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ゴールデンタイム第22話『パラダイスロスト』の感想レビュー

2014年03月14日 11時37分33秒 | 現在放映中のアニメ
いよいよ原作最終巻のシナリオへと突入!と思ったら、主人公とヒロインが別れたまま超修羅場ラッシュだと…!?回でした。
フラれた!?→気のせいだった!?→やっぱりフラれてた( ´゜д゜`)アチャーという流れは、万里が都合良く考えすぎな部分もありましたが、流石にリアルで同じことをやられたら立ち直れる人が居ない気もw
一見、意外とサクサク吹っ切れ&諦めて、別れたあとも香子に対して今までと同じように振る舞ってあげてね!みたいに周囲の人々にお願いする万里でしたが、どう見ても虚勢過ぎて痛々しかったですね。

というか、香子が出会った頃ぐらい周囲の迷惑を考えないゴーイングマイウェイなキャラに戻ってしまっていましたが、思わずやなっさんがフォローに入った通り、こっちも本心では無さそうな雰囲気。
万里と付き合わない決断をしたのはギリギリ個人の決めたことということで無理やり納得出来ないこともないですが、あれだけ仲良く過ごせていた友達付き合い全てを捨て去ることも辞さない!( ー`дー´)キリッというのは、いささか唐突、を通りすぎて極論に走りすぎィ!でしたね。
大学生ともなれば、あそこまで地をさらけだして本気の口論をしたりすることも無いわけで、うまく距離感を測りながら付き合っていくことも出来ると思うのですが、それが却って香子が真剣に悩みすぎ&どうしようもなく追い詰められてしまっていることを表している様にも思えます。
抗不安薬を万里が飲んでいた事や、おカメラの映像を見た事が描かれたこともありますし、本心で嫌いになったわけでは無いのは確定的に明らかですが、万里が「香子に愛想を尽かされるのも当然、今まで良く自分に付き合ってくれた」と自嘲気味に諦めてしまっているのは、見ていてイライラさせられてしまいますのう…。

ただ、万里の過去の記憶が少しずつ戻ってきている様子は今回も描かれていましたし、記憶が戻る→今の万里の記憶は無くなってしまうというのも単なる仮定ではなくなって来ているので、交際を続ける→ある日全く記憶が無くなってしまうという状況になる可能性を考えると、傷の浅いうちに距離を置こうとする考え自体は判らなくもなかったり。
ただ、既に相思相愛の仲ですし、傷が浅くて済むという段階はとっくに過ぎてしまっているので、結局無理という結論が見えてもいますね。
そんな状態でおまけんの活動を続けるのはお互いに無理でしょうし、香子が退会届を持ってくるのは自然な流れかと。

しかし、そんな香子がおまけんで見たのは、リンダと万里の壮絶な大喧嘩だった罠。
万里をはっ倒したくなるリンダの気持ちは妥当なところですし、万里以上に後悔を抱えている彼女にしてみれば、何を今更!という感じでしょうね。
あの時に戻ってやり直させてよ!とは言いながらも、直接的に万里のことが好きなの!とは言わないリンダが印象的でしたが、今はともかく、あの時点で話すことが出来ていれば、カップル成立していた可能性は高かったんじゃないかなと。
それでも今の万里の幸せを願って罪滅ぼしのように世話を焼く姿は献身的でもあり、歪でもあったわけで、ようやく全てを吐き出せたという意味では色々楽になれた部分もあるかもしれませんね。
どの道、ここから万里とよりを戻す的な方向を望んではいない様に思えるリンダには、時既に遅しでしかないような気がしますが、それでも万里がうじうじしているのを怒鳴りつけて香子との関係を諦めないように説得しようとしたのは彼女らしい気がします。

そんな二人の様子を見てしまったのは香子だけではなく、リンダに好意を寄せていたやなっさんにも全てが筒抜けになってしまったわけですが、予定外のタイミングだったとはいえ、ようやく隠し事無しの関係になれたことが吉となって欲しいところですね。
事実を知って怒り狂う&万里を問い詰めることも出来そうなところですが、あとはやなっさん自身がどう受け止め、対応するかに掛かってくるかなと。
ある意味、やなっさんは完全に被害者的なポジションですし、香子よりもむしろ彼のほうが絶縁を切り出してもおかしくないところだと思えますが、記憶をなくした万里にとって初めての親友となってくれたやなっさんの判決や、いかに?
元カノでもなく、明確な不倫とかでもなく、事例が特殊過ぎではありますが、万里の事を親友と見込んでリンダへの気持ちを相談してきたやなっさんには、十分に怒る資格があると思われ。

さて、いよいよ行くところまで行くしか無くなってきた状況なので、怖いながらも色々楽しみですが、原作がきっちり伏線回収&綺麗な結末を見せてくれたので大安心していたりw
ただ、尺的に押しているからやむを得ないところなのですが、シーン毎の結果部分は同じでも、そこに至るまでの過程というか、万里の心中描写がカットされすぎているのは勿体無いですね。
香子パパンとの車中会話シーンは、万里がいきなりキレて八つ当たりしだしたようにしか見えなかった&でも、追いかけてこなかったよな!というセリフにめちゃくちゃショックを受けた感じがあまり伝わってこなかった気がしますし、実は記憶喪失の件についてある程度事情を知っていたナナ先輩との会話シーンも、頑なに心を閉ざそうとしていた自分に根気良く付き合ってくれて、溜まっていたものを吐き出させてもらう→そうやって気遣われたことで改めてナナ先輩の優しさを再認識するという、心温まる雰囲気が薄まってしまっていたような。
原作厨的な贔屓目や初見時の思い入れもありますが、興味のある方は是非原作の方もチェックして頂きたいところです。


次回、第23話『ラストスマイル』

誰の最後の笑顔なのか気になりますね。
いよいよおまけん本番舞台~クライマックスぐらいまでの範囲で一旦止めて、改めて24話でゆっくりエピローグを描く感じになりそう?
余談ながら、エピローグは見た人毎に結構解釈が別れそうな部分もあった気がするので今から楽しみですw


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