ロードバイクなどの持久スポーツとDIY

DIYでの家作りは既に完成しました。せっかく持っている道具を活用し、、サイクリング系の持久スポーツに役立てます。

材を運ぶ車の修理

2007年05月31日 | DIY
 資材購入に使っている三菱ランサーの修理。走行距離20万キロ近くなってきたので、あちこちに不具合が出ている。以前、三菱にタイミングベルト交換費用を聞いたところ、この車は10万円との事。作業が他の車に比べて大変なので費用がかかります・・だって。ちょうど、自動車税を3台分払ったところなので金欠である。久々に自分でやる事にした。

 メニューはタイミングベルトを含めた全ベルトの交換。先日、パワステとブレーキアシストのベルトが切れ、発電不良、重ステ、ブレーキ殆ど利かず(Dゼルなのでガソリンエンジンの車とは構造が異なる。ガソリンエンジンの車はベルトが切れてもブレーキ系統に影響は無いので念のため)状態になったため、ついでにタイミングベルトも交換する事にした。


 狭いエンジンルームに大きなディーゼルエンジンが詰まっている車なので、作業性に難がありそうだ。だから10万円もするのか?


 とりあえずベルトと消耗品を一通り購入。自動車ディーラーに行くのも良いが、ネットで購入した方が安上がりである。


 車をジャッキアップし、タイミングベルト側のタイヤを外す。また、アンダーカバーと呼ばれる樹脂のカバーも外し、エンジンにさわれる状態にする。また、パワステベルト、オルタベルト等、すべて外す。ベルトにはテンションを調整するネジが必ず付いているから、良く眺めてそれらをともかく緩めていけば外せる。

 車種にもよるが、タイミングベルト付近のエンジンマウントを外し、エンジンもジャッキアップすると、作業スペースが生まれる事が多い。この車も、作業スペースが横方向に15mm程しか無かったため、エンジンのジャッキアップ・ダウンを繰り返し、一本ずつ丁寧にネジを外してゆく。

 特に画像の様な外しにくいネジが現れたら、あれこれ迷わず周辺機器を外す。この場合はラジエターを外した。たった一本のネジを緩めるためにラジエターを外すのはあほらしいが、結果的に作業性を上げた方が作業がはかどりストレスが無い(しかし三菱車め。メンテの事考えた設計してよ!)



 クランクプーリーは、この車の場合はラッキーな事に、小ネジ4本で固定されていたため、緩める為に12.5mm角のスピンナハンドルと、レンチを写真の様にかませ、互いに反対方向に回すだけで緩んだ。

 ラッキーでない場合はというと、巨大なボルトがセンターに位置し、そのボルトを緩めようとすると、エンジンが回ってしまう場合である。この場合、工具をセットしてセルモーターを回すと緩む場合が多いが、運が悪いと外れない。となるとインパクトレンチで緩める事になるが、その作業スペース確保のため、あらゆるものを外さないとならない。小一時間余計に作業時間がかかるため、夏場の作業時は大変である。



 クランクプーリー他、ベルトを一式外すとこうなる。しかし、プーリーを外す前に、エンジンを1番シリンダ圧縮上死点に合わせる。プーリーの合いマークと、エンジン側の、いかにも無意味な突起の位置を合わせる


ため、スピンナハンドル等でエンジンをゆっくり手動で回転させる。

 タイミングベルトテンショナーを緩めるため、ベルトの裏側の非常にアクセスしにくい位置に隠れているボルトを緩める。


 丁度テンショナーの裏側にあり、このボルトの上には、燃料ポンプやらエアコンのコンプレッサーがあり、非常に工具が届きにくい。ユニバーサルジョイントや、コマ送り角度10度以下のラチェットレンチが無いときつい(当方、持っていなかったため、このボルトを緩めるのに30分かかる)写真は、このボルトに工具をかけて緩めている状態。

外したベルトを見る。

 タイミングベルト交換の度思うことがある。このベルトまだまだ使えるじゃん・・・。交換して意味があったのか??と、しかし、今回は交換したタイミングベルトに小さなクラックを発見した。このクラックがさらに拡大すると、コマ落ちとなり、エンジンが壊れるから、今回に限っては交換した意味を大いに感じた。

