静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

消費生活講座

2018年07月13日 10時48分54秒 | 授業・講演

「ピエール瀧のしょんないTV 静岡県立漁業学園に潜入!」
YAB山口朝日は7月16日です!山口県の方はぜひご覧ください!

そしてYouTubeの漁業学園チャンネルにプールでの潜水講習をアップしました。
https://www.youtube.com/channel/UCsItlPZhzc98RK7zhYqUOow

学園の授業で「水産基礎」があります。
水産技術研究所から講師を呼ぶことが多いですが、水産と離れた話しすることもあります。

今回はネット販売などで悪意のある手口に引っかからないための授業です。
県の消費生活センターから講師をお呼びしました。


学園を卒業すれば、全員が漁船に就職します。
何才であろうと、給料をもらい自立した生活になります。
ところが、最近はネットでの通販、フリーマーケット、メルカリなど
「店舗での現金取引」
とは違うお買い物がたくさんできます。
善良な人をだますことを考えている人もいますからね。
気をつけましょう。

ところで、漁師になる人には、お金の使い方を考える必要があります。
就職する訳ですから、今までの小づかいとは桁の違うお金が手に入ります。
昔の漁師は、もらったものをパーと使うのが当たり前。
中学を出て、いきなり大金をもらったら舞い上がってしまいます。
だから漁村の飲み屋、風俗、パチンコなどは大繁盛でした。

自分の給料をどう使うかは自由です。
でも、長い人生を考えたら、将来のためにお金を残すことも大事です。

今日は写真が少ないので、次回の予告を一枚。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

7月の見学会は28日と29日です。
詳しくはホームページをご覧ください。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
オープンキャンパスへの参加も受け付けていますよ!!

 園長のつぶやき
進学先や、就職先を決める際、今に始まったことではないかもしれませんが
仕事を選んだ理由が
「お母さんに言われたから」
と言うことが少なくないようです。
なんと優等生で医者や弁護士になる人も含んでいます。
これって、どうなんでしょうね?
自分の進む道は自分で決めて欲しいです。
学園では、そんな理由で来る人はいません。
まあ、昔はいたかも知れませんが今は違います。
自分の意志で「漁師になりたい」と考え学園に来ることを選んだのですから、すばらしいなことです。

むしろ、
「親に反対されて、学園をあきらめた」
と言うことはあります。
親からしたら当然です。
子供が漁業という厳しそうな世界に飛び込むって言い出すのですから。
そりゃ、心配もするし、反対するのが当たり前。

しかし、一口に漁師と言っても漁業種類により千差万別(せんさばんべつ)です。
勤務時間、身分保証、給与、必要な技術や資格...全然違います。

親から見ると
「この子に漁師はムリ!」
と思うかもしれません。
でも、我々から見れば、
 どんな漁業でも大丈夫
 漁業種類を選べは十分やっていける
 どんな漁業でも困難
のどれかです。

そして「どんな漁業でも困難」はほとんどいません。
もちろん、親の知らない漁師の適性を職員が見つけることもたくさんあります。

さて、お子さんの適性についてどう判断しますか?
漁業就業支援フェアなどで情報を集めることも、一つの方法です。
もちろん、学園の一年間で適性を伸ばし、その上で職員と一緒に自分に適する漁業を考えるのも良い方法です。

コメント
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