スキルアウトが出てくるなら、原作で登場した面々も出てきそう！ということでワクテカでしていたら、あれ？誰この人状態だった件ｗ
黒妻綿流登場＆固法先輩との因縁が！という初見の展開に心躍りました。
しかも単発ではなく、続き物だったのも上手い引っ張り方だったと思います。
OPとEDも後期バージョンに一新され、鎌池先生も自ら関わったというアニメが初のオリジナルエピソードが見られるということで楽しみです。
武装無能力集団＝スキルアウトの呼び名通り、学園都市で落ちこぼれたレベル０の不良達が群れて能力者を襲う『能力者狩り』が問題となっていたわけですが、彼らの胸中を黒妻や佐天の発言から説明させたのは上手かったと思います
特に、佐天は前回のお話で色々と心に整理をつけた直後だと言うこともあり、実感がこもっていましたし、視聴者にも内容を理解しやすくなっていたのではないかと。
佐天のように大きく道を踏み外さずに済んだ者はともかく、実力主義な学園都市では能力の無いものに対する風当たりは厳しいものであることが必定、という大前提があるからこそ、闇もまた深まってしまう結果に繋がっているわけですが、こみいった設定部分を順序だてて説明していれば、アニメ版禁書のように長セリフ祭になってしまうのは避けられなかったかも。
がっつりと語りに入るのではなく、少しずつ世界観が浮かび上がってくるように散りばめられている情報の数々が、さりげなく的確に合わさる様子はまさに職人芸な感じですね。
ぶっちゃけ、偽黒妻の小悪党っぷりはいかにもなステレオタイプだったので、展開的にはあまりドキドキしませんでしたが、雑魚戦に時間をかけたところで大して盛り上がるわけでも無し、むしろコメディタッチに描いた今回の演出はありだったかと。
とりあえず、なんで牛乳なの？という疑問は残りますが、固法先輩が黒妻を意識して牛乳のみまくり→ばいんばいんになったという裏設定とかがあったらニヤニヤ過ぎるかもｗ
中学の時は美琴や黒子クラスだったサイズがあそこまで大きく育つとは…牛乳、恐ろしい子ｗ
黒妻も、上条さんや一方通行たちに負けず、中々に熱い部分を持ったキャラのようですが、固法先輩との絡みと、死ぬほどの目に合わされたという２年前の事件の核心部分が気になりますね。
能力が無くても、銃器類を持ったチンピラ複数を相手に腕っ節だけで渡り合うとか、やた
らと強そうな黒妻ですが、どうやって助かったのかというだけでなく、なぜこのタイミングで舞い戻ってきたのかということにも注目したい所です。
偽黒妻への復讐なら、今回再会したときにオトシマエをつけておけば良かっただけですし、何らかの正当な理由の説明が待ち遠しい感じかと。
ちょっと活躍しすぎているので、次回であっさり退場という死亡フラグ展開だった…というようなことにはならないで欲しい所ですｗ
というか、能力者の脳の演算能力を阻害して、力が制御出来ない様にする装置って、さすがに無敵すぎる気がするわけですが、これにも納得いくような弱点が設定されていて欲しいですね。
演算を邪魔されてヤバイ！みたいな状況になっていたのは良く判りましたが、特に黒子はテレポート先を間違えて「いしのなかにいる」状態になる危険性もあったわけで、力加減（しかも相手に対しての手加減的な意味で）があやふやになっただけの美琴よりも致命的ゲージは高まっていたかと。
めったに見られない高レベル者のうろたえる瞬間が見られたのはレアでしたが、折角の装置も私怨と強奪にしか使わないというのは宝の持ち腐れかも。
装置さえなくなれば勝敗は火を見るよりも明らかだったわけで、個人的にはむしろ美琴や黒子の何気ない一言が佐天の古傷をえぐりまくるシーンのほうがテンション上がったかも。
もちろん、美琴は佐天を責める目的で言ったのではないですが、彼女達でさえスキルアウトや努力しないレベル０を相手にした時の考えは相当キツめな感じでした。
悪意の在る無しに関わらず、そんな中傷にさらされてきたスキルアウトの構成員が、どんどん不良化してしまったのも同情の余地はあるかなと思います。
見た目はアレでしたが、年齢的には高校生ぐらいの構成員が中心な筈ですし、希望を見失った所に追い打ちされては、挫折してしまうのも仕方ないかなと。
正答は、佐天や美琴が既に見せているわけですが、似た境遇の者同士でつるむ魅力というのは、お互いが孤立しあっているだけに強かったはず。
そこにカリスマ的魅力を持つ黒妻がトップに来ることで、ある程度均衡は保たれていたはずですが、偽黒妻が率いるようになってからは恐怖政治→ただのチンピラ集団に成り下がってしまったんでしょうね。
技術的には驚くほど進んだ学園都市ですが、一歩闇に踏み込むとこのような世界も広がっているというわけで、魔術との絡みが無くても、どことなくきな臭さや歪みが残る感じがしました。
そこがまた、不安定な思春期真っ只中の学生がメイン住人である学園都市らしさであるのかもしれませんね。
次回、第１６話、『学園都市』
とりあえず前後編で終わるのか、今後の大きな流れに黒妻も関わってくるのか気になります。
OPでチラ登場のインデックスが出てくる日はあるのかも気になりますねｗ
