ロードバイクなどの持久スポーツとDIY

DIYでの家作りは既に完成しました。せっかく持っている道具を活用し、、サイクリング系の持久スポーツに役立てます。

パソコン台

2008年01月27日 | DIY
 今使っているパソコン机は、18インチ液晶ディスプレイが2台乗っているにもかかわらず、大層貧弱なものです。


 折り畳みのチープな机の上に、適当な板を載せて使っているものですから、片方に体重をかけると、全体が見事にひっくり返ります。使うのが私だけならこれでも良いのですが、息子達がこのパソコンを触る事もあり、下手をすると液晶を破損してしまいます。

 そこで、とりあえず骨太な机を適当に作る事にしました。端材の中に階段測板のジャンク品があるので、これを切ってつなぎ合わせてテーブルとします。


 階段板掘り込みが裏に来るようにすれば、十分使えそうです。



 フローリングの端材の角をR面取りし、裏から、フローリング端材でつなぎ合わせます。

 さらに、このフローリング端材部分に、足の台座を取り付けます。この台座はホームセンターの自作机キットがある辺りに必ずといって良いほど置いてあるものです。


 この台座に足をねじ込みます。足、台座共、とあるホームセンターの閉店セールでとても安く購入した記憶があるのですが、何年か前の事なので、値段はすっかり忘れてしまいました。



 この台座と足のおかげで、あっという間にしっかりした机ができました。おそらく1時間はかかっていないと思われます。




 あとは、入り乱れたケーブルを何とかすれば、快適に使えそうです。見た目はあまりオシャレではありませんが、ともかく丈夫そうなものができ、人が乗って跳ねても壊れないと思われます。

 ただ、今回使った台座と足を使うと、精度はあまり出ません。足に金属のシャフトが打ち込まれており、これが台座と結合するのですが、どうもこれが最初から曲がっているらしく、いくら調整しても板と直角になりません。

 



ガレージ周囲 高低差調査

2008年01月24日 | DIY
 ガレージの寸法をおおまかに決めた所で、敷地の高低差調査を行います。ガレージ計画箇所の取付道路が若干傾斜しており、この状態にて、以下の要件を満たすために、かなりシビアな調整が必要となる為です。

1 ガレージの土間を水平にしたい。
2 雨水流入防止
3 最低地上高100mm程度の車でも腹をこすらない事
4 ガレージ開口は、車2台が余裕を持って入れるだけ必要

 雨水流入防止の為には、ガレージ開口が面する道路のうち、最も高いポイントから、さらに15mm以上はガレージ土間面を上げてやる必要があります。しかし、道路傾斜が激しい場合には、この要件を盛り込むと、道路とガレージ土間面の最大高低差が100mm以上となり、3の要件を満たせません。こうなれば、どこかで妥協する必要があります。例えばガレージ土間水平を諦めるとか。我が家の場合はどうでしょうか。

この調査には、自作のペットボトル水盛り管を使用します。

 以前ウッドデッキを製作する際に作ったものですが、今回も役立ちました。

  ペットボトル水盛り管は、ペットボトルの底を抜き、キャップ部に、直径9mmの穴を空け、そこに直径10mmのホースをねじ込み水を入れただけの簡単なものですが、これでも数mm単位の高低差が出ます。

  これで実測すると、ガレージ計画位置の高低差は以下のとおりとなりました。  


 図中のBMは ベンチマークの略で、すべての基準点です。水盛り管をココに置き、地面から1Mの高さに設置して各ポイントを計測した訳です。

 GLは、計画するガレージの土間面で、現在、ここには何もありませんので、架空のポイントですが、図中に GL=BM+130 と書いたとおり、ガレージ土間面高さをBMより130mm上げるという希望を現しています。

 こうしますと、水盛り管の水位実測と、基準高さとの足し算引き算により、図中のGL-15およびGL-100という値が求まります。これは、取付道路の最も高い部分でも、ガレージ土間高さよりも15mm低いという事と、最も落差がある場所でも100mmであるという事をそれぞれ表しております。ギリギリ要件を満たせそうで一安心という訳です。

