03月24日 | DIY
 

天井を貼る前の画像ですが、光ファイバーとLANケーブルをここから出す目論見でした。ところが、天井を張ってみると、どうにも、ここからCD管とケーブルが出ているのが予想以上にみっともないのです。

そこで、なるべく目立たない経路を通す事としました。一旦すべてのケーブルを、この隙間から引き抜きます。


ドアを開け、天井の隙間に何とか通します。



手に伝わる感触で、ケーブルが今どの辺りにいるか想像しながら、障害物を避ける要領で押し込みます。


 何とかCD管とケーブルを引き出す事ができました。この位置に固定します。普段目にする面の裏側ですので、このままでよいかと思います。


垂れ下がらない様に、数箇所で固定します。

 お蔭様で、ごらんのように、スッキリしました。幸い、光ファイバーのケーブル長を相当余裕を持って取り付けたため、ここまで引き回してもまだ余っています。

 これから、光ファイバー工事をされる方は、数メートル程ケーブルに余裕を持たせていただけると、何かあったときに困らずに済みます。








屋根裏物置スペース ドア枠と天井

2008年03月23日 | DIY
先日から続いている屋根裏物置スペースのドアに枠を取り付けます。

 枠材は、タモの端材を、テーブルソーで縦にリッピングしたものを使います。入り口の角を大きめに取り、取り付けます。




まだ塗装していないため、切断面の色が白っぽいのですが、クリヤのバトンを塗布すると、丁度塗れた様に色が濃くなるため、見た目の不自然さは解消されます。


 天井部分も石膏ボードt9mmを貼ります。昨今の原料価格値上げにより、石膏ボードも一枚あたり20円の値上げとなりました。こうした大きい部材は買いだめできないため、今後ますます値上げされる事が判っていても、必要な時に必要なだけ購入するしかありません。

 昨日と本日は、一日の大半を子供の自転車の練習に費やしたため、工事の進行速度は鈍亀です。

 ここもいずれパテ+ペイント仕上げを行います。







屋根裏物置スペース 下地作り

2008年03月20日 | DIY
 以前、ここにパソコンとディスプレイを置いていましたが、頂き物のこのパソコンは、エアコン並の騒音を立ててくれます。

 当時としてはかなり高性能なものらしく、従って発熱量もかなりあるため、巨大なファンが休むまもなく回っています。パソコンでGYAOストリーミング番組を視聴する際には、この騒音がかなり耳障りとなるのです。ですので、パソコン本体とディスプレイ・キーボードを壁を挟んで別室に分けています。

 うるさいパソコン本体を、このエリアに置いているのですが、作業するのは別室なので、別にこのエリアの壁や天井などを仕上げても無駄な気がします。

 しかし、このエリアは通り道付近であるため、未完成状態がいつも目に付きます。少々目障りですので、それなりの仕上げをしたくなりました。

 丁度、本日祝日で、仕事が休みですし、邪魔な端材も、こうした工事で使ってしまいたいので、気持ちとしてはゴロゴロしていたいのですが、体力が続く限り作業を進める事にしました。午前中は家族サービスに費やしましたので、午後からの開始となります。

 先ずは石膏ボードを貼る為の下地作りから開始します。


 写真の通り、屋根が複雑に入り組んでいるため、下地作りが結構大変なのです。見える灰色の面は、シアタールーム内物置の壁の裏です。



杉板の間柱をテーブルソーで縦に割り、下地材を作り、固定します。

 音の響きを抑えるため、シアタールーム壁下地と独立した壁下地を組みます。


 壁の上下の下地が最も重要ですが、上下地は勾配天井に沿って作るため、材料も多く使いますし、木組みもやや複雑になります。こうした部分はいつも「どうやって材を組み合わせればよいのだろう??」と悩みながらの作業になります。時には失敗して一からやり直しとなるのですが、一度取り付けた材を剥がすのは容易ではありません。幸い、本日は失敗せずに済みました。