 次はベルトを新品に交換した後、逆の手順で組み上げる。ここで特に注意する事は、各プーリーのタイミングを完全に合わせる事。一こまでもずれると、エンジンがかからないか、あるいは大変調子の悪い子になるので気を付ける。


 テンショナーの取付は少々やっかいであった。トヨタとか日産の車であれば、構造が良く考えられており、作業者がさほど苦労せずともテンショナーの取付ができる。

 ところがこの時期の三菱車と来たら・・・。
テンションをかけるスプリングに初期荷重をかなりかけて取り付ける必要があるが、専用工具無しでそんな芸当は不可能である。

 そこで、スプリングを半回転緩めた状態でボルトを締め、スプリングの一端を長めのスパナで思い切りコジりながらバカ力で回転させたら、所定の位置に納まり、機能を発揮するに至った。


 はっきりいって設計が悪すぎる。トヨタや日産のテンショナの構造を見習って欲しい。



 その後、タイヤレバーなどでテンショナープーリーをベルトが緩む方向に力一杯動かし、テンショナプーリー固定ボルトを仮締めする。



 タイミングをきっちり合わせ、ベルトを組んだらテンショナープーリー固定ボルトを緩め、エンジンを手動で2~3回転させ、テンショナプーリー固定ボルトを本締めする。

 後はバラシと逆順に組み上げて完了。パワステベルト、オルタベルト等は2~3日の内に初期延びによって緩む事が多いので、テンションをきつめにしておくか、2~3日後に増し締めする。タイミングベルトは残念ながら増し締めできないので、緩んでいない事を祈りつつ、あと10万キロ走る。

 朝9時から作業を始めて、終わったのが午後3時過ぎ。タイベル交換でこんなに時間がかかったのは初めてである。おそるべし三菱車。

洗濯流しをつくる 8 漏水試験

2007年05月06日 | DIY

 流しに栓をして水をため、漏水試験を行う。次に栓を抜き配管の漏水試験。ここで漏れ発見し対策する。原因はバンドを強く締めすぎてホースに穴が空いた事である。排水ホースは意外に弱い。



 粉末洗剤を置けるよう、ちょっとしたカウンタを作った。水洗部分の壁との隙間は、乾燥機による熱気を抜くために必要であるが、私の家族は必ず物を落とすであろう。パンチングメタルの蓋が必要かもしれない。



 こちらも何か置いてくださいというカウンタ。斜めにカットしてある理由は、歩行スペースの確保のため。



 ついでに傷だらけになった床も再塗装した。ウレタン塗装の傷はウレタン塗料で補修すると良いが、乾燥には半日かかる。子供らが寝ている時間を狙って塗装したものの、2時間後には起きてきて半乾きの床の上にかわいい足跡をつけてくれた。


 以前、紹介要請があった「可動物干し」。ロールスクリーンに穴を開けただけのものだが、ヒット作である。

下げた状態↓


↓上げた状態


 耐加重は3キロ程度だが、今のところ壊れていない。手前のチェーンでバーが上下する仕組みである。

洗濯流しをつくる 7 端部のおさまり

2007年05月06日 | DIY
 今回製作した洗面流しは、たとえば乾燥機の買い替えと同時に使えなくなる可能性がある。また、流しの奥に落ちた小物を拾う際にも、移動できた方が良い。しかし、子供らが乱暴に扱った位で動いてしまうと、最悪、流しの排水管が外れ、漏水の危険がある。

 そこで、洗面流しを完全な作りつけとせず、はめ合いによる半固定式とした。

 下の写真が洗面流しの端部。縦の柱状のものを壁面にビスで固定してある。この柱状の部分と、カウンターは、普段は固定爪で固定されており、カウンター部を持ち上げると固定爪が外れる構造とした。固定爪の部分には、フローリングのサネを用いた。



