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とある魔術の禁書目録第22話『石像(ゴーレム)』の感想レビュー

2009年03月10日 19時00分54秒 | とある魔術の禁書目録&超電磁砲
『…ふん、上条さんは保健室の轍は踏みませんのことよ?』
超機動少女(マジカルパワード)カナミンのコスプレにニヤニヤしつつも、氷華の正体とシェリーの目論見が明らかになるシリアスなお話です。
同時に、科学(サイドの美琴)と魔術(サイドのインデックス)が初めて交差するお話でもあります。

視聴者的にはそれぞれの活躍を既に知っているので、意外と言えば意外な気もしますが、女の勘(^~^)でお互いが恋のライバルであることを見抜き、上条さんに救われたもの同士であることを知って、それなりに事情を察してしまう…という展開にニヤニヤでした。
正確には、美琴は自分の気持ちが恋心であると自覚しているのに対し、インデックスは恋愛そのものについてはあまりよく理解していないながらも、上条さんの存在や、彼に対する気持ちは特別なものである、といった方が近い感じがしますね。
アニメ的表現とは言え、上条さんの顔にもガジガジと歯型をつけられるインデックスに対して、美琴は間接キスだけで真っ赤になってしまったりですし。
(//▽//)

微笑ましい光景の一方で、シェリーのゴーレムは絶賛一騎当千祭開催中(^_^;)
教師達で結成された警備員(アンチスキル)の銃撃も全く歯がたたず。
風紀委員(ジャッジメント)よりも強い力を持つとは言え、さすがに相手が悪すぎ。
あまり目立った存在ではないですが、それでも生徒達を避難させるべく、体を張って時間を稼ぐ様子は熱かったです。
有志でそこまで頑張る彼らはもっと評価されても良いかなと思います。

とは言え、シェリー自体は虚数学区の鍵である氷華が狙いであり、アンチスキルにいちいち構っている暇は無し。
ただ、シェリーの場合、氷華をどうにかするという事が目的なのではなく、魔術サイドと科学サイドとの間に亀裂を生じさせること自体が目的で、氷華を狙うのはその手段でしかないのがミソ。
上条さんでも、インデックスでも、火種の原因となる対象なら誰でも良かったという所に狂気が感じられます。

氷華は自分自身が『AIM拡散力場が生んだ物理現象の1つ』であるという事を知らず、ひたすらパニックに陥ってしまいましたが、あわやトドメを!という場面で上条さんが駆けつけてくるというラストの演出はベタながら燃えました。
(*^-^)b

彼女をただの幻想で終わらせない為に必死の上条さんも熱いですが、それに気付かせるべく電話でハッパをかけた小萌先生はもっと熱かったですね。
見た目は子供、頭脳は大人!名教師小萌!といったところでしょうか。
…上条さんに携帯で連絡を取ろうとして頑張った姫神の扱いが小さめなのはちょっと不憫ですが。
(^_^;)

また、シェリーの放った目玉を見て、一目でそれがゴーレムだと見抜いたインデックスは、10万3000冊の魔道書の持ち主としての有能ぶりを見せてくれた訳ですが、上条さんの願いで既に脱出済み。
お互いがお互いを大切に思っているからこその譲り合いでしたが、結果的に残った氷華に、流れ弾が当たってしまったのは皮肉な結果でしたね。
イマジンブレイカーのせいで黒子のテレポートが受けられない上条さん自身が地下に残るのは仕方なかったとは言え、先に氷華を逃していれば、この結末には至らなかったかもしれないと思うと、少し残念かもしれません。
魔術に詳しいインデックスが残っていたとしても、レールガンでゴーレムにもダメージを与えられる美琴が残っていたとしても、上条さんと協力し合えばなんとかなった様な気はします。
かといって、2人を逃した上条さんと黒子の判断が間違っていたとも言い切れず、その非を責めることは出来ないとも思います。
いずれにせよ、『友だち』である氷華の正体を一時的にせよ知らずに済んだインデックス。
『よくわからなくても氷華は友だちだもん!』と以前言っていた彼女が、その正体を知った時にどの様な行動をとるかに注目したいですね。

次回、第23話、『風斬氷華(トモダチ)』

24話が最終回ということで、いよいよクライマックスな雰囲気になってきていますね。
インデックスの見せ場がどう映像化されるのか楽しみです。



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