記者クラブは「報道の談合」

国民の知る権利のために、政治家が既得権と戦い、メディアが不公平な状況を守る
現在の日本の記者クラブシステムは、異常以外の何ものでもない。
記者クラブメディアは一体いつまでこうした古びて不健全な既得権益にしがみついて
いれば気が済むのか。
そうしている間にも、日本のメディア界は、世界の情報産業の現状から完全に取り
残され始めている。
日本の政治とメディアの深刻なガラパゴス化は、すでに現実化し始めている。
（週刊上杉隆）

記者クラブは「報道の談合」である。
小沢詣でのゼネコン批判は「目糞鼻糞を笑う」だ。

フォーメーション考

私は早見表を縮刷して持ち歩いているが、
モバイルなど買えませんという人もいると思う。
Ｅｘｃｅｌを貼ってあげればいいのだろうけど、
おじさんだから面倒くさいんだよな。

本場・場外で早見表を見ているのも何だし、
券売機の前で気が変わるのも良くある話だ。

参考までに３連単の速算法を

頭１頭軸
頭が１頭なので、軸馬が２着、３着に来ることはない。
単純に２着３着欄が同じなら頭数分の順列組み合わせだ。
相手４頭なら４×３＝１２、５頭なら５×４＝２０だ。

頭２頭軸
頭が２頭なので倍になるのだが、軸馬が２着３着に来る組み合わせが出てくる。
２着３着欄が同じなら頭数分に軸馬が１頭入ってくるので、
１足して順列組み合わせの２倍だ。
相手４頭なら（４＋１）×（３＋１）×２＝４０
相手５頭なら（５＋１）×（４＋１）×２＝６０だ

頭３頭軸
頭が３頭なので３倍になるのだが、軸馬が２着３着に来る組み合わせが出てくる。
２着３着欄が同じなら頭数分に軸馬が２頭入ってくるので、
２足して順列組み合わせの３倍だ。
相手４頭なら（４＋２）×（３＋２）×３＝９０
相手５頭なら（５＋２）×（４＋２）×３＝１２６だ


頭４頭軸
頭が４頭なので４倍になるのだが、軸馬が２着３着に来る組み合わせが出てくる。
２着３着欄が同じなら頭数分に軸馬が３頭入ってくるので、
３足して順列組み合わせの４倍だ。
相手４頭なら（４＋３）×（３＋３）×４＝１６８
相手５頭なら（５＋３）×（４＋３）×４＝２２４だ

軸５頭はボックスでも６０通り。考え方は同じだ。

フェブラリーS結果

着順等は必ず主催者発表のものでお確かめ下さい。

当てただけのトリガミ。
それにしてもエスポワールシチーは強かった。

1 ④◎エスポワールシチー 牡5 57.0 佐藤哲三 1:34.9 498(-4) 1.7倍 1人
2 ③△テスタマッタ 牡4 57.0 岩田康誠 1:35.3 482( 0) 13.0倍 5人
3 ⑥○サクセスブロッケン 牡5 57.0 内田博幸 1:35.9 532(+11) 6.4倍 2人
4 ②－ケイアイテンジン 牡4 57.0 四位洋文 1:36.8 476(+4) 136.5倍 14人
5 ⑫▲グロリアスノア 牡4 57.0 小林慎一郎 1:37.0 518(+2) 15.1倍 6人

9 ⑪☆スーニ 牡4 57.0 川田将雅 1:37.4 474(+4) 26.6倍 7人
10⑭◆リーチザクラウン 牡4 57.0 武豊 1:37.6 510(+2) 9.5倍 4人
11⑮？ミリオンディスク 牡6 57.0 Ｃ．ルメール 1:38.0 530(-2) 81.5倍 12人
12⑧△レッドスパーダ 牡4 57.0 横山典弘 1:38.4 538(+4) 9.3倍 3人

４着ケイアイテンジンが意外といえば意外だが、
着差を見れば４着以下は余りに大差なので考えても意味がない。
いくらでも入れ替わる余地があるということだ。
極端に言えば２着以下も着差以上の差がある。

正解馬券
馬連④－③⑥⑪⑫

馬券的には厳しかったが、こんなときこそ各紙の予想を比較して欲しい。
⑭◆リーチザクラウンなどにでんでん虫を打っている予想もある。
オッズ解析でも危険極まりない単複乖離で単勝低オッズ。
当たりはずれはともかく、狙いが自分のセンスにあっているか、
納得できるか、噴飯ものか、改めて見直してみたらいい。

