ロードバイクなどの持久スポーツとDIY

DIYでの家作りは既に完成しました。せっかく持っている道具を活用し、、サイクリング系の持久スポーツに役立てます。

チップソーの研磨

2008年03月01日 | DIY
 ノコ盤の刃の切れ味が鈍くなってきました。3年間も使ってきており、その間、つい釘が入った木やアルミ材などを切ったので、当然です。



 例えばブナ材を切ると、このように、切断面が真っ黒になり、なおかつ部屋が煙で充満して不快です。


 そこで、普通はノコ刃の交換となる訳ですが、ノコ刃が2万円程します。このノコ盤が3万円程でしたから、消耗品の交換で、本体価格の半分以上するというのは何だか損した気分になります。

 そこで、ダメで元々という事で、刃の研磨を行います。

 ノコ刃には、超硬合金がロウ付けされています。この超硬部分を鋭利にしてやれば、切れ味はよみがえるはずです。

 超硬を削るためには、超硬の3倍以上の硬度を持った物質でこする必要があります。これに該当する物質は、cBNとダイヤモンドとなる訳ですが、丁度、先日タイルを切断したダイヤモンドカッターが余っていましたので、これでトライしてみます。
 

これを、安物の両頭グラインダーに取り付けました。




 丸ノコ盤の刃を写真のように、軽く押し当てて削ります。すくい面のみの研磨を行います。

 刃の数だけ研磨します。刃先を虫眼鏡で見て、丸くなっている部分が鋭利にとがればOKとします。研磨作業は、案外順調に進み、10分程度の研磨で終了しました。

 研磨した刃で切断したブナ材です。研磨前は真っ黒に焦げていたのですが、研磨後は正常な切断面となりました。