 端材の石膏ボードを有効に使いまわしているため、所々に継ぎができますが、こうした継ぎ手には必ず下地を入れるようにします。写真のは、まだ下地が入っていない状態です。


とりあえず一面完成しましたが、


隣はこのようにダクトがあるため、これを隠す壁も製作します。但し、ダクトもメンテが必要なため、引き戸などを取り付ける事にします。


引き戸の材料として、以前に頂いた壊れたドアを使います。3mm程度の薄いMDF材で紙でできたハニカムをサンドイッチした構造ですから、切断面はご覧の通りです。もちろんこのままでは使えません。


丸ノコと丸ノコ定規を使い、


切断後、


 断面のハニカムコアを潰して開いた空間に木材を接着し、なおかつレールの役割を果たす木材も取り付けます。これで引き戸が完成です。


引き戸取り付け部にも、溝付きの板を固定します。この板は、ドア枠の余りです。戸当たりを仕込む溝が今回の用途に丁度良く一致しました。


 ドア上のガイドに、フローリングの端材を使います。


 以上の加工を施して、引き戸を取り付けました。滑りは今一歩ですが、引き戸として機能することが確認できました。ロウを塗れば、滑りは改善するでしょう。


 引き戸を隠す壁を施工します。ダクトが見えなくなりました。だいぶすっきりしたでしょうか。


 無垢のドアなら、取っ手代わりに穴を開けるところですが、フラッシュドアは中空ですので、取っ手代わりの穴が加工できません。そこで半端に余っていた地味な取っ手を付けます。ホームセンター見切り品で40円だったものです。


 ドアを開けると、ダクトが現れます。開いたスペースもあるので、訳のわからないモノをとりあえず隠す用途には使えそうです。

 ここで大事な事に気が付きました。手前に見えるグレーのパイプがこの内部から取り出せなくなってしまいました。すでに壁を作ってしまったので、この配管を出すためには、パイプを切らなければなりません。大変迂闊でした。













 

ジャンクスピーカー入手

2008年03月16日 | DIY
 古いスピーカーを頂きました。形は、丁度、小学校の教室にある、黒板の上に固定したスピーカーをイメージして頂くと良いかもしれません。

 スピーカーの箱には、5ワットの文字が。どれだけ小さいスピーカーが入っているのか興味があり、分解してみました。

 すると、出てきたのはなんと(おそらく)カーステレオ用の出力150ワットのユニットでした。しかも同軸2WAYです。ウレタンのエッジもしっかりしており、劣化は皆無でした。おそらく、車には一度も取り付けられていないのでしょう。





かなりの音量が出ると思われます。

 現在、サラウンドスピーカーに大型のステレオ用スピーカーを使っているのですが、この使用を止めて、写真のスピーカーで自作ユニットを作るのもアリかと思います。

 

チーズケーキのようなソファー

2008年03月16日 | DIY
 以前、ホームシアター用に作ったパイプソファーがありましたが、座布団を固定していないため、ずれて具合が悪い事が多かったのです。座布団固定のためのマジックテープ類を購入するためには、後1000円必要なのでした。現在、これの改良中なため、ホームシアター部屋にはソファが無く、不便です。

  こんな折、ふと、近所の家具店の閉店セールに立ち寄った所、面白い形のソファが1000円で売っておりました。ソファのコーナー部分かと思います。きっとここだけ売れ残ったのでしょう。座ってみると、結構良い感じです。思わず購入してしまいました。早速シアター部屋においてみますと、サイズも良好です。色は黒が良かったのですが、贅沢は言えません。


ついでに、パソコンに使う椅子も購入しました。


 こちらは2000円でした。お蔭様で、パソコンをするのがだいぶ楽になりました。

 しかし、近場から家具店が無くなるのは寂しいものです。家具を買う機会が減った昨今、この家具店にはお客さんが殆ど来ていない様でした。経営赤字は相当なものだったのでしょう。売れ残った家具は借金の形として取られてしまうのでしょうか。


収納スペース

2008年03月16日 | DIY
 今週末は、小屋裏部屋の収納スペースの下地を製作します。小屋裏は、屋根の直下であるため、勾配天井です。このため、面積の割には手間がかかります。  

