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聖剣の刀鍛冶6巻の感想レビュー(ライトノベル)

2009年06月28日 19時47分02秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)』(三浦勇雄先生原作、屡那先生イラスト)の6巻が発売中です。

表紙は毎回お馴染みのヒロイン、セシリー。
今回の表紙衣装は、三浦先生自らがリクエストされたというダメージドバージョン的なデザインになっているのがポイント。
激しい戦闘の後でも立ち止まらずに向かっていきそうな、セシリーのイメージにもあっている感じかも。
今巻の本編内では、かなり過酷な状況に陥ったりしているので、その意味で考えるとやや暗示めいた部分もありますが、さり気に露出部分が増えてセクシーさも増している気が。
ヾ(≧∇≦*)ゝ

お話的には“聖剣の鞘”としての運命を受け入れたセシリーと、“聖剣の刀鍛冶”として、そして1人の男として一皮むけたルーク達一行が、聖剣の手がかりを求めて初代ハウスマンの生家を訪ねる…という展開です。

今はまだ目標に全く手が届いていないルーク達ですが、自分に出来る限りのことはやり尽くそうと必死になる様子が熱いです。
他人に言われたからではなく、自分自身の意志で何かを成そうとする信念は、見ていて気持ちが良いですし、お互いを思いやる気持ちも感じられてニヤニヤです。

セシリーとルークの半ば公認な間柄とは対称的に、アリアとユーインの密やかに深まっていく関係も大きな見所。
2組のカップルが形は違えど、それぞれに想いを深めあっていく様子は見ていて微笑ましいです。

恋愛面での穏やかな展開とは裏腹に、バトルにおいては敵も味方も全力全開!
どちらが勝つのか全く判らない、迫真展開に手に汗握りました。

単純に、派手な攻撃の応酬が連続するという部分だけでも十分にかっこいいのですが、強敵を相手にする場合でも、怯まず斬り結んでいこうとする心意気自体も男女問わず熱かったです。
それが加わる事で、迫力とケレン味が倍増した感じだったと思います。

また、戦闘以外の場面では、リサの成長も大きな見所です。
セシリーやルークといった周囲の人間に影響されながら、自分の役割に対する責任と自覚を深めていく様子は、健気さと力強さを兼ね備えたものに感じられました。
とある人物と言葉を交わすシーンでは、思わず胸が熱くなってしまいました。
少しクサいながらも、嘘偽りの無いストレートな言葉のキャッチボールが胸に響くセリフが多い本シリーズですが、今巻でもそれは健在です。
(*^-^)b

正義は正義、悪は悪と、敵味方がはっきりしている構図の中、ヴァルバニル戦を控えた国家間の力関係はどうなっていくのか?
連続する山場にテンションが上がりまくった後、ラストに待ち受ける驚愕の展開!
落差の激しいジェットコースターのような、スピード感と爽快感は一見の価値アリかと思います。

秋のアニメ化もいよいよもうすぐ。
予習を兼ねて1巻から読み始めるのも良いかもしれませんね。

気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。



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