ロードバイクなどの持久スポーツとDIY

DIYでの家作りは既に完成しました。せっかく持っている道具を活用し、、サイクリング系の持久スポーツに役立てます。

冷蔵庫上の棚 台車に乗せて配達

2008年03月02日 | DIY


 知人とは、仕事の関係で休日が異なるため、めったに会えません。仕上げはご自身でされるとの事なので、一旦知人宅に届けます。
 まだ内部の棚は完成していませんが、知人宅が近所であるため、台車に乗せてガラガラと押して歩き、配達します。扉は外します。

 知人宅に届きました。あらかじめ新聞紙を敷いておくよう依頼しました。
 ウレタン塗料、手袋、布ヤスリなどを一緒に添えて、扉脱着の方法、ヤスリのかけ方、塗料の塗り方をアドバイスします。


 塗料は、VATON クリヤ 半艶消しに、ペイント薄め液を3割程混ぜたものを使います。こうして薄める事で、材料によく染み込み、硬くなると共に、塗斑を防げます。古布に染み込ませて雑巾がけの要領で塗装できるため、コツさえつかめば、失敗はありませんし、信じられない位のスピードで塗装ができます。

 後日、棚の高さとレイアウトを決めてもらい、棚設置後、冷蔵庫上に、耐震補強も兼ねて設置します。




作業部屋の埃対策

2008年03月02日 | DIY
 木材を加工すると、埃が発生します。その埃は、度が過ぎれば健康被害を生じる恐れがありますので、マスクなどをして作業する事が理想ですが、面倒なので、ついつい無防備な状態で作業をしてしまいます。

 今まで、ノコ盤やテーブルソーに掃除機を接続するなどして、対策はしましたが、それでも埃は発生します。

 こうして発生した埃が、作業部屋以外に流れないよう、作業部屋のドアを取り付けます。

 ドア取り付けにあたって、ドア枠を加工し、取り付けます。ドア枠材の余りがあり、多少割れがありますが、何とか使えそうです。

 ドア枠キットの多くは、同じような構造です。

枠本体


と、
戸当たり、


ケーシング


 から成ります。ケーシングは様々な壁厚に対応するため、大きめなものを、壁厚に合わせて切ります。

切断の際に非常に役に立つのが、発泡ポリスチレン板です。

 このように発泡ポリスチレン板の上にケーシングを載せ、丸ノコで縦にカットしますと、安定した切断ができます。発泡ポリスチレンにも縦の溝が入ってしまいますから、この発泡ポリスチレン板は消耗品です。建築現場などを通りかかり、廃棄物置き場にこうした発泡ポリスチレン板を見つけたら、すかさず交渉をして頂くようにしています。


 ケーシングの寸法調整をして、枠全体がこのような状態になるようにします。下はドア、上が壁の厚みとなります。

 引き続き、ドアの加工です。

 長い間保管していたため、埃や汚れが付いています。元々アウトレットで3千円程で購入したものなので、多少の傷も付いています。オービタルサンダーで全体を軽く磨きます。こうした際にも、発泡ポリスチレン板の上に載せると、傷が付きにくく宜しいです。




 ドア穴の加工を2箇所行います。

 今回、やや手抜きな方法として、ドアラッチを丸穴式としました。通常、ドアラッチに付くプレートの分をドア側面に掘り込みますが、これを省略した方法です。

穴が開いたら

ブッシュとラッチをハンマーで軽く打ち込みます。

無事取り付け完了しました。

さらに枠を加工して取り付けます。角隅は留め継ぎとします。



 続けて兆番を取り付けます。上は枠内上端から100mm、下は床面から150mm程度の所でOKです。枠が堅木なので、必ず下穴を開けます。


 今回ドアを施工した部屋は、作業場ですが将来子供部屋となる場所です。そこで、万一、子供が内部に鍵をかけてしまい、中で不測の事態が生じた際に、ドアを蹴れば開けられるよう、ストライクを枠から少し浮かせた状態で取り付けました。つまり、ドア枠内寸をドアよりも若干大きめにつくり、ストライクを浮かせて施工する事で、強度を意図的に落としたという訳です。



 床とドアの間に、5mm程の板を挟み、兆番の位置決めを行い固定します。こうすると、床とドアに5mm程度の隙間ができ、床が多少反ってもドアが床に擦れる事が無くなります。

ケーシングの収まりも留め継ぎとなります。

ドアの取り付けが終了したところで、さらに換気扇を設置します。




 トイレ用のファンを、外気からの吸気口に取り付けました。これで作業場が陰圧になり、作業場のダストが生活空間に流入する心配が無くなります。