 今日の午前中の段階ではこのような感じです。先日、石膏ボードを貼る為の下地を製作したのですが、それからだいぶ日が空いてしまいました。

 写真で見える断熱材はグラスウール10K50mmですが、その外側にはネオマフォームt60mmが施工してあるので、断熱性能は十分かと思います。計算上は、一般的に行われる天井断熱 グラスウール吹き込み200mm相当の断熱性能はあると思われます。



 壁部分の下地が未施工でしたので、適当は端材で、下地を作ります。基本は、石膏ボードの各エッジの下地があればよい訳ですので、上下は最低抑える必要があります。





 下地ができたところで、石膏ボードをビス止めするわけですが、接着剤も併用します。
 ここで、今頃になって発明?した方法を報告します。
木工用ボンドは、通常、筒状の容器に入っており、それを手でつぶして絞り出す訳ですが、これが結構大変なのです、容器内の空気比率が高くなると、なかなか出てきませんし、下手に搾り出そうとすると、空気が圧縮されて、ボンドが周囲に飛び散る事があり、これが時々カーペットなどを汚してくれるのです。

 そこで、コーキングガンとシリコンシーラントの空き容器を使い、一味違う「木工用ボンド塗布装置」を作ってみました。

 何のことはありません、シリコンシーラントの空き容器のピストンを、圧縮空気を使って抜き取り、洗浄後、内部に木工用ボンドを詰め込み、取り出したピストンを押し込み、口部分を上にして一晩置き、余分な空気を抜くだけです。



乾燥防止のため、別のシリコンシーラントの未使用キャップをかぶせますと、何ヶ月でも保存できます。




これでボンドを塗布すると、あっという間にできます。


 写真のエリアはたった5秒で塗布完了しました。今までの方法ですと、1分程かかっていましたので、10倍も能率が上がった事になります。

 石膏ボードを切り、ビスで留めて終了です。石膏ボードは端材を使いましたので、少々継ぎが多い状態です。




 収納ですので、パテ盛と塗装を行うべきか悩ましい所ですが、時間に余裕があればやろうかと思います。


 この収納スペースの先には薪ストーブの煙突があります。断熱2重煙突なため、熱くなっても手で触れる程度ですが、時々煙突の具合をチェックしたいので、この空間にも入れるようにしております。









ハンガー収納

2008年03月10日 | DIY
 玄関近くには様々な物がたまります。特にお子様が多い家庭では、子供の手袋からヘルメットまで、収納がいくらあっても足りないと感じるのが普通です。

 我が家も同じく、玄関に扉つきの作りつけ収納を作ったにも関わらず、やはり不足しています。

 そこで、廊下に棒を渡して、そこに物を吊り下げる手段を試してみました。

 設置場所はこちらです。

 ここであれば、玄関からは見えない上、場所も近いので、使いやすそうです。子ドアが開いた状態ですが、普段は閉じています。

 設置するものは、玄関手すりと同じパーツの組み合わせです。木製の丸棒φ32mmと、ステンレスパイプを接合するためのエルボやサポートです。

 吊棒の収まりは、万一、子供が衝突しても、怪我をしない収まりが必要ということで、縦の棒にTジョイントで横棒を取り付ける方法を取りました。

 まずは縦の棒を施工します。

長さ2メートルのものを切らずにそのまま使います。床面とはフランジで接合します。

 L継ぎ手の加工ですが、接合部はエルボの中でこのような収まりとなるように加工します。


これにエルボ金物をかぶせますと、



このようになります。

Tジョイントで、縦棒に横棒を取り付けます。

このような収まりですと、子供が勢い余ってぶつかっても怪我をしません。


子ドアもこの角度までは開きます。135度以上開きますのでOKです。

床面から1000mm、1800mmに横棒を2本施工します。低い方は、子供が自分のものをかけるハンガーとして、高い方は大人が使います。



 仕事カバンをかけやすいようにカラビナを取り付けました。250円程のものです。

 これで、収納力が向上しました。これから増え続ける物への対抗手段として、吊棒は有効ではないでしょうか。

 ちなみに、コストはかなりかかりました。収納には役に立たない縦棒と、接合金物、カラビナがコストを押し上げてくれて、全部で約8000円程です。










 