 これの側面図を製作すると、以下のようになり、車の出入りと雨水流入阻止は何とか両立出来そうです。最も高低差の大きな所で車の出入りを想定すると、以下のようにOKとなります。




ガレージがあれば 1

2008年01月24日 | DIY
 今 さしあたって欲しいものは車が2台入るガレージです。いつかは作ろうと思っていますが、基礎だけはプロにお願いする予定です。構造は自作しますが、基本をツーバイフォー構造とし、屋根は最も安価なアスファルトシングル葺きでと妄想しています。


 この絵の中で、壁が白いものが、計画しているガレージです。

 固定資産税などが課税されると、負担が倍増しそうなので、壁は作らず、4方に大きな開口を設けます。

 開口部になにやら立ち上がりの壁が見えておりますが、実際には、このようなものは付けません。

 屋根は、玄関ポーチの屋根と干渉しないよう、片流れ屋根とし、壁は、2×4材に合板を貼り付け、樹脂サイディングを施工する予定です。



 果たしてこんなに大きい物を作る事ができるのでしょうか。材料を購入する所を決めたり、基礎の図面を書いたり、やることは山積です。

 ガレージを自作すると宣言したところ、手伝ってもイイヨと言ってくれた人は2人おりますので、条件が良ければ、3人で作業が出来そうです。

 まずは詳細な図面を書いて、必要な資材の調達経路を確保する事から開始します。

知人宅の壁 砂壁→塗り壁に

2008年01月21日 | DIY
 知人宅の壁を塗り壁にさせていただきました。こちらのお宅は、築年数がかなり経っており、砂壁にクラックが発生していたり、ポロポロと砂壁が落ちてくるとの事で、壁を塗り直す事にしました。

 塗り壁材は、吉野石膏のケンコートというもので、珪藻土が配合された石膏基材の塗り壁材です。この塗り壁材は、コストが安いため、あまりお金をかけたくない人に向いています。色は、様々ありますが、用意してあったケンコートは白のものでした。

 材料代は、平米500円程度です。ホームセンターで普通に売っているものと比較して、極めて安価です。ところが、その分労力はかかる訳で、ケンコートは粉状ですので、水と配合して練る必要があり、混ぜる道具を使います。

 さらに、反応硬化型なため、配合後1時間程度で使い切る必要があるため、作業は若干忙しくなりますので、私と知人がフル稼働です。

 手で練ると間に合わないので、写真のような道具を使い、手早く混ぜます。硬さの目安ですが、生クリームのように、自身の形状を保てる範囲でなるべく軟らかくします。

 

 このお宅は、真壁なため、所々柱が出ています。この部分のマスキングをマスカーや養生テープで行います。紙のマスキングテープは施工中に水分を吸って剥がれてきますので、おすすめしません。






 また、脚立を2本用意し、その間を渡す足場を用意したのですが、これが便利でした。作業が安定しますし、道具もこの上に置けます。何より、座って作業ができるので、全く疲れません。


 はやる気持ちを抑えて、早速塗り始めます。もう少し水を加えて練った方が良いかとも思ったのですが、下地が土壁で、今回、シーラー処理を省いた為、1回目の塗りは若干硬めに練ったものを使います。

 

 こうして、1回目の塗りが終了しました。1時間程経つと、塗った所がまだらになってきてしまったので、もしや下地のアクが浮いたか?と心配したのですが、手で触ると、色の濃い部分が硬化していました。これは反応硬化により、色が濃くなったという事のようで、一安心しました。



 コンセント周りは鏝が入らないので、コンセント等、外せるものは外してしまいます。

 1回目の塗りが終了したら、2回目の塗りに入ります。2回目の塗りは、鏝跡を付けてスペイン風にするとか、横方向にランダムな線を入れるとステキなのですが、今回は、真壁という事で、出来る事が少なくなります。

 そうはいっても、鏝で完全に平らにしてしまうと、色合いもあり、病院のようになってしまう恐れがあったため、「NHKテレビ 住まい自分流」で紹介されていたスポンジによる施工を試みました。これで、ある程度ラフなパターンを付ける事ができます。スポンジによる施工をするためには、相当軟らかく練る必要があるとわかりました。「水を気持ち多め」で練ります。