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しかも単発ではなく、続き物だったのも上手い引っ張り方だったと思います。
OPとEDも後期バージョンに一新され、鎌池先生も自ら関わったというアニメが初のオリジナルエピソードが見られるということで楽しみです。
武装無能力集団＝スキルアウトの呼び名通り、学園都市で落ちこぼれたレベル０の不良達が群れて能力者を襲う『能力者狩り』が問題となっていたわけですが、彼らの胸中を黒妻や佐天の発言から説明させたのは上手かったと思います
特に、佐天は前回のお話で色々と心に整理をつけた直後だと言うこともあり、実感がこもっていましたし、視聴者にも内容を理解しやすくなっていたのではないかと。
佐天のように大きく道を踏み外さずに済んだ者はともかく、実力主義な学園都市では能力の無いものに対する風当たりは厳しいものであることが必定、という大前提があるからこそ、闇もまた深まってしまう結果に繋がっているわけですが、こみいった設定部分を順序だてて説明していれば、アニメ版禁書のように長セリフ祭になってしまうのは避けられなかったかも。
がっつりと語りに入るのではなく、少しずつ世界観が浮かび上がってくるように散りばめられている情報の数々が、さりげなく的確に合わさる様子はまさに職人芸な感じですね。
ぶっちゃけ、偽黒妻の小悪党っぷりはいかにもなステレオタイプだったので、展開的にはあまりドキドキしませんでしたが、雑魚戦に時間をかけたところで大して盛り上がるわけでも無し、むしろコメディタッチに描いた今回の演出はありだったかと。
とりあえず、なんで牛乳なの？という疑問は残りますが、固法先輩が黒妻を意識して牛乳のみまくり→ばいんばいんになったという裏設定とかがあったらニヤニヤ過ぎるかもｗ
中学の時は美琴や黒子クラスだったサイズがあそこまで大きく育つとは…牛乳、恐ろしい子ｗ
黒妻も、上条さんや一方通行たちに負けず、中々に熱い部分を持ったキャラのようですが、固法先輩との絡みと、死ぬほどの目に合わされたという２年前の事件の核心部分が気になりますね。
能力が無くても、銃器類を持ったチンピラ複数を相手に腕っ節だけで渡り合うとか、やた
らと強そうな黒妻ですが、どうやって助かったのかというだけでなく、なぜこのタイミングで舞い戻ってきたのかということにも注目したい所です。
偽黒妻への復讐なら、今回再会したときにオトシマエをつけておけば良かっただけですし、何らかの正当な理由の説明が待ち遠しい感じかと。
ちょっと活躍しすぎているので、次回であっさり退場という死亡フラグ展開だった…というようなことにはならないで欲しい所ですｗ
というか、能力者の脳の演算能力を阻害して、力が制御出来ない様にする装置って、さすがに無敵すぎる気がするわけですが、これにも納得いくような弱点が設定されていて欲しいですね。
演算を邪魔されてヤバイ！みたいな状況になっていたのは良く判りましたが、特に黒子はテレポート先を間違えて「いしのなかにいる」状態になる危険性もあったわけで、力加減（しかも相手に対しての手加減的な意味で）があやふやになっただけの美琴よりも致命的ゲージは高まっていたかと。
めったに見られない高レベル者のうろたえる瞬間が見られたのはレアでしたが、折角の装置も私怨と強奪にしか使わないというのは宝の持ち腐れかも。
装置さえなくなれば勝敗は火を見るよりも明らかだったわけで、個人的にはむしろ美琴や黒子の何気ない一言が佐天の古傷をえぐりまくるシーンのほうがテンション上がったかも。
もちろん、美琴は佐天を責める目的で言ったのではないですが、彼女達でさえスキルアウトや努力しないレベル０を相手にした時の考えは相当キツめな感じでした。
悪意の在る無しに関わらず、そんな中傷にさらされてきたスキルアウトの構成員が、どんどん不良化してしまったのも同情の余地はあるかなと思います。
見た目はアレでしたが、年齢的には高校生ぐらいの構成員が中心な筈ですし、希望を見失った所に追い打ちされては、挫折してしまうのも仕方ないかなと。
正答は、佐天や美琴が既に見せているわけですが、似た境遇の者同士でつるむ魅力というのは、お互いが孤立しあっているだけに強かったはず。
そこにカリスマ的魅力を持つ黒妻がトップに来ることで、ある程度均衡は保たれていたはずですが、偽黒妻が率いるようになってからは恐怖政治→ただのチンピラ集団に成り下がってしまったんでしょうね。
技術的には驚くほど進んだ学園都市ですが、一歩闇に踏み込むとこのような世界も広がっているというわけで、魔術との絡みが無くても、どことなくきな臭さや歪みが残る感じがしました。
そこがまた、不安定な思春期真っ只中の学生がメイン住人である学園都市らしさであるのかもしれませんね。
次回、第１６話、『学園都市』
とりあえず前後編で終わるのか、今後の大きな流れに黒妻も関わってくるのか気になります。
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