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折々のうま-当たらぬでもなし

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馬券工学の不毛の論争に答える(ワイドに想う)

2012年12月29日 08時26分58秒 | 馬券工学の不毛の論争に答える
条件戦では基軸となるワイド馬券。
G1以外はほとんど買わなくなり、買う機会も激減したワイド馬券。
枠連よりは100倍ましなワイド馬券。
ワイドを買える人間でありたいと思う。
どんなときに買えばいいのか。
それでは答えよう。

条件戦以下のレースでは基軸となるというのは前述した。
他の券種との組み合わせが中心だが、既に(初心者の心得)で述べた。
つくづく買いにくくなってしまったと思う。
人気薄2頭なら、さらにフォーメーションや2頭軸から3連複、3連単と
買い進めるケースが多い。
人気サイドならお薦めできない。

信頼度が低いレースでの人気薄からの流し。
人気薄同士のボックス買いを3~5頭。
初心者の練習用や条件戦の肩慣らしもいいが、
本来は低配当という性格から言っても、
穴2頭が本線になってしまった場合の1点買いが魅力を生かせる。
馬単、馬連、ワイドと重ね買いする。
ワイドは3点的中がある。
2頭軸からフォーメーションという手もある。
ワイドを買える馬券師だけがさらなる高みを目指せる。


馬券工学の不毛の論争に答える(正しい3連単マルチ)

2012年12月29日 06時26分44秒 | 馬券工学の不毛の論争に答える
邪道呼ばわりしてきた3連単マルチだが、
正しい使い方はある。
それでは答えよう。

軸1頭の場合は、単勝オッズが3倍以上ついていること。
相手は6頭以内。(90通り)
軸の単勝オッズが高ければもう少し相手を増やせるが、
人気サイド決着でのトリガミのリスクは増える。
単勝オッズが低ければ相手を絞ればいいが、
そうなると穴馬を組み入れるのが難しくなってくる。
いわゆる馬券術では、6~10番人気などと平然と書いているが、
複数の相手の人気順合計ならともかく、
1頭だけならオッズ(もしくは各券種の投票支持率)にかなり偏りがある。

そもそもいつの時点の人気順なのか。
500万条件あたりでは最後の10分でかなり動くものだ。
人気順というのは配当と必ずしもリンクしない。
オッズ買いは仕方ない面もあるが、人気順で当てはめていく馬券というのは、
実は拠り所の人気順はとらえどころがないし、実際の投票支持率の裏打ちもない。

ぐだぐだ書いているが、1頭軸の軸馬の条件は単複の採算ラインとも言える。

軸2頭は人気順の合計が9を超えてくると、かなり採算ラインが下がってくる。
2頭なので1頭が1番人気でも、もう1頭が9番人気以下ならかなり手を広げられる。
この券種は比較的融通が利き、総流しでも96通りに収まる。
ただし、軸2頭を確実に当てるというのが大前提となるので、
総流しならワイド1点買いの合成オッズに近づいていく。
軸2頭が人気サイドでも相手が絞れればトリガミは格段に減る。
条件戦、マイルスプリント戦には適している。

G1では午前10時を過ぎると、連勝系の投票支持率というのは案外動かない。
G1は素人の投票が多いので荒れるという面もあるが、
出走馬の実力がG2以下に比べれば拮抗しているとも言える。
素人を出し抜いて、G1で稼ぐのが真の馬券師ではないのか。
邪心で曇った予想はレースを狂わせる。
まずは馬ありき、オッズは次に検討。
採算ラインはnetkeibaのオッズ検索で確認したい。