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けいおん!第12話(最終回)『軽音!』の感想レビュー

2009年06月19日 13時11分10秒 | ギアス他カテゴリ分け終了済み作品
ギー太を抱えて会場に駆け出すシーンで、転ばずに踏みとどまった所に唯の成長を感じた最終回(次週は番外編)でした。
『ふわふわ時間』だけでなく、個人的に気になっていた『ふでペン~ボールペン~』との2曲構成で、大満足な出来だったと思います。
そして、さり気にムギ回でもあり、普段裏方に徹している印象の彼女が大活躍だったのも良かったです。
ムギのシーンとしてはたくあん&お茶漬けネタの二段コンボが一番印象に残りやすいところだと思いますが、衣装合わせのシーンではウェイトレス、チャイナ、バニーの艶姿を披露し、何より個人的に燃えたのは、演奏終了後にアンコールのキッカケを作ったのがムギだった、というところかと。
あのムギのやる気に満ち溢れた表情にはグッと来ました。
律のドラムが、澪のベースが、あずにゃんのギターが次々と乗っかり、唯の『もう1回!』コールが出るまでの表情や視線のやりとりは、ある意味演奏シーン以上の盛り上がりと価値があったのではないかと思います。

風邪の唯を本番まで休ませ、万一に備えてあずにゃんにリードギターの練習を指示していた澪のリーダーシップは様になっていましたし、実際、さわちゃん先生のピンチヒッターという見せ場を作りつつ、あずにゃんの備えも役に立たっているところを見せたあたりの演出も心憎くかったと思います。
演奏シーンでは制服のままでしたが、衣装合わせでは唯の本番バージョンの浴衣もしっかり見せていたあたりの緻密な計算も然り、といった所でしょうか。

走る唯と回想シーンをバックにして澪のボーカルが流れる『ふでペン~ボールペン~』では、演奏はきっちりこなしつつも、どこか表情が沈みがちだったメンバー達が、唯の登場と共に明るくなっていくのもステキ演出でしたね。

『みんな、唯が大好きだよ!』

という律のセリフを受けて、オーディエンスからの唯コールが!という場面は鳥肌モノでした。

MCもソツなくこなしつつ、今までの思い出を振り返る唯の姿に、視聴者の心のボルテージも上がりまくったのではないかと思います。
まさに、自分も観客の一員として、ライブに参加しているかのような臨場感に心が震えた気がしました。

『ふわふわ時間』のイントロでムギが身ぶりで手拍子を集めているところとかも、芸が細かくて隙が無い感じでしたね。
部員達の晴れ舞台を袖で見守っているさわちゃん先生の満足げな様子や、無事に辿り着いた唯に安堵しつつ手拍子を送る和、唯の歌の一番のファンであろう憂の信頼の眼差しといった、周囲の関係者の描写も挟まれていましたが、この3人は歌詞を一緒に口ずさんでいるのも印象的でした。
それ程長い間、唯達の練習を見守り続けて来たからだと、拡大解釈してみるのもありかも知れませんね。
憂の隣にいた友人の女の子が、唯達の演奏に明らかに心を奪われている様子なのもニヤニヤでした。
あの講堂にいた聴衆の多くが、同じ様に感動していたのではないかと思います。
ステージ上だけでなく、会場全体に流れる空気までもが込められた、今回の演奏シーン。
単なる指使い描写の細かさが増した、などの理由とはまた別のベクトルからのアプローチも大成功で、今年放送されたアニメのエピソードの中でも、かなり印象に残りそうな予感ですね。

憂の完璧っぷりはギターの領域にも例外なく発揮されていたところや、唯に対してのツンデレっぷりが原作コミック版より大幅アップしていたところ、和が唯のザリガニ伝説を語るオリジナル演出など、演奏シーン以外も密度の濃い内容で、とても楽しめたと思います。

今までけいおん!を見ていなかった方にも、機会があれば見ておいた方が良いかも!とオススメしたくなるくらい良い出来だったのではないかと思います。
あと1話ありますが、とても良い最終回でした。
\(^_^)/

次回、第13話(番外編)『冬の日!』

マシュマロ豆乳鍋…唯、恐ろしい子…!
(((゜д゜;)))

キリ良く2巻のラストまででシメる感じになりそうですね。
もう一回!という感じで、アンコール感覚で見れるのが嬉しいところかも。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (だいちゃん01)
2009-06-20 04:52:07
お久しぶりですけいおん最終回風邪をひいたのが少し心配でしたがうまくいってよかったです♪
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