 こうして、全面の施工が終了したら、マスキングを取ります。今回少々失敗だったのは、塗りの厚さを考えずにマスキングをしてしまった点です。塗り厚は約3mmでしたので、下地から3mm浮かせてマスキングをすべきでしたが、実際には1mm程度しか離して居らず、これのおかげで、壁塗り後にマスキングを剥がす際に、塗り壁を少々傷めてしまう事となりました。

 そうはいっても、部屋全体が明るくなり、ご覧のように完成しました。知人には純日本産の特上鰻丼をごちそうになり、途中で邪魔も入らず、久々に楽しく作業ができました。

 所要時間ですが、6畳一間の施工でしたが、2人がかりで、塗りは午後から開始して、夜の9時までかかりました。道具が一人分しかなかったので、結構かかりましたが、効率を上げれば、この半分位でできるはずです。

 仕上げも2人で作業をしたため、壁の場所毎に模様が違いますが、これもご愛敬の範囲内です。

以上作業レポート終了です。






 

おがくずの処理

2008年01月20日 | DIY
 木材加工の際に出る多量のおがくずは、畑に撒いて処理していたのですが、冬場になると、雪が積もり、これもできません。

 そこで、おがくずを水に濡らし、手で固めて「おがくず団子」を作ってみました。



 この塊を乾燥させて薪ストーブで燃やしたところ、キレイに燃えてくれました。しかし、薪ストーブに入れる前に衝撃を与えると「おがくず」に戻ってしまいます。やさしく扱ってやる必要があり、あまり実用的でありません。

 燃やしても無害な接着剤(たとえば米粉や澱粉糊)を水で薄めたもので固めれば良いかもしれません。しかし、燃料用途なため、お金がかかったら論外です。何か良い手はないものでしょうか。



玄関仕上げ9 乾燥硬化パテ施工開始

2008年01月20日 | DIY
 前回の反応硬化パテの上に、乾燥硬化パテを施工します。このパテは水分さえ与えておけば、何時間でも保管可能なので、ゆっくり施工できます。

  そうした理由で、家族が手伝ってくれておりますが、ズブの素人がやっても(私も素人ですが)、そう上手くいくものでもなく、結局は手直し分だけ私の仕事が増える事になる事はわかっています。

 妻の手つきは、普段ケーキ作りをしている分だけあり、悪くは無いのですが、息子が施工した跡は大変です。パテをべっとりと床面に落としてくれて、なおかつ踏みつぶしながら歩き回るものですから、床周辺がパテまみれです。

 フローリングの隙間にパテが入り込み、後でこれらを除去する作業が楽しみです。

 しかし、私は彼らの前向きな気持ちを害してはならないと、冷や冷やして見守る事しかできません。

 結局、思う存分やって満足していただくしかない様です。こうすると、後の作業を邪魔されず、結果として早く終える事ができそうです。 それに、家族で作業している貴重な写真もとれたので、良しとします。




 話は戻りますが、パテ施工の注意点は、写真の大きめのヘラは、写真のように、ついつい面に対し斜めの状態で、しかも全力で施工面に押し付けてしまうのですが、こうすると、そのうちヘラが折れてしまいます。力を抜き、面に沿わすように移動します。力を入れなければならない場合には、面に垂直に近い状態で行うようにします。

 有難い事に、このパテは薄付けなので、施工後みるみるうちに乾燥してくれます。パテを盛ると、高い部分と低い部分ができます。低い部分にパテを極薄く盛り、調整します。盛りすぎると、削るのが大変なので、やや足りない位の施工を繰り返すのが良いのだとわかってきました。



 画面中の白っぽい領域が乾燥パテ施工エリアとなります。その中で、濃い部分が未乾燥部分ですので、誤って手を触れないようにします。多少の凹凸は無視します(乾燥パテ施工1回目で、あまり撫ですぎると、下地毎はがれることがあります)。

