お待たせしました。
AO入試の出願書類について、予定を早めてホームページにアップしました。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/recruit.html
このページからエントリーシートや願書がダウンロードできますよ。
さて、プールでの実技講習二日目です。
ウオーミングアップの後、フル装備で昨日の続きです。
水中写真はガンマ補正してみました。
昨日より、見やすくなったでしょうか?
昨日もコントラスト補正はしたんですが、イマイチでした...
これで一通りの動作を覚えました。つぎは、沼津市大瀬崎(おせざき)での海洋実習となります。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
7月の見学会は28日と29日です。
詳しくはホームページをご覧ください。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
オープンキャンパスへの参加も受け付けていますよ!!
園長のつぶやき
今週末の土曜日は東京アキバ・スクエアで漁業就業支援フェアがあります。
もちろん、学園も出展。
東京近郊の方は、会場でお会いしましょう!
http://www.ryoushi.jp/fair/
「ピエール瀧のしょんないTV」で瀧さんから
どうしたら、漁師になれますか?
例えば、僕が今、漁師になろうとしたら、なれますか?
と質問がありました。
これは答えるのが難しい質問です。
漁業就業支援フェアでは「経験不問、年齢不問」となっています。
つまり、誰でも漁師になれると言うことです。
ウソではありませんが、だれでも良いのは一部の漁業に限られます。
ほとんどの漁業では経験(あるいは有資格)があれば年齢不問だし、年齢が若ければ経験不問です。
加えて、若ければ誰でも、どんな漁業の漁師になれるかというと、それも違います。
沿岸漁業では、高齢者のアルバイトが船に乗ることもあります。
シラス漁のお手伝いなどです。
この場合は、経験も年齢も不問で大丈夫なことがあります。
一方で、学園の生徒が就職するような大型漁船では年齢制限があります。
場合によっては、若くても資格や適性がないと採用されないことがあります。
だから瀧さんの質問に正確に答えると
「漁業によっては、すぐ漁師になれます」
となるんですけど、それだと分かりにくいですよね?
そして、次に
資格はなくても漁師になれますか?
と質問されました。
これも、若い人限定なら「漁師にはなれる」のですけど、船長や機関長と言った役職に就くためには海技士資格が必要と言うことになります。
そんなことが頭の中をよぎりながら、私は番組の中では学園に入学を考えている人向けに
「大事なことは集団生活に慣れること」
と答えています。
だって、集団生活に適応できなければ、すぐに漁師を辞めることになります。
一日でも船に乗って給料をもらえば「漁師になった」と言えるかもしれせんが、何の意味もありません。
技術も必要だけど、それは後から身につけることも不可能ではありません。
でも、技術があってもすぐに辞めるなら意味はありません。
台本にない質問だったので、うまく答えることができませんでしたが
学園は漁師として定着し、その船の幹部となる人を育てる学校です。
だから「エリート漁師の育成校」と番組では表現されていました。
例えば建築現場でも、働いている人の全員が同じ仕事、同じ給料ではありませんよね。
アルバイトもいれば、現場監督、重機のオペレータ、電気技師など、それぞれ給料が違います。
誰でも建築現場で働くことができるかも知れませんが、「誰でも」できるのはアルバイトの仕事です。
フェアでいろいろ話しを聞けば、きっとわかると思います。