おかげさまで、将人もずいぶん立派な体をした青年に成長し、この春、中学卒業となります。
普通はせっかく中高、専攻科とエスカレーター式に進学できるところに在学しているのだから、よほどのことがない限り、そのまま高校進学を考えるのでしょうが、へそ曲がりな親父はそうは考えません。「ふつうはそう」だからこそ、敢えて「他ではなく、この道しかない」という強い理由が欲しいと思いました。何故なら、制度的にも発達的にも、知的障害児にとって今後の3年間が最後の教育期間だからです。
だから、この1年間、他の選択肢はないものか。2009年1月の現時点ではこの道こそが、本当に世界中で最善の道なのかと模索しました。
治らない病気になった時、治らないながらも、あらゆる手段でいろいろ治療を探すのと同じようなものです。自分の病気だと意外にあっさり諦めて、まだ元気なうちに好きなことをする事の方に没頭するかもしれませんが、ごく身近な人間のことだと普通以上にシャカリキになってしまうのが男親の常です。
卒業後の事を考えると、地元の作業所等と関係の深い、地元の養護学校の方がいいかもしれません・・・。
親亡き後を考え、どのみち施設入所を考えるなら、(入学試験をまた受ける必要がありますが、) その先も完備しておいでの光の村土佐校という選択肢もあるでしょう。
中学でもう義務教育は終わりなのですから、いっそのこと学校はもう終わりにして、特色ある入所生活を工夫しておいでの施設もあるようですので、空きがあればそちらの方向というのもいいかもしれません。
精神病院入院というのは難しそうです。
もちろん長期同居可能なまでに、普通の家庭生活が営めるようになる事が一番いいのは、言うまでもないことです。それがためにこそ教育していただいているつもりです。
一方、土佐も秩父も、光の村高校の特徴として、トライアスロンに本格的に取り組む、という世界にもまれな異色の校是があります。これを受け入れられるかどうか。
そして、来年度というか、ここ数年間は、光岩移転という親も頑張らざるを得ない状況があります。これに、親子ともども心身的、経済的に耐え、いい環境が完成するまで頑張れるかどうか。
そして何より、今でさえ過酷な勤務に耐えて下さっている秩父校教職員の方々がこの先も頑張り通して、学校を維持していって下さるかどうか。
様々な観点から考えました。
普通はせっかく中高、専攻科とエスカレーター式に進学できるところに在学しているのだから、よほどのことがない限り、そのまま高校進学を考えるのでしょうが、へそ曲がりな親父はそうは考えません。「ふつうはそう」だからこそ、敢えて「他ではなく、この道しかない」という強い理由が欲しいと思いました。何故なら、制度的にも発達的にも、知的障害児にとって今後の3年間が最後の教育期間だからです。
だから、この1年間、他の選択肢はないものか。2009年1月の現時点ではこの道こそが、本当に世界中で最善の道なのかと模索しました。
治らない病気になった時、治らないながらも、あらゆる手段でいろいろ治療を探すのと同じようなものです。自分の病気だと意外にあっさり諦めて、まだ元気なうちに好きなことをする事の方に没頭するかもしれませんが、ごく身近な人間のことだと普通以上にシャカリキになってしまうのが男親の常です。
卒業後の事を考えると、地元の作業所等と関係の深い、地元の養護学校の方がいいかもしれません・・・。
親亡き後を考え、どのみち施設入所を考えるなら、(入学試験をまた受ける必要がありますが、) その先も完備しておいでの光の村土佐校という選択肢もあるでしょう。
中学でもう義務教育は終わりなのですから、いっそのこと学校はもう終わりにして、特色ある入所生活を工夫しておいでの施設もあるようですので、空きがあればそちらの方向というのもいいかもしれません。
精神病院入院というのは難しそうです。
もちろん長期同居可能なまでに、普通の家庭生活が営めるようになる事が一番いいのは、言うまでもないことです。それがためにこそ教育していただいているつもりです。
一方、土佐も秩父も、光の村高校の特徴として、トライアスロンに本格的に取り組む、という世界にもまれな異色の校是があります。これを受け入れられるかどうか。
そして、来年度というか、ここ数年間は、光岩移転という親も頑張らざるを得ない状況があります。これに、親子ともども心身的、経済的に耐え、いい環境が完成するまで頑張れるかどうか。
そして何より、今でさえ過酷な勤務に耐えて下さっている秩父校教職員の方々がこの先も頑張り通して、学校を維持していって下さるかどうか。
様々な観点から考えました。