頂き物の収納天板補強

2008年03月08日 | DIY
 私は、不要になったものを頂く機会が多く、今まで人から頂いたもので随分節約できています。

 この収納棚も、知り合いからもらったものです。

 本来は食器棚の上半身として使うものです。下半身はキッチンで有難く使わせていただいています。扉がナラのムク材とカットガラスでできており、高級です。かなり高かったと思われます。これを、先日完成させた玄関スペースに置きます。

 しかし、本来食器棚の上半身として使うように作られているため、上板が薄い合板です。重いものを乗せたり、人が乗ったりすると、へこみます。

 また、ラワン合板ですので、見た目がよくありません。本来、人の目線より高い位置に来る天板ですので、この部分でコストダウンを図っている事は不思議ではありませんが、私のような使い方をする場合には、何とかしたくなります。


 そこで、この上板を補強し、なおかつ見た目も良好にしたいという事で作業を行いました。

 材料として使うのは、おなじみ10円フローリング端材です。何度も登場して、もうウンザリという感じですが、まだまだストックが山のようにありますので、何とか消化せねばなりません。

 タモの無垢材で、まともに買うと高いはずです。端材ですので、約90センチの長さしかなく、これをうまく継いで一枚の板を作ります。

 無垢とはいえ、フローリング材を再利用するには、少々難しい点があります。多くのフローリングは裏面に溝加工が施してあります。この溝が、切断面に思わぬ形で顔を出し、一気に貧乏くさくなる事がありますので、この点に気を使いながら作業します。

先日研いだ丸ノコ盤で、長さをそろえます。


こうして一枚板になるように配置します。板材の継ぎ目は千鳥になるようにします。サネに木工用ボンドを塗り、接着してしまいます。


 接着したら、端面を揃えます。丸ノコと丸ノコ定規を活用します。この材は硬いため、丸ノコの刃が若干逃げますので、同じ位置を3回程引きますと、精度が高くなります。


端面には、同じフローリング材を縦に引いたものを接着します。これで、切断面に現れる裏溝を隠します。

 接合は接着のみで行きます。ネジ、釘は使いません。理由は、後加工の際に、刃を痛めるリスク回避です。

接着剤が乾燥した後、トリマでR加工を行います。

ドアと干渉する部分を切断し、


塗装をすれば完成です。


天板の強度が格段に上がったので、体重68キロの私が載っても平気でした。かなり重いものでも乗せられそうです。



 パイプシャフトと同じ材質のため、違和感も最小限です。パっと見、フローリング端材で作ったようには見えません(よく見るとわかりますが)。

 今日の目標は他にもあったのですが、予定外の外出があり、ここまでで中断となりました。













玄関内照明配線の見直し

2008年03月04日 | DIY
玄関室の照明に若干無駄があります。

 玄関には、いくつか照明がありますが、夜間トイレに行くときに便利なように、人感センサのスイッチを使用したブラケット照明と、

 先日取り付けた、このダウンライトが、ごく近くにあります。しかし、このダウンライトだけを点灯させたい状況があまり発生しないのです。せっかく付けたダウンライトを生かしたいものです。



 そこで、人感センサの出力を分岐して、このブラケット照明とダウンライトに配線を伸ばしました。つまり、人感センサにより、同時の2つの照明を点灯させます。明るすぎる場合も考慮して、ダウンライトには、人感センサとの間に通常のスイッチも取り付けます。

 さて、ここからが大変です。すでに出来上がった壁の内部に配線を通さねばなりません。

なにはともあれ、まず床下に行きます。床下へは階段で降ります。



 床下から、問題の壁がある部分に向けて、大きめのドリルで穴を開け、配線を押し込みます。運がよければ、この配線がスイッチプレートの付近に届くので、それを拾えば良いのですが、ダメでした。

