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くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん (71)アオマスク Hoplolatilus starcki

2013-07-05 09:29:23 | シパダン図鑑

スズキ目キツネアマダイ科キツネアマダイ亜科サンゴアマダイ属のアオマスク。
世のダイブサイトではレアものと言われるけれど、シパダンでは平平凡凡。
さがさなくたって、視界に入ってくる。
私が持っている初版の「日本の海水魚」にはなぜかアオマスクは登場しない。
困った時の「REEF FISHES of the World」を見ると、英名はPurple headed tilefish。
紫には見えないけれど…。
その他の英名、Bluehead tilefish、Blueface tilefish、Blue tilefish、Blue jaw tilefishの方がしっくりくる。
そして、だいたいはペアでいると書いてある。

ペアどころか…

アケボノハゼに負けず劣らず、アオマスクも、ときにけっこうな団地を形成する。

でも、神経質で引っ込みがち。


なんでTileなのか、辞書をひいたけれど、わからなかった。
【tilefish】は、「a long, slender bottom-dwelling fish of warm seas」とだけ書いてあったが、たいして深くもないところから、バンバンいる。
アオマスクをはじめて見たのは、確かパラオ。
まあ、シパダンがこんな状態なので、なんとなーく、パラオとかから足が遠のくわけで…(すんません…)
ただ、パラオには、全身青々のかわいらしい幼魚がいた。
シパダンにはこんだけいるんだから、お子様も絶対いるはず、と思って探すけれど、めったに見ない。
それにシパダンのアオマスクって、他の海のアオマスクに比べると、やたら大柄なのだ。
滋養豊富な海、シパダン。



それにしても、みんなすぐ引っ込めるように、常に巣穴の入り口が頭の先に…。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(70)クロヒラアジ Carangoides ferdau

2013-07-04 09:38:58 | シパダン図鑑
スズキ系スズキ目アジ科ヨロイアジ属 クロヒラアジ


シパダンでもめったに見ない。
バラクーダポイントの外洋で、ごくたまにすれ違う程度。
Bar jack。しましま。
他にもいっぱい名前がある。
Blue trevally, Banded trevally, Barred trevally, Ferdau's trevally, Forskaal's jackfish。
Bar jackがシンプルでいいな。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(69)モンツキハギ Acanthurus olivaceus

2013-07-03 10:01:12 | シパダン図鑑
スズキ目ニザダイ科クロハギ属のモンツキハギ。


Orangeband Surgeonfishで、超発色系オレンジが目を引くけれど、この魚を気に留めたことはなった。
ナンヨウハギを撮ろうとしたらたまたま写っていただけ…。
幼魚の頃は黄色くて、それから体の前後で、ベージュとブラウンと色が変わり、さらに年を取ると黒くなるんだそうだ。
きっと、別のハギと思ってしまうにちがいない。
こうやって考えると、まったく関心のない、たまたま写りこんだサカナも、ひまにまかせて図鑑で調べてみると、いろんな生態を知ることができておもしろい。
コンデジで駄フォトをじゃんじゃん撮ってみるのも、ダイビングの興味を広げるもんだ。


それにしても、Surgeonfishの尻尾って痛そう。
まっ黒くて何も見えないけれど、尻尾の付け根にメス型のトゲがあるのでSurgeonfishと呼ばれるそうだが、そのトゲにスパッとやられると、傷はとても深いらしい。
モルディブなんかでは、サザナミトサカハギの長く邪魔くさい尻尾にやられる人がけっこういるらしい。
私が好きなパウダーブルーにしても、みんなすっとぼけた顔しているのに、見かけによらないもんだ。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(68)アカモンガラ Odnus niger

2013-07-02 09:03:57 | シパダン図鑑

バラクーダポイントでは、アカモンガラがカーテンのように降り注ぐ。
アカモンカーテンはモルディブの方が遮光な感じ。
尻尾が悪魔っぽくて、あんまり好きなカーテン柄ではないけれど。
「癒し」と感じる人もいるようだけれど、私は、あー、いるいると思うていど。
だからアカモンガラだけの写真を撮ったことがあるのが不思議なくらい。
あ、いちばん下に、ムレハタタテダイの背びれが1本…。





Redtoothed triggerfish。
全身が濃紺に濃い緑が混じったような色合いなのに、アカモンガラ。
このアカの由来は、この英語名の赤い歯にあるようだ。
見たことないけれど、上顎の前歯が2本つきでているそうで、見たくないけど機会があれば見てみようっと。

プランクトンイーターなわりには、気が強いらしい。
キヘリやゴマのように、ダイバーを攻撃するわけではないけれど、やはりカワハギ気質なのだ。

お子様。左上にエビサンの視線…


単色だと思ってたのに、こうやって見ると、顔とボディと尻尾が違う色なんだ~。
全然気にしたことがなかった…。



まりん・らいふ・いん・しぱだん(67)モンガラカワハギ Balistoides conspicillum

2013-07-01 09:17:45 | シパダン図鑑
フグ目モンガラカワハギ科モンガラカワハギ属のモンガラカワハギは人気者。

幼児の頃。

まさにキュートという言葉がぴったり。
でも…この水玉見ると、紺色に白い水玉模様の、レトロな湯呑み茶わんを思い出すのは私だけ?
よく会社とか、町内会でお祭りの打ち上げなんかのときに使われる、やたら頑丈で安っすいやつ。

だんだん黄色の網目が出てきて…

この網目模様、個人的には苦手。

おとなになるとますますあみあみ…。


Clown Triggerfish…まさにピエロ。
Bigspotted triggerfishって、子供のころの水玉サイズの方が、おとなの紋よりかわいかったのに残念。
でも、アイドル扱いされるルックスなのはわかる。


単独かペアで行動というのに、ある日のサウスポイントでなぜかトリオ。


ペア+単独!?


協調性なく攻撃的な性質だそうだ。
まあ、カワハギ系は仕方ないのかな?