 こうしてほぼ全体を施工しました。



 この後、全体をざっとサンディングします。粉の吸引を避けるためにも、マスクは必須です。

 以前行った「屋根裏部屋のパテ施工時」は、慣れないせいもあり、サンディングすると、全身が粉だらけになり、辛かったのですが、今回は、サンディングが最小限で済むよう、凸部分が少なくなるよう気を使いパテ盛りをした成果でしょうか、あまり苦になりません。

 1回目のサンディングが終了したら、次はスポット照明を片手に持ち、パテ施工面に斜光照明を当てながら凹になっている部分を見つけ、そこに重点的にパテを施工し、サンディングをします。これを数回繰り返す訳ですが、かなり地味な作業なので、すぐに飽きてしまいます。

 道具と材料を常に現場に用意しておき、1日を通じて生じる、ほんの僅かな時間を作業にあてると、飽きずにすみます。この積分として、全体が出来上がるのですが、時期的な見込みとしては、パテ施工が完全に終了するのは、2月半ばになると思われます。

 ちなみに、プロのドライウォーラーは、この程度の面積であれば、半日もあればできそうです。道具の違いによるところが大きいのですが、「バズーカ」、「コーナーローラー」、「フラットボックス」....全部揃えるのに幾らかかるかわかりません。おそらく私の持っている電動工具をすべて足した額よりも上です。

 こうした道具とノウハウにより、プロはとても優れたドライウオールを素早く施工します。一度見てみたいものです。


玄関仕上げ8 反応硬化型パテ施工終了

2008年01月16日 | DIY







 反応硬化型パテの施工を終えました。1カ所あたりざっと2回程パテ盛りとサンディングを行います。

 反応硬化型パテは、硬化に伴うヤセが少ないため、パテ厚が必要な所には便利ですが、パテが薄い部分は、前に記載した通り、ドライアウトになるので、この後の乾燥硬化パテの上塗りに注意が必要となります。

 何を注意するか・・・と言いますと、パテ盛りは、平らにする事が目的ですが、あまりムキになって何回も撫でつけると、ドライアウト部分に載っているパテがごっそり剥がれる事があるため、撫でつけは短時間で行う事、あるいは、ドライアウト部分を霧吹き数回噴霧により、完全に解消してから上塗りパテを施工する事の、どちらかとなります。

 時間に余裕がある場合には後者が良いです。

玄関仕上げ7 石膏ボードの平面継ぎ 面取り

2008年01月16日 | DIY
 石膏ボードの継ぎ目には、パテを施工し、紙またはグラスファイバーのテープで補強するのが普通です。

  Googleなどで、「ドライウォール」で検索すると、石膏ボードをパテと補強紙で継ぎ、ドライウォールペイント仕上げで部屋を造る職人の意気込みを垣間見ることが出来ます。

 ドライウォールペイント仕上げは欧米で主流の壁仕上げで、家を自分たちでいじりまわす欧米人達の性格に良くあっている様です。

  一方、日本では壁紙仕上げが主流です。どちらも一長一短がありますが、私は「容易に補修できる」という点で、ドライウォールペイント仕上げを、屋根裏の部屋に施工してみました。







  結果として、家の中で一番心地よい空間が、ドライウォールペイント仕上げを施した屋根裏部屋となり、人目に触れる機会が一番少ない所なだけに、ペイント仕上げの良さを訴える事ができなくて、少々寂しい気持ちになります。

  比較的親しい友人が来たときには、わざわざ屋根裏まで連れて行き、ペイント仕上げを見てもらいます。そして、あなたのウチも、新築の際はぜひペイントで!と(くどくならない程度に)勧めてしまう訳です。  

 話が逸れましたが、このドライウォール仕上げを行うにあたり、重要なのが継ぎ目の処理となります。ドライウォールとは石膏ボードの事で、この石膏ボードには、継ぎ方に応じて、ストレートエッジ、ベベルエッジ、テーパーエッジの3種類が用意されています。

