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ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~第9話『タバサの妹』の感想レビュー

2008年09月02日 02時21分50秒 | ギアス他カテゴリ分け終了済み作品
『…姫様にお尋ねしたいことがあります。…姫様はどう思っているのですか?…その…、サイトの事を。女王としてではなく、友人として、1人の女性としてお答えください!…サイトの事、1人の男性として想っているのではありませんか?
…良いですわ。姫様の気持ちは姫様の気持ち。私がとやかく言うことではありません。しかしながら、サイトは私の使い魔です。手をお出しになるならば、相応のお覚悟を持ってお望み下さい。』

相手がアンリエッタであろうと、いや、アンリエッタだからこそ。自分の気持ちを真正面からぶつけるルイズが凛々しくて格好良いですね。

お話的には、タバサの妹を名乗る少女、イルククゥ(=そよ風の意)との出逢いをきっかけに、タバサの危機を知ったサイト達がアンリエッタにタバサ救出の許可を得ようとするも、危険性および政治的判断から認められず。
シュバリエの称号の返上と、女王直属の騎士隊であるオンディーヌ騎士隊からの除隊を申し出てでもタバサを救いに行こうとするサイト達でしたが、アンリエッタは投獄という強行手段をもってこれを阻止。
アンリエッタの親友でもあり、また直属の配下でもあったルイズですが、サイトへの想いと、貴族として、人としての筋を示すため、あえてアンリエッタと決別。

『タバサはいつも、私達を助けてくれました。だから今度は私達が助けたいんです。』

形式上は反逆者の汚名を着ることも厭わず、かつてサイトが語ったのと同じ言葉をアンリエッタに残して、自ら獄中へ進みサイト達と合流。
とは言え、杖もデルフも取り上げられ、なすすべなしか?と思われたところを、東方号を囮にしたキュルケとコルベール先生の計らいで脱獄。一路ガリアを目指すことに。…という展開でした。

サイト達が投獄されたことをみんなに知らせた立役者、イルククゥの正体が、実はタバサの使い魔であり、伝説の古代竜の一種でもある“風韻竜”シルフィードだということが判明するのが一番の注目ポイント!…な訳ですが、9話目まで引っ張った割りにはあっさり1話内で正体が発覚!という感じになったのがちょっとモッタイナイ気もしましたね。

原作、特にタバサとシルフィードの2人がシュバリエの任務に赴いた時の出来事を綴った番外編、『タバサの冒険』を読んでいる方にはバレバレだった訳ですが、テファと同じく、なのね言葉がカワユスなイルククゥも、強引に序盤から出してあげていても良かったような気がしました。変身の前(シルフィード役=新井里美さん)と後(イルククゥ役=井口裕香さん)で別の声優さんを使っているなんて、何という贅沢仕様(^_^;)

肝心のタバサは、哀れ“捕らわれの姫”となってしまいました。イーヴァルディの物語にあるような、彼女を救い出す“勇敢なる騎士”の登場に期待したい所ですね。

『…まだ足りぬ。余の命ある限り余に仕えよ。』

聖地シャイターンの門を守るべく、ガリア王の配下となる契約を交わしたビダーシャルですが、シェフィールドのような驕りから来る隙もなく、優男風な見た目とは裏腹に、歴戦の強者としてサイト達に立ちはだかりそうです。
記憶を無くさせる薬と忘却の魔法という関連性から、アニメ版独自のテファ関連のイベントがあったりするのでしょうか?

強引にビダーシャルを口説いたガリア王ですが、その理由は、

『退屈なだけだ。』

の一言のみ。彼の狂気が窺えますね。
“門に4人の悪魔が云々”というくだりは、残りの話数では無理っぽいですね。ここは未来の4期、5期辺りが製作されることに期待かも(^~^)。

タバサを助けにドタバタするのは当然としても、アンリエッタの今後の扱いが気になりますね。
このままなし崩しで終わってしまうのではなく、彼女なりのけじめを見せてくれることに期待です。
原作ラノベ版と違ってサイトと触れ合う機会の順番がまとまっていないので、急に気紛れに近くにいたサイトにすがっているような印象ばかりが目に付いてしまう感じで残念かも。
恋人を2度失いながらも、サイトとルイズの絆を見守るうちに、女性としても、女王としても少しずつ成長していく…という感じが見たいかな~と個人的には思います。

一波乱ありそうな次回、『国境の峠』に期待です。
予告で見えたシエスタの大胆なポーズが最後に全部持っていったような気が(//▽//)。



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