 押し込むとぴったりと収まり、水平方向の移動を許さない。これで子供対策が完了。しかし、いつも裏をかかれているから油断はできない。



ホームシアターでイノセンスを見てみた

2007年05月06日 | DIY
 イノセンスというアニメがある。レンタル屋で借りてきて映してみた。

部屋の照明が点いた状態


明かりを消すと






 とりあえずプロジェクターだけ購入して楽しもうという人のために、ペイント壁に映すと、スクリーン無しでも、ここまでのレベルには映るという事を言いたかった訳だが、日本のアニメのレベルの高さに驚いた。世界を相手に商売できる訳だ。ところで、こうした画像をホームページに載せることは厳密にはNGと思うが、まあ大丈夫だろう。

 毎日こうした映像を誰に気兼ねする事なく楽しめるホームシアターは良い趣味であると改めて実感した。



洗濯流しをつくる 4 研ぎ出し流しとの干渉チェック

2007年05月06日 | DIY
 タキロンの研ぎ出し流しを載せてみた。乾燥機との干渉はセーフであった。もし、衣類乾燥機が四角い形状であればアウトだが、この乾燥機は写真の様な形状であり、中心を少しはずせば排水器具との干渉をギリギリ避けられる。こうした理由もあって、流しは小さめとした。

洗濯流しをつくる 2 流しの選定

2007年05月06日 | DIY
 衣類乾燥機の上に通常の洗濯流しを置くと、高さが高くなりすぎる。また、排水レイアウトも不都合である。

 そこで、ホームセンターでよく売っているタキロンの研ぎ出し流しを利用することにした。価格は安いがデザインは無骨である。屋外で鉄の台の上に置いて使うから当然である。

 今回の課題は、見た目、使い勝手もさることながら、この無骨な研ぎ出し流しをいかにして脱衣室にマッチさせるかである。

洗濯流しをつくる

2007年05月06日 | DIY
 洗濯機脇に流し台があれば便利である。ところが、当家では、この予定場所に衣類乾燥機を置いてしまった。もともと衣類乾燥機など購入せずに、すべて手干しの予定であったが、子供の洗濯物の多さに閉口して購入したものである。

 衣類乾燥機は、専用スタンドで洗濯機の上に置くケースが大半だが、我が家の大型衣類乾燥機でこれを行うと、洗濯機の中の洗濯物を取り出すのがつらい。おそらくしょっちゅう頭をぶつけて、クレームの嵐になるに違いない。

ならば、この衣類乾燥機の上に何とか洗面流しを設置できないか検討した。

写真は現状のレイアウト。衣類乾燥機が目玉の親父みたいな形をしているので、上にものを置けない。から雑然としている上に無駄が多い。

サブウーハー設置

2007年05月06日 | DIY
 最後の砦、サブウーハーを設置した。サブウーハー選択は結構難しく、音質ももちろんのこと、寸法にも気を使わされた。

  私はホームシアター素人なため、サブウーハーはてっきり正面に置くものとばかり思っていたため、スクリーンと干渉しない寸法で検討していた。とすると、サブウーハーの高さが400mm以下が望ましい。こうした寸法のサブウーハーは少ない。

  ところが、サブウーハーは極低音を出力するため、音の定位性が少なく、極端な話、視聴位置より前方にあれば良いとのことであった。

 そこで、サブウーハーを横に置く事とし、高さの許容値を600mm程度に引き上げた。すると、値段が安くてよい音と評判の機種が幾つか挙がった。

  そんな中で、写真のサブウーハーを見つけた。この機種は不人気なため、あまり店頭で見かける事が無いが、購入された方はおおむね満足されている機種である。また、価格も安い。価格.comで調べた最低価格は2万6千円程度であったが、運良く1万円台で入手できるルートを見つけ、そこで購入した。

  届いたウーハーを早速つなげて映画を見た。映画「ナイトオブザスカイ」での地上すれすれで音速を超えるシーンでは、丁度ミラージュ2000から衝撃波が出るシーンで低音はもちろんのこと、ウーハーからの風を体感することができた、計算外の臨場感であった。




 一応6.1ch。昔のコンポステレオ付属の大きなスピーカーであるが、リヤスピーカーに定位性を持たせるレベルにまで到達していないため、現状これで可である。大型スピーカーは台が不要なため、ただ置くだけで良い(プロに言わせると、これは間違いらしいが・・・)。