 ペイント仕上げを行うには、テーパーエッジを用いるのがベストです。しかし、場所によっては、切断してサイズ調整が必要となり、こうした切断箇所を継ぐためには、その部分を写真のようにカッターで少し面取りを行う必要があります(これにより、ベベルエッジ形状となります)。

 テーパーの寸法は、経験から、C3位が良いと思われます。後でパテを盛り、見えなくなる部分なので、多少曲がっていても構いません。  

 ちなみに、私はベベルエッジの石膏ボードを使っています。本来はテーパーエッジが宜しいのですが、近くの販売店に取扱が無いためあきらめています。日本では、ペイント仕上げはマイナーであるため、テーパーエッジボードの入手はやや困難な様です。

  ベベルエッジタイプのジョイントは、テーパーエッジのものと比較して、パテ厚みが薄くなるため、当然、強度が落ちます。このため、下地の動きによるクラックが入りやすくなります。壁紙仕上げであれば、下地の微細なクラックは表面に出てこないため、問題無いのですが、ペイントだと、0.1mm程度のクラックでも、近くで見るとわかってしまうものであります。

  私は、クラック防止策として、出来る限り、石膏ボードを下地に接着剤とビス併用で強固に固定しています。壁の強度も上がるので一石二鳥ですが、それでもクラックが入るときは入ると腹を決めています。そんな時は、部分的にペイントを行い補修するのですが、こうした補修が極めて容易なのは、ペイント仕上げの良いところであると思われます。

玄関仕上げ6

2008年01月15日 | DIY
 入隅のパテ盛り

 この入り隅は、下地がしっかり入っている場合で、かつ施工から日数がかなり経っているため、これ以上下地が動く事はなかろう・・・と思い、下地にグラスメッシュを仕込まない事としました。

 
 パテ盛り前に、ビスが確実に潜っているかチェックした方が宜しいです。ただし、ビスが潜りすぎている様なら、強度が無いため、近傍にビスを追加した方が宜しいでしょう。


ヘラでパテを盛ります。慣れないと、パテを下に落としてしまいますので、床の養生は欠かせません。隙間に丁寧に押し込み、強度を確保します。


コーナーツールで整えます。下から上に向けて、カンナをかける要領で、止めない様に一定の力でツールを走らせます。


 一晩乾燥させたらサンディングを行い、ドライアウト部分があれば霧吹きで水を与えます。ドライアウト部分は白っぽいため、目視で判別できます。

玄関仕上げ5

2008年01月15日 | DIY
出隅の処理

 出隅は色々なものをぶつける可能性があるので、プラスチック製のアングルを仕込みます。このアングルの断面は、幅方向にテーパーになっているものを使います。これを仕込んで、周囲をパテでならすと、コーナーは厳密には直角より鋭角になりますが、見た目には判らないので、こうした方法が主流です。

 出隅用の資材として、ロール状になったコーナー部材も出回っていますが、値段がやたらと高いし、個人で使うには量も多いので余ってしまいます。

 そこで、石膏ボード壁紙仕上げ用の安いものを使います。壁紙仕上げ用なため、パテの食いつきが今一であるため、粗いヤスリで表面をこすることで、食いつきを改善します。また、接着にはネダボンドを用い、仮固定用にマスキングテープで支えます。

 接着剤が乾いたら、反応硬化型のパテを厚めに塗ります。反応硬化型は、硬化に伴う体積収縮が少ないので、厚塗りに向きます。

玄関仕上げ4

2008年01月14日 | DIY
 ほったらかしだった玄関の仕上げに着手した。
ほったらかしにしていた原因は、玄関に製作した棚が原因である。

 この棚板、受け材とパテ仕上げとの納まりに問題が発生していたからである。パテ仕上げは、パテを盛るためのヘラ、コーナーツール、面を仕上げるサンダーが余裕を持って動くスペースが必要だが、この棚の内側は狭く、これらの道具が動く余裕がない。棚を造る時には、そこまで気が付かなかった。

 このまま強引に、棚内部にパテ仕上げをするのか、あるいは、他の方法を採るのかの判断がやっかいだ。

 この事に、薄々気がついてはいたが、見て見ぬ振りをして3年程過ごしてきた。3Fの壁天井をパテ仕上げして、ようやく「狭い場所はパテ。ペイント仕上げは困難とわかり、棚毎作り直す方が手っ取り早いと決心が付いた。

