折々のうま-当たらぬでもなし

泉下で涙する杉浦 千畝

週刊文春「和田 誠」が体現する“日本の閉塞感”

2023年05月02日 00時00分44秒 | 文化

週刊誌の表紙は既視感の代名詞と言っても、大げさではないだろう。

きれいどころの女優やモデル、男性だったら時の人、

あるいは無難なイラストである。

なかでも、週刊文春は特異な経過をたどっており、

2019年の没後今日に至るまで、和田 誠のイラストで通している。

 

「文春砲」と言われる社会を賑わす際どい記事が増えてきた週刊文春にとって、

表紙の絵のおかげでかろうじて品性を保ち、ロゴを見なくても週刊文春だと分かるから

(Wikipedia)

これを惰性と言わずして何であろう。

思わず黒田 日本銀行 前総裁を思い浮かべてしまった。

次世代のクリエーターの育成を放棄した週刊文春。

「怠惰の公器」と化した週刊文春は、いつまで、和田 誠の表紙を続けるのだろうか。

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無粋な寿司客

2021年02月06日 04時32分20秒 | 文化

真贋ない交ぜなのが、インターネットの世界だ。

常連になった寿司屋から、余り良くないネタだけど、

安くしておくから食べに来てと言われて憤慨して行かなくなった、

という話が載っていた。

MSNだったような気がするが、すぐ消えてしまったし、

店名もないので罪がないのかも知れない。

まず、基本的にはまともな寿司屋なら、食中毒が怖くて、

ひどいネタは出さないという点。

取れ取れを強調する寿司屋もあるが、

少し時間を置いた方がうまいネタもある点。

そもそも、「良くない」が謙遜かも知れない点。

私はカウンターなら、動きそうもない白身や光り物をチョイスしている。

トロはまともに値段が取れない商品なので、1貫まで。

別にネギトロを頼んで端材を消費している。

端材じゃない店もあり、これは異論もあると思う。

私は常連なので端材でいいと言っている。

最初に頼んだりするのが、ご愛敬だが、

常連とはそんなものだと思う。

 

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経済危機はなぜ文化を衰退させるのか

2020年05月30日 00時40分22秒 | 文化
道楽が成り立たない、
あるいは道楽に割けるお金が減るのが問題なんだ。
マニアや通が商業ベースで成り立つというのがすごく大事なんだ。
タニマチ文化やパトロン文化もあるんだけど、
庶民に愛される文化は厚みがある。
それはスキャンしたり、動画で保存しても成り立たない。
そんな媒体は「復元」には役立っても、ダイナミズムや息遣いは伝わらない。
文化が細くても繋がっている線なのか、
連続性がない点なのかでは文化の深みが違うんだ。
日本の独自性ははそこに尽きるだろう。
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アーミーマーって痛烈な英語教育批判よ

2020年04月07日 20時09分23秒 | 文化
アフターコロナはインバウンド激減よ。
パラダイムよ、ゲームチェンジよ。
ちょっとかじった英語なんていらなくなるのよ。
フィリピン英語でメールや契約書はちょっとね。
コアな日本オタクに永住権与えた方がいいのよ。
大体ゴクミがフランスで日本語や英語話してるの?

英語教育が激変 中学で「My name is~」はもう古い
(NEWSポストセブン)

ユーヤーユーは変化がないけど、次が結構派生するんだ。
ヒムヒムヒー、シーホーヒーがいいな昭恵。
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「哲学」がないところがだめなのね

2020年04月07日 01時33分57秒 | 文化
中国とかアメリカとか。
イタリアだって、EUに医療予算を緊縮させられたあとは、
「絆」なんて、ふわふわしたものは無力だったわ。
台湾は国家の存亡を賭けて、
中国のアンチテーゼとしての生き方を選んだのよ。
ドイツの冷徹な合理主義も考えさせられたわ。
ところで大感染源の宗教は何なの。
「免罪符」時代から進歩がないのよ。
カルトで片付けちゃダメよ。
たぶん私も忘れちゃうけど。

俺の哲学は「スノッブ」だよ昭恵。
強い者には弱く、弱い者には強く。
流行に弱く、伝統は蹴散らす。
清貧なんて大嫌いだ。
お花見できないならお食事会だ。
グローバリズムだ、改憲だ。
セレブは休診して石垣島だ、軽井沢だ。
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棒読みの魅力って、なんかぴんとこないわ

