ロードバイクなどの持久スポーツとDIY

DIYでの家作りは既に完成しました。せっかく持っている道具を活用し、、サイクリング系の持久スポーツに役立てます。

屋根裏物置スペース 下地作り

2008年03月20日 | DIY
 以前、ここにパソコンとディスプレイを置いていましたが、頂き物のこのパソコンは、エアコン並の騒音を立ててくれます。

 当時としてはかなり高性能なものらしく、従って発熱量もかなりあるため、巨大なファンが休むまもなく回っています。パソコンでGYAOストリーミング番組を視聴する際には、この騒音がかなり耳障りとなるのです。ですので、パソコン本体とディスプレイ・キーボードを壁を挟んで別室に分けています。

 うるさいパソコン本体を、このエリアに置いているのですが、作業するのは別室なので、別にこのエリアの壁や天井などを仕上げても無駄な気がします。

 しかし、このエリアは通り道付近であるため、未完成状態がいつも目に付きます。少々目障りですので、それなりの仕上げをしたくなりました。

 丁度、本日祝日で、仕事が休みですし、邪魔な端材も、こうした工事で使ってしまいたいので、気持ちとしてはゴロゴロしていたいのですが、体力が続く限り作業を進める事にしました。午前中は家族サービスに費やしましたので、午後からの開始となります。

 先ずは石膏ボードを貼る為の下地作りから開始します。


 写真の通り、屋根が複雑に入り組んでいるため、下地作りが結構大変なのです。見える灰色の面は、シアタールーム内物置の壁の裏です。



杉板の間柱をテーブルソーで縦に割り、下地材を作り、固定します。

 音の響きを抑えるため、シアタールーム壁下地と独立した壁下地を組みます。


 壁の上下の下地が最も重要ですが、上下地は勾配天井に沿って作るため、材料も多く使いますし、木組みもやや複雑になります。こうした部分はいつも「どうやって材を組み合わせればよいのだろう??」と悩みながらの作業になります。時には失敗して一からやり直しとなるのですが、一度取り付けた材を剥がすのは容易ではありません。幸い、本日は失敗せずに済みました。


 端材の石膏ボードを有効に使いまわしているため、所々に継ぎができますが、こうした継ぎ手には必ず下地を入れるようにします。写真のは、まだ下地が入っていない状態です。


とりあえず一面完成しましたが、


隣はこのようにダクトがあるため、これを隠す壁も製作します。但し、ダクトもメンテが必要なため、引き戸などを取り付ける事にします。


引き戸の材料として、以前に頂いた壊れたドアを使います。3mm程度の薄いMDF材で紙でできたハニカムをサンドイッチした構造ですから、切断面はご覧の通りです。もちろんこのままでは使えません。


丸ノコと丸ノコ定規を使い、


切断後、


 断面のハニカムコアを潰して開いた空間に木材を接着し、なおかつレールの役割を果たす木材も取り付けます。これで引き戸が完成です。


引き戸取り付け部にも、溝付きの板を固定します。この板は、ドア枠の余りです。戸当たりを仕込む溝が今回の用途に丁度良く一致しました。


 ドア上のガイドに、フローリングの端材を使います。


 以上の加工を施して、引き戸を取り付けました。滑りは今一歩ですが、引き戸として機能することが確認できました。ロウを塗れば、滑りは改善するでしょう。


 引き戸を隠す壁を施工します。ダクトが見えなくなりました。だいぶすっきりしたでしょうか。


 無垢のドアなら、取っ手代わりに穴を開けるところですが、フラッシュドアは中空ですので、取っ手代わりの穴が加工できません。そこで半端に余っていた地味な取っ手を付けます。ホームセンター見切り品で40円だったものです。


 ドアを開けると、ダクトが現れます。開いたスペースもあるので、訳のわからないモノをとりあえず隠す用途には使えそうです。

 ここで大事な事に気が付きました。手前に見えるグレーのパイプがこの内部から取り出せなくなってしまいました。すでに壁を作ってしまったので、この配管を出すためには、パイプを切らなければなりません。大変迂闊でした。













 

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