予想でも書いたが、中山2500からの距離短縮は、先行型では好走実績が
なければ駄目なのである。一変はないのだ。

フェブラリーＳ枠順確定【出走取消による変更】

【出走取消があります。ご注意下さい。】
枠順等は主催者発表のものでお確かめ下さい。
変更点：⑩オーロマイスター【△→取消】⑪スーニ【△→☆】　　

◎④エスポワールシチー　牡５　57㎏　佐藤哲三
・エスポワール。なんと響きの良い言葉だろう。
　休養明けではあるが、彼こそは「希望」の名にふさわしい。
　内枠のいいところを引いた。
　1600ｍは去年の当レース４着を含め、（3.0.0.1）。左回りも(3.0.0.1)だ。
　惜しむらくは「シチー」の冠名がダサダサだ。
　ケツについても冠名とはこれいかに。

○⑥サクセスブロッケン　牡５　57㎏　内田博幸
・これもまあいい枠だろう。
　去年の覇者だ。中だるみになったが前走で復活。
　ウチパクは骨折後の病み上がり、鞍上も復活と行きたい。

▲⑫グロリアスノア　牡４　57㎏　小林慎一郎
・東京1600(2.1.1.0)だ。
　前走東京1400、前々走阪神1400とも直結コースで１着だ。
　外目の枠になったが、前々走は１６頭立てでの大外枠での快勝だ。
　ただ、斤量が２㎏増えると前走も書いたが、来たので警戒だ。
　４歳春の斤量増は必要以上に警戒しないことにした。

☆⑪スーニ　牡４　57㎏　川田将雅
・この馬はもう少し内枠を引きたかったろう。
　正直言って取捨に迷う馬だが、前走は明らかな斤量泣きで0.2秒差。
　オーロマイスターが出走取り消しになったので☆を回した。

△③テスタマッタ　牡４　57㎏　岩田康成
・ほぼ希望通りの枠だろう。
　ＪＤＤの覇者ということで人気になりそうだが、当該コースの武蔵野Ｓ
１１着１秒差は頂けない。
　浦和記念、川崎記念と南関東裏街道みたいなローテで勝ちきれない
どころか、はっきり差を付けられている。
　斤量も１㎏増で、連下までが妥当だろう。

△⑧レッドスパータ　牡４　57㎏　横山典弘
・中枠なので、影響なし。
　好調横典が逃げ切ってしまう可能性もあるが、初ダート、斤量２㎏増。
　私は本線にしない。芝1600(4.1.0.2)。距離適性も微妙だ。

？⑮ミリオンディスク　牡６　57㎏　Ｃ.ルメール
・また外枠を引いてしまった。
　穴を開けるとすれば、この馬だ。前走外枠。斤量も増減なし。
　東京(0.1.0.3)、距離不安で、で見送りとしたが、２着は３走前の霜月Ｓだ。
　ルメールというだけでも買いたいが、本命対抗が堅いと見るなら、頭２頭で
ここまで印を回すのもいい。

◆⑭リーチザクラウン　牡４　57㎏　武豊
・こいつも外枠だ。
　ダイワスカーレットが出るとか出ないとか、もめたことがあったが、
彼女は当時、前走有馬で２着だった。
　中山2500は先行力があれば、そこそこの結果が出るコース
（距離不安が囁かれたダイワメジャーが07年有馬３着）で、
逆もまた真なりとは言えないが、この馬のマイル適性はＧ１レベルでは
ないと思っている。
　初ダートも問題だが、血統も適性がないようだ。

エスポワールシチーが同型馬がいると言うことで不安視されている。
かしわ記念は中位での競馬で勝っているだけに余り心配していないが、
休養明けは確かに不安材料だ。

ダイワスカーレットは前で競馬をすることが多かったが、
同型馬がいれば好位での競馬もできて、全く不安がなかった。
テンよし、中よし、終いよし。
私は軸馬が抜けるのが嫌いで、マルチが苦手だが、
マルチで買いたいと思った馬はダイワスカーレットが最初だった。
最強牝馬はダイワスカーレットだと今でも思っている。

エスポワールシチーは私の「希望」となるのか。

喰えたばこで切々と禁煙を説く馬鹿

予算通過前恒例の疑惑のキャッチボールだ。
先攻自民党で民主党の拝金ぶりにも落胆だが、
自民党の諸先生方の追及も、プロレスの大技合戦さながらで、
いつ攻守入れ替わるとも分からないのでこわごわ、
声の大きさ、口調の厳しさとは裏腹に中身は空疎そのものだ。

こんなんじゃいけない、我が党はあらゆる形の企業献金を辞退します。
他党も労組献金も辞退していっそ法制化してしまいましょう。
非課税団体（宗教法人）の献金などはもってのほかです、とやったら、
私などは感激屋なので、法制化の暁には起案者の政党に入党してしまうだろう。

喰えたばこで切々と禁煙を説く馬鹿。
こんな戯れ言が頭をよぎった。

大本営発表を垂れ流し続けたマスコミの愚

検察よりも情けないのはマスコミだ。
まず、独自取材がなく、検察幹部だの、消息筋だの、
ニュースソースの秘匿といえば聞こえはいいが、
リークを垂れ流し、結果として踊らされた。