 そこで、針金を穴から通して、針金を上のスイッチプレートで拾い、その針金に配線を固定し、針金を引き抜く事で配線を通しました。簡単に書きましたが、この作業で1時間消費しました。手も傷だらけです。





 こちらも同様にして配線を通します。こちらはパイプシャフトの下になります。

 パイプシャフトは外装を外せる構造にしていたため、こちらは非常に簡単に配線を通せます。


パイプシャフト中段に取り付けたスイッチまで配線を送ります。


 こうして何とか、希望通り配線がつながりました。最初からよくよく考えてスイッチや照明を計画すれば、このような作業はせずに済んだのですが、こうした小さな失敗は、実は家中にあります。

 DIYで家作りをすると、こうした失敗を後から何とかリカバリーできます。 



 


浴室上の空間

2008年03月03日 | DIY
 ユニットバスは内寸高さが2メートル弱です。一方、建物は天井仕上げをしなければ、3M程高さがあります。従って、ユニットバスの上は、かなりの空間があります。

 
 ここは、ひとつドアでも付けて、不要なダンボールでもしまえる空間にすればオトクです。現状、ユニットバス上方にはこのように大きな口が開いております。これではみっともない。

 既製品ドアが合うはずないので、当然自作することになります。

 以前、近所の建築現場からいただいた壊れたドアの余りがありましたので、これを加工します。断面をノコで切断すると、内部に紙製のハニカム構造がありますので、これを一部切り取って、木材を入れ込みます。



集成材の余りで枠を製作し、ドアを吊りこんでしまいます。


現場に持って行き、取り付けます。

若干大きめに出来てしまいましたが、叩き込み、何とかなりました。


 このドアには、まだドアノブがありません。開ける時は、このようにドライバを突っ込み、回し、ラッチを作動させます。

 よくよく考えてみたら、万一この空間の中に入り、外からドアを閉められたら、ドアを壊して外に出るしかありません。一刻も早くドアノブを取り付けた方が宜しいようです。








冷蔵庫上の棚 台車に乗せて配達

2008年03月02日 | DIY


 知人とは、仕事の関係で休日が異なるため、めったに会えません。仕上げはご自身でされるとの事なので、一旦知人宅に届けます。
 まだ内部の棚は完成していませんが、知人宅が近所であるため、台車に乗せてガラガラと押して歩き、配達します。扉は外します。

 知人宅に届きました。あらかじめ新聞紙を敷いておくよう依頼しました。
 ウレタン塗料、手袋、布ヤスリなどを一緒に添えて、扉脱着の方法、ヤスリのかけ方、塗料の塗り方をアドバイスします。


 塗料は、VATON クリヤ 半艶消しに、ペイント薄め液を3割程混ぜたものを使います。こうして薄める事で、材料によく染み込み、硬くなると共に、塗斑を防げます。古布に染み込ませて雑巾がけの要領で塗装できるため、コツさえつかめば、失敗はありませんし、信じられない位のスピードで塗装ができます。

 後日、棚の高さとレイアウトを決めてもらい、棚設置後、冷蔵庫上に、耐震補強も兼ねて設置します。




作業部屋の埃対策

2008年03月02日 | DIY
 木材を加工すると、埃が発生します。その埃は、度が過ぎれば健康被害を生じる恐れがありますので、マスクなどをして作業する事が理想ですが、面倒なので、ついつい無防備な状態で作業をしてしまいます。

 今まで、ノコ盤やテーブルソーに掃除機を接続するなどして、対策はしましたが、それでも埃は発生します。

 こうして発生した埃が、作業部屋以外に流れないよう、作業部屋のドアを取り付けます。

 ドア取り付けにあたって、ドア枠を加工し、取り付けます。ドア枠材の余りがあり、多少割れがありますが、何とか使えそうです。

 ドア枠キットの多くは、同じような構造です。

枠本体


と、
戸当たり、


ケーシング


 から成ります。ケーシングは様々な壁厚に対応するため、大きめなものを、壁厚に合わせて切ります。

切断の際に非常に役に立つのが、発泡ポリスチレン板です。

 このように発泡ポリスチレン板の上にケーシングを載せ、丸ノコで縦にカットしますと、安定した切断ができます。発泡ポリスチレンにも縦の溝が入ってしまいますから、この発泡ポリスチレン板は消耗品です。建築現場などを通りかかり、廃棄物置き場にこうした発泡ポリスチレン板を見つけたら、すかさず交渉をして頂くようにしています。


