gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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とある魔術の禁書目録第13話『一方通行(アクセラレータ)』の感想レビュー

2008年12月28日 14時17分30秒 | とある魔術の禁書目録&超電磁砲
『わかったんだ・・・「実験」を止める方法が・・・!』
美琴ですら手も足も出ない一方通行を相手に、上条さんが思いついた秘策とは?
年内に終わるかと思っていたら、来年に持ち越しですかww

『考えてみれば簡単だったんじゃねぇか。ツリーダイアグラムは当然、アクセラレータが学園都市最強って設定で実験をプログラムしたんだろ?・・・だったら研究者達にこう思い込ませれば良い。「実はアクセラレータって滅茶苦茶弱かったんだな」って。』

レベル0の自分が、1対1でレベル5に勝利すること。
それが唯一ミサカシスターズを助けられる方法だと考えた上条さん。
発想の転換は見事ですが、勝率については心許ないと言わざるを得ませんね。
イマジンブレイカーだけでアクセラレータを必ず倒すことが出来るのか?という疑問は残りますが、それでもミサカを救うためにボロボロの体を省みず、駆け出していく様は格好良かったです。
ミサカのフラグはもちろん、美琴のフラグも完全にゲット!という感じですね。
姫神とインデックスが直前に、

『またか・・・!』

『アノヤロウ・・・!』

と言っていたばかりなのにww
小萌先生との間にあった色々が気になります。

とりあえず、ここ3話分の焼肉から銭湯での会話シーン自体は、学園都市が超能力を開発することで手に入れようとしているものについての大まかな説明だった訳ですが、「神ならぬ身で天上の意思に辿り着く者」を生み出す事が、その重要な課題の1つであるようです。
『人間以上のステータスを持つものが現われれば、神様の答えだって理解できるに決まっている。』とは小萌先生の弁ですが、研究者達にとってのレベル6が、おそらくそれに当たるのでしょうね。
自分だけの現実、パーソナルリアリティへの認識力こそが超能力の本質だということは前回も語られていましたが、その認識を強化、能力を拡大するために、学園都市の授業が行なわれ、また、アクセラレータの実験が行なわれているという訳ですね。
「正当な手順を踏んだり、薬品を投与したりすることで、超能力は目覚める」という法則の頂点にあるのが、今回のアクセラレータに対する実験だという風に関連付けられるかと。

不可能を可能にするという現象=非現実を、「自分だけの現実」としてより強く認識出来る者=強力な能力者という法則が成り立つ訳ですが、明確に真の最強を目指そうとするアクセラレータは、その強固な目的意識がある分、能力者としてもっと大きな力を手に入れられる可能性があるのではないでしょうか。
美琴が今のレベル5になるまでに相当な努力をしたと、小萌先生も言っていましたが、自分が強くなるためなら、ミサカを犠牲にすることも厭わないというアクセラレータの態度は、それをもっと先鋭化していったものだと言えますし、だからこそ彼は強いのでしょう。
もっとも、その考えは上条さんや美琴にとって受け入れられるものではありませんが。

しかし、上条さんが駆けつける前に、ミサカの実験は開始されていました。
「反射を適用出来ない戦闘における対処法」というテーマで行なわれた実験。
ミサカの取った方法は、電気で空気中の酸素を分解し、オゾンに変化させることによって酸欠を狙うというものでした。
これなら反射に関係なく有効打を狙えるわけですが、肝心のミサカ本人にアクセラレータが追いついてしまっては計画倒れ。
並みの相手には効果的ですが、アクセラレータはベクトルを操作して超スピードで移動することも出来ると、まさに死角なしでした。
低空を飛行する様子はドラ○ンボールっぽかったですね。
そのイメージは、なんだか無敵っぽいww

実験に何とか乱入した上条さん。
彼を見て、ミサカの中で恋心が芽生えるのは、ある意味当然の結果かもしれませんね。
周りの人間の気持ちだけではなく、自分の気持ちもまだ理解しきれていないのがミサカの特徴ですが、上条さんとの出会いが、彼女に人間らしい感情を植えつけていっているのは間違いなさそうです。

自分に対して三下呼ばわりし、立ちふさがる上条さんに対し、はじめは余裕ぶっていたアクセラレータでしたが、上条さんの右手が、彼にとってありえない衝撃を伝えたことで激昂。
イマジンブレイカーはアクセラレータのベクトル操作にも有効であることが証明された訳ですが、その能力を解析するより先に、辺りに小麦粉を撒き散らし、粉塵爆発で上条さんを始末しようとしたアクセラレータの判断力も、戦闘者として研ぎ澄まされている感じがして燃えますね。
そのまま倒しきれていれば簡単に勝利出来たかもしれませんが、油断を捨てたアクセラレータに、どうやって立ち向かうのか見ものです。
・・・このモヤモヤした気持ちのまま来年を迎えろというのは、酷な話ですねww

次回、第14話、『最強(さいじゃく)vs最弱(さいきょう)』

追記:サブタイトルが判ったので書き換えました。
漢字と読み方が逆になっているのがミソですね。




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