小沢氏の行動は誉められたものではないし、
政治資金については団体献金廃止までの
過渡的な過程と私は考えたい。

マスコミは、小沢氏の政治生命を絶つのが目的だったのか。
うちの父が奇しくも言った、
「まるで、刑務所にでも入れられそうな勢いだな」
というのが、絶妙な表現だと思う。

政治資金規正法はお小遣い帳の記帳ルールである。
野党への献金に名前を出したくないという企業がいて、
そのご希望通りにすると、その時点で違反ではあるが、
それ自体で収監されることはない。

特定業者の指名など「天の声」もないのに大金が動き、
箔付けのためにゼネコンが資金集めに狂奔するのは何とも理解しがたい。

だが、政治献金とは元来そんなものなのである。
企業献金は下心が見え見えなので、何かあると下種の勘ぐりは当然であるが、
賽銭でさえも見返りを期待してしまう、日本人ならではの感覚だと思う。

政治献金を清浄にするなら、議員宿舎はある程度の水準でないと
国民のレベルが疑われるだろう。
公務員宿舎の批判は結構だが、全廃したら首都圏大震災や南海大地震では、
駆けつけることもできず政府機能が麻痺してしまうだろう。
入らないで済むものなら、清々する人が多いだろう。
それを理由にして、災害時にばっちり有給消化だ。
普通は災害時には猫も杓子も狩り出されるのだが、
通勤もままならないのに全然関係ない課の職員が
どこまで持ちこたえられるかだ。

そのときはマスコミは、リスクマネジメントがなっていないと
こぞって騒ぐだろう。
殺人事件までも飯の種にする。それが商業媒体の宿命。
センセーショナルと繰り返しは洗脳の技法である。

霞を食うような話も真に受けている。
本当に日本人は成熟と洗練には縁のない国民だ。
小沢報道に大本営発表の亡霊を見た思いがする。

今こそ文化放送にマスメディア集中排除原則の適用を（改題）

マスメディア集中排除原則は、
「放送をすることができる機会をできるだけ多くの者に対し確保することにより、
放送による表現の自由ができるだけ多くの者によって享有されるようにする」
ためのものです。（放送法第２条の２等）
（総務省「電波利用ホームページ」）

また、
出資比率規制
①　一般放送事業者の場合
○　放送対象地域が重複する場合、１０分の１を超える議決権の保有を禁止
○　放送対象地域が重複しない場合、５分の１以上の議決権の保有を禁止
役員規制
○　５分の１を超える役員兼務を禁止
○　代表権を有する役員、常勤役員の兼務を禁止

の規制があるが、
(株)フジ・メディア・ホールディングスはいずれにも抵触しないものの、
子会社として
株式会社フジテレビジョン（100%）
株式会社ニッポン放送（100%）を保有し、
主要株主として
文化放送 (3.30%)が名を連ねている。

この３社はライブドア騒動で明らかになったとおり、
実質的に一体であり、人的交流も盛んである。

キー局とネット局ならともかく、このような関係は
「マスメディア集中排除原則」の趣旨に反する。

この解決は単に文化放送が(株)フジ・メディア・ホールディングス
の出資を引き上げればいいという話ではなく、さらに積極的な是正、
例えば他のテレビキー局の傘下に入るのが望ましい。

もっとも、ＴＢＳは既に兼営、日本テレビはＲＦラジオ日本を所有、
テレビ東京は親会社の日本経済新聞社が株式会社日経ラジオ社を
所有しており、消去法でテレビ朝日となる。

財界の走狗はいかにもインチキくさいのである。

現状だけで考えては歴史の過ちを繰り返す

いわゆる小沢法案が廃案になりそうで、
個人的には胸をなで下ろしているが、
極端な多数を得るとへんてこりんなことをやりたくなるのは、
小泉に限らず世の常のようだ。

例えば政府委員（官僚）の答弁を禁じたり、
事務次官はいらんといってみたり、
日本に税金払うのは無駄と公言し、税務署に乗り込む連中に
参政権を与えたりである。

かつて自民党が４０日抗争を繰り広げても、政府は粛々と機能し続けた。
事務次官の機能は非常時にこそ大きい。

建設、農林などの利権官庁はともかく、
財政金融、国籍入管、交通流通、公衆衛生、社会保障の分野は
止まったらおしまいである。
官僚へのブラフなら良いが、本気で考えているなら、
共産党支持者には失礼だが、日本共産党以上のトンデモ政党である。

愛読いただいている皆さんは既にご承知と思われるが、
民主党のアキレス腱は半島パチンコロビーと極左勢力だと指摘してきた。
混迷が深まるようなら、参院選直前の首班交代が現実味を帯びてくるだろう。