ロードバイクなどの持久スポーツとDIY

DIYでの家作りは既に完成しました。せっかく持っている道具を活用し、、サイクリング系の持久スポーツに役立てます。

圧縮空気のホースからまり対策

2007年09月26日 | DIY
 私のDIY道具の中にはエアツールもある。コンプレッサーで圧縮した空気を長さ20M程のホースを通じてエアツールに供給する訳だが、このホースの取扱がやっかいである。

 作業が終わった後は、巻いて適当な所にかけて置くが、必ずと言って良いほど、次回使用時には絡まる。

 この絡みを捕るのに毎回5分位かかる。高々一時間足らずの作業の度に、絡んだホースと格闘するのがアホらしい。

 市販品の中にはホースリールもあるが、重いし値段も高い。相場は1~3万円程。

そんな訳で、何か流用できないかやってみた。

用意するもの:庭の水まきなどに使うホースリール(わざわざ買うのも何なので、中古品が望ましい)、エアホース用ジョイント オス、メス(接続状態で、互いにスムーズに回転するものが望ましい)。

 たまたま、知り合いから、水道用のホースリールをもらったので、これをベースとする事とした。



 中古品を使用する場合は、まず、水を抜く(これをしないと作業場が洪水に)。次にホースを接続しているバンドを緩めて取り、ホースを水撒き用ホースリールから完全に抜き取る。

 水撒き用のホースリール土台を加工するため、ともかく分解できる所まで分解し、ホースの回転ジョイント部分を完全に外す(この辺りは機種毎に違うはずなので、写真を載せていません)。場合によっては切断なんて事も必要となる。

 

 外したジョイントの代わりに、適当な水道用部品で化粧カバーをし、エアホースをリール側から、回転部分に通し、写真の様に出す(通路が狭ければ、ドリルなどで加工します。通路には水圧がかかるので、通路内部に補強リブがある場合があり、これが邪魔となる場合には、削らないと、エアホースが通りません)。

 ホースを通す際は、カプラは一端外す。このカプラには、スリップ機能があり、オス側とメス側が接続状態で抵抗なく回転してくれるため、ここを回転接点とする(ホースリールが回転すると、オス部分はつられて回転するが、メス部分はコンプレッサーと繋がっているため回転できない。その回転差をここで吸収する)。


後はホースをリールに巻き取れば完了である。


使用感

 早速フィニッシュネーラーを繋ぎ、作業をする。圧力がかかっている状態でも、ホースの引き出し、巻き取りとも大変スムーズで、今までの苦労が嘘の様。作業後の片付けが一瞬で終わる。

 水漏れする水まき用ホースリールがあり、エアホース絡みにイライラした経験のある方には検討の価値ありと思う。


かなり前の作業だが 知り合いの家にエアコン取付サービス

2007年09月24日 | DIY
 写真をロストしたと思っていたが、出てきたのでアップする。

 私の手持ち技能の一つに、エアコンの取付工事が、昨年より加わった。地下室エアコンがその発端であったが、このブログを見た知人が、近くに引っ越してきた際に、エアコン取付を依頼されたので、やってみた。

 先ず、エアコンの位置を決め、外壁、内壁に穴を空ける。また、このエアコンは20Aコンセントにつなぐため、プラグ形状が特殊である。この電気工事のための穴を写真の様なガイドを使い、カッターナイフで空ける。下地の柱から20mm程度離して空けると良い。


次に、銅配管、ドレーンホース、電気配線を室内機に繋ぎ、室内機の下地を内壁の下地にしっかりとビス止めしてから、この下地に室内機を引っかける形で室内機をハングする。この室内機はかなり重く、結局依頼主に力を貸してもらってしまった。言葉で書くと簡単だが、私と依頼主はエアコンのハング作業だけで汗だくである。



 このお宅はスチールサイディングであったため、手持ちの道具では少々苦労したが、必要な穴を空ける事ができた。穴を空けたらスリーブを通すが、必ず外に向けて水勾配を取る。このスリーブ内に断熱材付きの銅配管2本、電線、排水ホースを通す。




