gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

ガーリー・エアフォースの感想レビュー(ライトノベル)

2014年09月11日 23時02分23秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『ガーリー・エアフォース』(夏海公司先生原作、遠坂あさぎ先生イラスト)が発売中です。

表紙は、メインヒロインのグリペン。
見かけによらず凄腕のパイロットな彼女ですが、実は人間ではなく未知の技術を土台にした戦闘機の操縦機構=アニマと呼ばれる存在だったり。
たとえ人間じゃないとしても、こんな美少女にキスされたらハート撃墜必死ですわ(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、ザイと呼ばれる謎の高機動飛翔体兵器によって航空戦力が事実上無力と化し、人類が滅亡の危機に瀕している世界で、幼い頃にザイの攻撃で飛行機乗りの母親を無くした主人公・慧は、その2年後、ザイに対抗可能な能力を持った真っ赤な戦闘機に命を救われることに。
不時着したその戦闘機に乗っていたピンク髪の少女を救助しようとした慧は、何故か彼女にキスされてしまい…という、空戦×ボーイ・ミーツ・ガールラブコメ展開です。

実在の戦闘機が登場したり、航空自衛隊の基地内でのやりとりが描かれていたりと、空戦好きなら(・∀・)ニヤニヤ出来る要素が多いですが、それほど専門的な知識が無くても十分雰囲気を掴むことは出来ると思います。
既存の戦闘機よりも圧倒的にスペックが高いモノ同士の戦いがメインになってくるので、むしろリアルスペック重視派よりも純粋に速い!強い!!カッコイイ!!!(;゜∀゜)=3ムッハーとテンション上がる人のほうが楽しめるかも。

大好きだった母親の仇であるザイを倒すことが出来るグリペンの正体に驚きつつも、少しずつ彼女に対する理解を深めていく慧と、彼によってそれまで知らなかった穏やかな日常や感情を与えられ、それを宝物のように大切に扱うグリペンとの異種族間交流に心温まりましたね。
明確な恋愛感情になる前の“ほのかな恋心”的距離感がこそばゆくも心地良かったです。

危険な戦いに身を置くグリペンは勿論、自分の住んでいる地域が既に最前線状態の慧も、空襲があればいつ死んでしまってもおかしくない状況にあるわけで。
慧がザイに一矢報いたいという復讐心を持ってしまうのはある意味自然だと思いますが、それを成し得る存在であるグリペンの心のコンディションを整える事は、結果的に彼女を死地に送り込むことでもあるのが切ないところですね。
グリペン自身は人間を守ることに何の疑問も抱いておらず、やる気満々ですし、慧にしても彼女を利用して…みたいな暗い考えで動いているわけではなく、純粋に彼女の力になりたいという善意ゆえなわけですが、普通の人間というにはまだまだ未成熟な知識と感情の持ち主であるグリペンとどう向き合っていくべきなのか?また、慧自身は何がしたくて何が出来るのか?という問題に対してどんな答えを見出すのかが大きな見どころかと。
思春期主人公ならではの心の成長がどう描かれていくのかも楽しみですが、慧自身にも何やら秘密がありそうなので、本編の進行に合わせてどう掘り下げられていくのか、私、気になります♪
慧本人は今回のクライマックスのようなアプローチで戦闘に加わるのか、また違った方法で介入していくのかも大きな見どころとなってきそうですが、今のところはザイが人間ではない分、敵を殺すことの罪悪感云々という重い展開にはならなさそうですし、そのほうが個人的には好みかも。

ラブコメ的には、中国人幼馴染の明華との三角関係がどうなっていくのか(というか、はじめから攻略済み状態w)、金髪ハツラツ系美少女のイーグルとの絡みは増えるのか、おそらく増えるであろうアニマ系新キャラがどんな娘なのかといった感じで、ザイとの戦闘以上に恋の鞘当てが激化していきそうな予感ですね。
本人達にとってはある意味命懸けでしょうが、こっちはじゃんじゃん激しさを増していっても大歓迎♪


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

電撃文庫&電撃文庫MAGAZINE公式サイトはこちらから


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村

blogram投票ボタン


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。