2020年04月01日 15時19分05秒 | 文化
それはサビ抜き食ってる子供みたいなもんだよ昭恵。
ただの棒読みじゃないんだ。
スイッチャー、タイムキーパー、そしてプロデューサー。
すべての上に君臨し、速報の飛び込みも台本があるかのように対応する。
相手のアンカーがMCっぽい人なら、さらに真価を発揮するんだ。
棒読みの人にコメント振る古館みたいなのはダメだね。
あたふたさせていいのは速報、コメントは間延びした時と最後。
棒読みの人は、飯食いながらとか、
ビール、ウイスキー、日本酒なんか飲んでる時に都合がいいんだ。
こっちのペースで集中できるからね。
今のニュースは集中と感動の押し売りなんだよ。
ドラマ、映画にも言えるけどね。
いいものは丁寧さがあれば、盛り上げなくても勝手に訴求してくるもんさ。
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店で流れている曲はインストゥルメントが多い

2020年03月20日 07時42分34秒 | 文化
オルタナティヴ・ロックはもう流れない。
AKB、乃木坂、欅坂あたりが多いが、
ジャズの時もあるな。
エリック・クラプトンやイーグルス、ABBAはうれしいな。
泣いてしまうのはクイーンだ。

甥などは元歌が分かるのだろうか。
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残念極まりないYahoo!プレミアム会員「読み放題」の広告削除

2020年03月19日 22時45分04秒 | 文化
経費削減で雑誌が置いてある銀行も減ってきたが、
昔は週刊文春・新潮、アサヒグラフが相場だった。
時代は移り、アサヒグラフは廃刊、朝日新聞はAERAへの後継に失敗し、
セレブ系の歯科医院にはサライが置いてある。

がっちり熟読もできないので何を見てるかといえば、
普段買うこともないブランド広告を読むことが多く、
銀座に縁がない筆者などは広告で海外ブランドの日本進出や、
日本新興のブランドの勢いを知ることが多かった。

私淑している山本 夏彦 氏は「広告我を欺かず」と言ったが、
まさにそのとおりで、どんなに広告料をつぎ込もうが、
タイアップ記事は1ページ以内に気づくし、
うさんくさい広告の企業は5年以内にライバル誌の方で糾弾されることが多かった。

Yahoo!プレミアムには仕事先のWi-Fi接続の関係で加入したが、
うかつにも雑誌の読み放題はつい最近気がついた。
欲を言えばキリがないが、家庭画報やDiscover Japanあたりの広告が削られている。

読み放題とは関係ないが、私が朝日を取るのは、読売ジャイアンツが大嫌いで、
広告と書評、そして家庭欄が充実しているからで、
決して天声人語や社説に共感しているからではない。

朝日にはもう少しブランドイメージを指向した、
抑制的で高踏感ある紙面作りをお願いするとともに、
Yahoo!プレミアムの雑誌にはそのまま広告を掲載いただけるよう
切にお願いする次第である。
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なぜ、狂歌、短歌の類いが多いのか

2019年11月30日 07時26分09秒 | 文化
それはこのブログのタイトルに由来する。
私淑する大岡 信 先生が朝日新聞に
「折々のうた」というコラムを連載していた。
どんなに厭なことがあっても、
あのコラムに救われた思いになったのは、
私だけだろうか。
今の朝日に欠けているのは、
あの「高踏」感だと思う。
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余りにも薄っぺらな朝日の「人権」「芸術」「戦争責任」

2019年08月16日 06時51分40秒 | 文化
重ねた忖度が生んだ「不自由社会」 芸術が消され、次は
(朝日新聞)

「慰安婦人形」のモデルは日本と全く関係ない。
 戦時賠償は必要にせよ、問題は「現地人」の詐欺的で強引な勧誘だと思う。
「昭和天皇陛下の肖像焼却コラージュ」に至っては悪趣味極まる。
 これを有料記事にしている感覚がおかしい。
 
 安倍政権は絶体絶命時に必ず中韓朝露&トランプがやらかすという不思議な
神風延命政権だが、朝日がこんな体たらくでは長期政権は揺るぎないだろう。

 朝日は反日新聞の汚名をそそぐことは、令和の御代でも不可能だろう。

 今や皇室こそが最も権威ある護憲勢力にして憲政の使徒と言わざるを得ない。

 
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