 最近のエアコン取付には、真空引き工程が必須である。

 この真空引きツールは自作品。今回、初めて人様のお役に立てるという訳。室内機、室外機を銅パイプで接続し、これらの内部を真空にしてから10分程エア洩れが無い事を確認した後、室外機のフロンガス解放バルブを一瞬だけ緩め、配管内をフロンガスで大気圧にした後、真空引きツールを取り外し、フロンガス解放バルブを全開にして、ガスを充填する。

 エアコンが付いたら、専用の配線を引く、天井裏に潜り、配電盤にブレーカーを増設し、ここからエアコン付近までVVFケーブルを引っ張り、コンセントを取り付けて完了。

 エアコンを試運転して問題が無ければ、化粧カバーを取り付けて完成。



冷風が出てくると、それだけで感動物である。

棚完成

2007年09月21日 | DIY
 以上の工程を経て、無事「3mmペラペラ合板だけで作る丈夫な棚」が出来上がった。人が乗っても大丈夫である。

 2階の作業場から棚を下ろそうとしたが、重くて一人では出来なかった。ペラペラ合板も積もれば何とやら・・・である。二人がかりで、ようやく下ろし、外の物置に入れた。

 材料費は手持ちの合板のみを使ったので、タダだが、合板の積層にやたらと時間がかかるので、わざわざペラペラ合板を購入してまで作る物でない事は言うまでもない。

棚7

2007年09月21日 | DIY
 塗装を行う。

 塗料は何でも良いが、手持ちのキシラデコールがあったのでそれを使用。この塗料は、木に染みこむタイプなので、ビニール手袋の上に軍手をはめ、その軍手に塗料を染みこませて「なでる」だけで簡単に塗装できる。

 棚の上角あたりに色が薄い部分がある。木工用ボンドの除去が甘かった部分である。こうした部分は再度ヤスリがけ→塗装で救済する事ができる。

棚5

2007年09月21日 | DIY
 接着にはクランプを多用する。写真の様に多量にクランプを使う事になる。クランプは第3の手となりうるので、予算に余裕があったら多めに購入すると良い。

棚2

2007年09月21日 | DIY
 接着材で重ねた合板を、上下から丈夫な板で挟み込み、クランプで圧着して半日もすれば、厚手の合板ができる。薄い合板より相当強度が上がっている事がわかる。厚みの3乗に比例して剛性が上がる訳だから、当然だが。


 写真の様な接着部の段違いは必ず発生するから、仕上がり寸法より数十ミリ大きめの合板を使う。こうした段違いは丸鋸+丸鋸定規で整える。しかし、部材一つ作るのに、半日かかる訳なので、ともかく気が長い人向けの工作である。

養生合板の有効利用 物置の棚作り1

2007年09月21日 | DIY
 使う合板は、ご覧の通りペラッとしたもの。新聞紙でイスを作る要領で、重ねて接着で厚みを得る。


 合板を接着する前に、合板の両面に水を付ける。こうしないと反ってしまう。




そこに木工用ボンドをまんべんなく塗る。スジの付いたスクレーパーで手早く行い、次の合板を上に置く。これら一連の作業を希望する厚みになるまで繰り返し、


最後に丈夫な板でサンドイッチし、クランプで挟み込む。全面に均一に圧力がかかるよう、薄手の発泡スチロールを挟んだものが、最も出来が良かった。

養生合板の有効利用

2007年09月18日 | DIY
 養生合板(3mm厚ラワン合板)が邪魔で困っている。フローリングを保護するために、100枚程購入したのだが、結局殆ど使う事は無かった。

 この養生合板は、色も悪いし、薄すぎて仕上げ釘が利かないので、内装用には使えない。

 過去にこの合板を接着して、厚手の合板を作り、ドア用に加工した事もあるが、それでも十数枚残っている。

 そこで、この合板で、ラックを作る事にした。たまたま、知人からスチール物置をもらい、この週末に組み立て設置をしたので、この中にピッタリ収まる寸法で試作する。

 せっかくだから、3mmの合板と接着剤のみを使い、角材などは一切使わないという、ややチャレンジングなルールを決めた。

 良い物ができるか?もし良い物ができたら、この手法で不要な養生合板を一掃できるのだか。