折々のうま-当たらぬでもなし

泉下で涙する杉浦 千畝

馬券構成を考えることは無駄なのか

2009年01月20日 00時00分00秒 | 競馬
一言で言うと無駄である。

厳密に言うと、投資としては避けて通れない問題だが、
プロ以外の方は肝心要の馬券検討が疎かになってしまう。

JRA-VANなどでは、最適計算をやってくれるサービスがあるようだが、
平場・条件戦以外は無用の長物である。

やる以上は単複、馬単、馬連、ワイドで考えるべきである。
3連複は1日に1レースは馬連以下になるキワモノ馬券であるから、
馬連2頭軸から流す以外はお勧めしない。
3連単で5万馬券以上になれば、的中自体が困難なところに、
構成など考えても意味はない。
馬券構成はトリガミを避けるものであるという風に割り切ってほしい。

普通のファンなら週刊競馬ブックを買った方が、
余程、馬券の足しになるというものである。

なぜこのように言い切ってしまうのかというと、
オッズ自体、他人の人気に乗っかっているものである以上、
G1の様に最後の20分に投票が極端に集中していては、
いかに完璧な計算でも、ずれが当然生じてくるからである。
最近は自動投票も出来て、ギリギリまで粘れるタイプもあるようだが、
私に言わせれば、トリガミはともかく、
どこに神経を使っているのだろうと思う。

繰り返しになるが、平場・条件戦は別である。オープン以上と違って、
馬式の違いで極端な「人気の盲点」が生じるからである。

平場・条件戦に限ったことではないが、
「人気の盲点」というのは穴狙いの重要な要素である。
馬券で収支を黒字にするためには、人気と潜在能力のギャップということは、
絶えず意識して行かなくてはならない。
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私の馬券修行3

2009年01月19日 00時00分00秒 | 競馬
3連単が導入されて一番こたえたのが、
とにかく当たらないことだ。

5連敗は普通でトンネルに突入すると、
10連敗というのもざらだった。

3連複時代は1レースで2~3万円使って、75%の回収率に近かったので、
平均すれば5~8千円損失を出していた。
神様ではないので、3連複5万馬券などというときは当然外すわけで、
3連複の成熟と相まって配当も低め決着となり、
人気上位から怪しい馬を切っていくという安易な考えでは、
配当も取れなければ、的中もしないという最悪の状況だった。

その中でG1レースでたどり着いた結論としては、
1.人気はステップレースの結果・人気に引きずられる。
  特に「前走1番人気で惨敗した馬の巻き返し」
 に過剰に期待する傾向がある。
2.ステップレースの取捨が非常に重要。
3.血統に関わりなく似たステップで勝ち上がった馬は、
 似た傾向で勝ってゆく。
4.コース経験は非常に重要。
5.どんなに先行有利のコースでも差し追込組も1セット残す。
  その逆もしかりである。
  1セットというのは3連単を取れる組み合わせということである。

以上である。

例えるなら、今年の牡馬3歳路線では、ディープスカイのステップは、
キングカメハメハに似ているなという点だ。
タイプは違っても、出しているオーラが他の馬と違うということだ。

いろいろ細々した点はあるが、基本はこの5つである。
平場のレースはまた別なのだが、あまり経験がないので、
ある程度になったら私なりの見解をまとめてみたい。
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私の馬券修行2

2009年01月18日 00時00分00秒 | 競馬
馬単もやっては見たが、馬連と配当が差して変わらず、
興味は自然3連複へと向かった。

もともとワイドは1・2着、1・3着、2・3着の3点的中があり、
3回に1回位のレースでは3点的中していたので、そこそこ自信はあった。

その頃にはボックスの馬数制限は外れ、5頭から漏れた6頭目の馬に
穴を開けられていた私は徐々に買い目を増やしていくことになる。

その頃は、まだ馬式が成熟していなかったため、
オッズ上位から気にくわない馬を切り、
繰り上げていくという方法で、結構的中させ、
そこそこ配当もついていた。。

その頃から重賞のみやっていたのだが、3連複6頭ボックス20点で、
東西2万、3万ゲットという日もあった。

単勝でも10倍超を的中させたりしていたので、当時は何とも思わなかったが、
今もそれくらいの的中率なら神様扱いである。

3連複では当ててトリガミというケースが増えてきたのと、
堅い決着で低配当なのは仕方ないにしても馬連を下回るに至って、
不満は頂点に達した。

当時は3連複ボックスに本線からの流しで配分を考えていたが、
どう考えても頭にならない馬や、
この組み合わせは絶対ないと思われるものが頻出し、
馬単や馬連、ワイドも買ったりしていた。

また、馬券構成に時間と労力を費やす状況となり、
ひたすら3連単フォーメーション馬券の登場を
待ち焦がれることになるのである。
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私の馬券修行1

2009年01月17日 00時00分00秒 | 競馬
私が競馬を始めた頃は、単複、枠連、馬連、
ようやくワイドが始まった頃だった。

何も分からず、新聞の印とオッズを参考に、
とにかく網羅するように買っていった。

基本は馬連ワイドの5頭ボックスで、
緑のカードで本線を買い増ししていた。
当時は、5頭までの制限があったような気がする。

コースの違いも無視して、前3走の好走馬から抽出していた。

しばらくして、自然にひいきの馬が出てくるようになり、
流し馬券も併用するようになった。

ボックスは100円馬券だが、本線は500円~千円単位。
オッズで調整していた。
たまに買う単複は併せて1万円位だった気がする。
振り返ってみれば、昔の方が余程玄人らしい買い方だ。

その頃「世界のエイシンプレストン」などの見出しが、
新聞に踊っては惨敗し、ずいぶん稼がせてもらった。
海外遠征はろくなことにならないとの印象はこの頃強くした。

収支は大負けもしないが、大勝ちもない、時折プラスになるが、
75%に収斂されていくという状態だった。

資金配分にやたら時間が掛かり、競馬をしているのか、
計算をしているのか分からない状態になった。

そうこうしてるうちに馬単、3連複の導入が始まった。
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折々のうま

2009年01月09日 22時19分13秒 | 競馬
当たり外れは別として、ご覧になる方から見て、
理想の競馬ブログとはどんなものだろう。
ミハルミさんのように脅威の回収率なら文句なしだろうが、
私にはその能力もないし時間もない。
直前に全馬検討をしたいが、これまた厳しい。
余裕があれば、単勝指数、連対指数、複勝指数も発表したいが、
これまた夢物語だ。
頭はないが、三着ならといった感覚を数値化したいが、
勤めながらの片手間にできる事ではない。

よく考えてみれば、そんなのは有料サイトでやっていることである。
ただなので見てやっているという人もいるだろうが、
数字を見るのに疲れた人のオアシスになっているのではないか。

そうなると、目標ははっきりしてくる。
昔、朝日新聞に大岡 信 氏の「折々のうた」というコラムがあった。
季節季節の詩歌を紹介していく名物コラムだった。
私のような定型詩やポエムはちょっとという者でも、
心洗われる思いがするコラムだった。
休載を挟んで、結局連載が終了したときはかなりの寂寥感に襲われたものだ。

そういう人は私だけでなく、その後しばらく天気予報の概況が、
文体をまねた時期があった。

小寒の季節は七草の季節でもある。
北日本の太平洋側を季節外れの台風並の低気圧が北上する。
たまには家で粥をすすり故人の知恵に思いを馳せるのもいいだろう。
三陸沖に抜けた後は暦通りの冬型の気圧配置に戻る。

つたない文章で、うまく再現できないが雰囲気はこんな感じだ。

やっぱりタイトルを「折々のうま」に改題します。
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