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ぷいぷい!11巻の感想レビュー(ライトノベル)

2009年04月29日 19時22分14秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『ぷいぷい!』(夏緑先生原作、なもり先生イラスト)の11巻が発売中です。

表紙は今回もシエラ!
毎回恒例とも言えますが、今巻では特にMVP的大活躍を見せてくれるので、彼女が表紙で決まり!という感じかも。
まさにセレブの心は突撃!を地で行く展開に心躍らされました。
o(^▽^)o

陣も陣で主人公らしく、最終決戦前に特訓をしたり、新たな力を手に入れたり、アルフやシエラを守ろうと必死に頑張ってくれる訳ですが、いよいよ本格的な復活を遂げようとするヘロデ王に対抗するには、いささか心許ない布陣になってしまっています。
特に、アルフが冒頭から居ないのは戦力的にもラブコメ的にも寂しい感じでした。

個人的には、『アルフを助けて、サロメが味方になって、みんなで力を合わせて倒す王道展開』なのかと思っていたので、ラストバトルの展開には驚かされました。
というか、ここまでキチンとランプの魔神の設定に沿った駆け引きでの戦いを演じてくれるとは思っていなかったので、目から鱗が落ちる思いでした。
『考えるのはソロモンの知恵を持つ陣の役目』という先入観があった分、シエラ1人での行動力を少し低く評価していたかも。
陣達を守り、ヘロデを倒すために奔走するシエラの様子は、陣のお株を奪ってしまうほどの主人公っぷりを見せつけてくれるのでニヤニヤです。
決戦前夜まではかなり乙女チックに、ヒロインらしさを見せてくれていたこともあり、この恋武両道な活躍には舌を巻く思いです。
確かに、シエラらしいと言えばらしいですね。

ランプの魔神の最終魔法の正体や、某ラスボス候補筆頭さんの行動については予想通りかなという感じでしたが、今回のエピソード内にうまく配置されていて良かったと思います。
逆に予想外…というか、予想より少し処遇がひどかったのがサロメとその部下にされていたアルフの扱いでしょうか。
サロメが最後までニャロメ呼ばわりwwだったのはともかく、この巻終了時にまさかの○○状態…というのは流石に読めませんでした。
アルフのことも気掛かりですし、何らかのキッカケで再登場!となってくれることを願わずにいられませんね。

とりあえず、なんだかんだで決着が付きつつも、お話はまだ続きます!となってくれて一安心でした。
最終決戦!と書かれていたこともあり、コミック版の完結と合わせて大団円エンド!みたいな感じになるのではないかと少し心配していたので良かった良かった。
(*^-^)b

人気の豆知識もバリエーションが多くて楽しめましたが、個人的には聡子の例え話関連がことごとくツボでニヤニヤでした。
本編への関連性があまりないネタも多いのですが、これらの小ネタが作品全体のイメージをやわらかく、読みやすい物にしている気がします。
陣とシエラの掛け合い漫才共々、この雰囲気が好きで読んでいる方も多いかもしれませんね。
このユルさをマッタリと楽しめる方にオススメな作品です。
気になった方は是非チェックなさってみて下さいませ。



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