折々のうま-当たらぬでもなし

泉下で涙する杉浦 千畝

オヒョウの「エンガワ」

2013年11月07日 06時45分55秒 | グルメ
元ホテル料理人が「偽装レストランの見抜き方」を指南(dot.) - goo ニュース

加工肉は論外だが、少なくともエビは出しているわけだろう。
気取ることなく、腕で勝負すれば真の庖丁人達は巻き返してくる。

問題はチェーン店、セントラルキッチンの食餌を提供しているところである。
そこにいるのは料理人ではなく、食品加工労働者である。
私は彼らを店とすら認めない。彼らが出す物は餌である。空腹を満たすだけの餌である。
一連の食材偽装が問題なら、回転寿司は詐欺である。

かっぱ寿司でオヒョウの「エンガワ」で嬉々としているようでは、
知ったかぶりである。
「良心的」な回転寿司の店は大概つぶれたか、チェーン化できないでいる。
回転寿司の食材詐欺、バイト管理の危険な衛生レベル、
それを補うための過剰な添加物、真空パックの横行。

マスコミが回転寿司に踏み込まないのはスポンサーだからである。
マスコミの正義に踊らされてはいけない。

一番怪しいのは管理栄養士である。
彼らが受けた教育は、天然素材よりはHACCP管理の真空パックレトルト、冷凍食品偏重である。
大量調理の必要悪の教育が、食育に繋がると思ったら大間違いである。

頼もしいのは組織を離れ、反旗を翻した有為の管理栄養士達がいることだ。
彼らは資格をひけらかさないし、寄りかかることもない。
彼らだけが希望である。


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