 ケーシングの寸法調整をして、枠全体がこのような状態になるようにします。下はドア、上が壁の厚みとなります。

 引き続き、ドアの加工です。

 長い間保管していたため、埃や汚れが付いています。元々アウトレットで3千円程で購入したものなので、多少の傷も付いています。オービタルサンダーで全体を軽く磨きます。こうした際にも、発泡ポリスチレン板の上に載せると、傷が付きにくく宜しいです。




 ドア穴の加工を2箇所行います。

 今回、やや手抜きな方法として、ドアラッチを丸穴式としました。通常、ドアラッチに付くプレートの分をドア側面に掘り込みますが、これを省略した方法です。

穴が開いたら

ブッシュとラッチをハンマーで軽く打ち込みます。

無事取り付け完了しました。

さらに枠を加工して取り付けます。角隅は留め継ぎとします。



 続けて兆番を取り付けます。上は枠内上端から100mm、下は床面から150mm程度の所でOKです。枠が堅木なので、必ず下穴を開けます。


 今回ドアを施工した部屋は、作業場ですが将来子供部屋となる場所です。そこで、万一、子供が内部に鍵をかけてしまい、中で不測の事態が生じた際に、ドアを蹴れば開けられるよう、ストライクを枠から少し浮かせた状態で取り付けました。つまり、ドア枠内寸をドアよりも若干大きめにつくり、ストライクを浮かせて施工する事で、強度を意図的に落としたという訳です。



 床とドアの間に、5mm程の板を挟み、兆番の位置決めを行い固定します。こうすると、床とドアに5mm程度の隙間ができ、床が多少反ってもドアが床に擦れる事が無くなります。

ケーシングの収まりも留め継ぎとなります。

ドアの取り付けが終了したところで、さらに換気扇を設置します。




 トイレ用のファンを、外気からの吸気口に取り付けました。これで作業場が陰圧になり、作業場のダストが生活空間に流入する心配が無くなります。





 




 





チップソーの研磨

2008年03月01日 | DIY
 ノコ盤の刃の切れ味が鈍くなってきました。3年間も使ってきており、その間、つい釘が入った木やアルミ材などを切ったので、当然です。



 例えばブナ材を切ると、このように、切断面が真っ黒になり、なおかつ部屋が煙で充満して不快です。


 そこで、普通はノコ刃の交換となる訳ですが、ノコ刃が2万円程します。このノコ盤が3万円程でしたから、消耗品の交換で、本体価格の半分以上するというのは何だか損した気分になります。

 そこで、ダメで元々という事で、刃の研磨を行います。

 ノコ刃には、超硬合金がロウ付けされています。この超硬部分を鋭利にしてやれば、切れ味はよみがえるはずです。

 超硬を削るためには、超硬の3倍以上の硬度を持った物質でこする必要があります。これに該当する物質は、cBNとダイヤモンドとなる訳ですが、丁度、先日タイルを切断したダイヤモンドカッターが余っていましたので、これでトライしてみます。
 

これを、安物の両頭グラインダーに取り付けました。




 丸ノコ盤の刃を写真のように、軽く押し当てて削ります。すくい面のみの研磨を行います。

 刃の数だけ研磨します。刃先を虫眼鏡で見て、丸くなっている部分が鋭利にとがればOKとします。研磨作業は、案外順調に進み、10分程度の研磨で終了しました。

 研磨した刃で切断したブナ材です。研磨前は真っ黒に焦げていたのですが、研磨後は正常な切断面となりました。