描かれた魔法世界の違い

角野栄子とJKローリングはともに魔法を使える人を主人公としているが、そこには大きな違いがある。角野さんの描く魔女とは人間と混じって暮らし、人間世界に点在するように人間と共存して暮らしている。JKローリングの描く魔法使いは人間界に隠れた魔法使いの世界を構築しその中で時々人間界にも、魔法世界が気づかれないように時々姿を表す。その魔法界では、魔法界を独裁支配しょうとする闇の魔法使いと、それを拒み魔法界の秩序を守ろうとする魔法使いたちとの熾烈な争いで満ちたかなり凄惨な物語でもある。その中で思春期の少年少女の恋愛や葛藤などが描かれている。
　角野さんの描いた魔法というのは、真名さんでいうとレムリア的な魔法観である。つまり組織化されていない個々の魔法使いの物語だ。逆にJKローリングの描いた魔法の物語は組織化され体系化された中での魔法使いたちの物語であり、その中には支配も搾取も描かれていて、どちらかというとアトランティス的な魔法観で描かれている。ということを、今日の朝一を見て思った。
　角野さんの話によると元々魔女とされたのは、家族の健康を守ろうといろいろな薬草などをしようしたお母さん達が始まりなのだそうだ。なので、魔女とは元々レムリアてきなものだったのだろう。しかしローマ法王庁を初めとする世界をがっちり一つの教義で支配しようとするアトランティス的な勢力からはそのレムリア的なものが目障りで仕方なく、魔女狩りや魔女裁判で排除していこうとしたのではないかと思う。まーそれに対抗しようとすると魔法界もアトランティス的になって対抗するしかなかったかもしれない、その世界がハリーポッターの描かれた世界であると感じられる。

カードはウソをつかない

　例えばこんな依頼があった。去年紹介された男性が気になりますが連絡がありません。わたしのことはどう思われているでしょうか。これだけだったら、普通は「あなたと付き合う気がなかったからではないですか？」と単純に答えてしまいそうだが、一応ラクルースで展開してみた結果２人に潜在する問題で塔の逆が出てきたので、「何かあなたのことで、あなたに対する考えが一変するような出来事があったのではないでしょうか。」と返したら、思い当たることとして、紹介された直後に自分に恋人が出来たが、その人とは長く続かなかったというのだ。それだったらもうそれだけで、連絡が来なくなる十分な理由であると思うのだが、本人はそれにさえ気づいていないようで、「結果にコミュニケーションのカードがでているので、ご自分から連絡を撮ってみたらいかがですか？」と答えた。

無料鑑定依頼者は全てを開示して占いに望まない

　無料鑑定のせいか、まずは実力拝見？と思うのだろうか？依頼者は全てを開示して占ってもらおうとしない。そのためなぜこのカードが出るのだろう？と不思議に思うことがあり、依頼者とコミュニケーションをとる中で、ああ、やはりそうだったのかと思わされることが度々ある。
　私が以前独立経営の電話占い師に相談をしたときは、一分２００円だったこともあり、事前にしっかり鑑定をしてもらってから結果を聞きたいと、思いつくすべての情報を先に知らせてから、その結果を聞くというスタイルで鑑定してもらった。ちょっと自分には辛い鑑定結果だったが、今ではそれが自分の気持ちを固めて行動に移す、背中をしっかりと押してくれたと思う。何度もやりとりする中で、次第に全貌が明らかになってアドバイスに繋がるのは、無料鑑定だかななのではないだろうか？有料では料金分しっかり鑑定して欲しいから、そういったことはあまりないと思うのだがどうだろうか？今ヤフー掲示板で占っていて、鑑定に納得いかず再度質問してきた人は、やはりしっかり状況を提示しないで依頼してきているようだ。

タロットをしてます

　今年の2月、ふとタロット占いをしてみようと思った。本を読んだり、動画を見たりしてやりかたを知った。難しい理論はないので実践しながら覚えようと思った。そして、ジモティーという無料掲示板で依頼者を募集した。最初は一日一件くらいは依頼があった。そこで三十数人、50件以上を鑑定してみた。中には何度もやり取りしたり、実際にラインで結果を知らせた人もいた。結構タロットは当たる。何もその人のことがわからないのに、カードにその人の置かれている状況が現れる。かなり当たってるところ
があったようで、参考にしてもらえて嬉しかった。