 新たに造る棚板は、壁塗装仕上げの際に、棚板が容易に取り外せる構造とし、なおかつ、ちょっとした振動で棚板が外れない様にしたい。このため、ダボを棚板に潜り込ませる事とした。

 
 棚を写真の様に一旦取り壊した。棚を無理やり壊した跡の、周囲のパテの壊れ方が痛々しい。

  棚受けを「ダボ」で行うために、側板を追加。側板として、フローリングの端材である、タモ集成材を選んだ。

 タモは木目は少々粗いが、丈夫でねばりのある材である。階段やスピーカーの台もタモで製作したため、材料の特性は少々理解している。まず、その堅さ故、コーススレッドを無理に打ち込むと、コーススレッドが折れる。同じ理由で、下穴はビスの外径にかなり近いものを開ける。鋸刃の切れ味が悪いとささくれるし、焦げる。などなど。
 

 このタモ集成材に穴を開け、ダボの雌部分を打ち込む。この穴位置は1mmずれても具合が悪いため、木材の穴開けにも関わらず、穴中心にセンターポンチを打ち込み、なおかつ、2mm程度の下穴を開けてから9mm木工ドリルでボール盤にて貫通穴を開けたら、良い結果が得られた。

  
 9mmの貫通穴に、ホームセンターで購入したニッケルダボを打ち込む。打ち込む際は、ダイレクトにハンマーを当てずに、凸型の金属棒の先端を雌ダボねじ内部に入れて打ち込むとまっすぐ入る。

ダボを打ち込んだタモ集成材を棚の側板として取り付ける。
   

 棚板は、底部分にダボがは収まる溝を加工する。先日購入したテーブルソーにて、鋸刃の出を溝深さに設定し、ガイドを刃の厚み分だけずらしながら繰り返し加工を行う事で、思いの外素早く加工できた。



この棚板を側板に打ち込まれたダボにかぶせるようにはめ込む。
 

 こうして、遠回りではあったが、棚をリニューアルした。

 一度作ったものを壊して作り直すのは、相当手間がかかる。きちんと考えて作れば良いのはわかっているが、案外考える暇も無い上に、作ってみないと不具合などはわからない事が多いため、ある程度は仕方ない。この辺りは、DIYer共通の悩みではなかろうか。
 

プライマリーパソコンエリア 壁天井仕上げ

2008年01月09日 | DIY
 この場所の壁、天井仕上げを行う。従来の仕上げは、垂木に直接石膏ボードを貼る事で、高さを稼いだが、この部分は高さが必要でないため、垂木に貫材を取り付け、そこにボードを貼る事とする。

 手間は省けるが、材料を多めに使う事と、天井の面としての剛性がやや低下するが、面積としては少ないため、時間短縮を優先する事とした。

プライマリーPCエリア

2008年01月06日 | DIY
 もらいもののジャンクなデスクトップPCがある。ハードディスクが壊れており、今まで放置していたが、またまたジャンクなハードディスクが入手でき、有効利用する事とした。置き場所は、屋根裏部屋の、物置にする予定であった一角なため、天井などの仕上げがまだ完了していない部分なのが残念である。

  このPCを組み立てているうちに、PCのスペックが現在でも通用する事がわかった。メモリ2ギガ、CPU Pen.4 1.7GHz グラフィックカードもついており、WEBからドライバをダウンロードしたら、きちんと動き、立派にマルチディスプレイ+ホームシアタのプロジェクター接続が可能となった。

  結構古いモデルなためか、少々ファンノイズが大きめだが、WEBの閲覧もすこぶる快適である。無線キーボードマウスも取り付け、別室のシアタールームにて90インチスクリーンで利用する事もできる。


 シアタールームでYoutubeなどを閲覧すると、確かに映像と音の迫力はすごいが、映像の荒が目立ちすぎる。あれは小さな画面で気軽に見るものであるとわかり、少々がっかりであった。