将人とともに together with Masato

For the parents in the world, whose children have autism.

爪を痛めてハニービー

2007年01月05日 | 余暇
いつものように朝のランニングをしようとすると、いつになく将人がきつそうにして走ろうとしない。冬休みに入り、だんだん床につく時間が遅くなってはいたが、あまりに遅くなった時は敢えて起きる時間もずらして、最低でも何とか7時間以上は睡眠時間を確保しているので、夏休みのような失敗はないはずだ。

どうもおかしいなと思い体を見てみると、お尻を痛がる。見ると、自転車の乗り過ぎが原因か、お尻が一部擦り剥けて赤く腫れ、少し化膿しかけているようだ。早速、化膿止めの軟膏を塗った。

念のため、足も見てみた。果たして、両足親指の爪の下が内出血しているではないか。どうも足が大きくなって、更にこの前のマラソン大会も重なり、指先が悲鳴を上げていたらしい。本人はなかなか細かな事を自分では言わないので、こういうのは本当に困る。ただ、押しても痛がらないので、今回急になったというよりも、じわじわと長い経過でなった可能性もかなりある。3週間前、爪を切る際に見た時には、ごく少し内出血しかけているかなと思った程度だった。何にしても、急いで少し大きめの靴を買う事にした。今まで27.0センチだったので、今度は27.5センチだ。アスファルト道路を毎日走るので、クッション性を高めるため中敷きも入れた。

念のため、ランニングはしばらく休ませて、代わりに筋力トレーニングと自転車に重点を移した。それにしても、今時のスポーツサイクルはどうしてああも小さく、かつ堅いサドルなんだろうか。自分のはファミリーサイクル用の大きなサドルに代えたが、あまりに不格好なため、将人のは専用ジェル製クッションをサドルの上に載せるだけにしてある。将人に聞くと、あのサドルでも痛くない、と言うのだがどうも怪しい。ここらのコミニュケーションが本当に難しい・・・。

運動がしづらくなってしまったので、いきおい室内で遊ぶ事が多くなった。せっかくのお正月だからと、今はやりのハニービーというヘリコプターのおもちゃを買ってきた。ラジオコントロールならぬ、赤外線コントロールで、15センチ程度の発泡スチロールの機体がものの見事に浮き上がり、まるで蚊のように空中をさまよう。自分もそうだが、小さい頃、ラジコンにとても憧れたものの、あまりに高価だったため買ってもらえず、と言うか言い出せず、あれは大人の遊びだと諦めて来た。そんな中高年の男性がおもちゃ屋に次々訪れ、買っていくという。さもありなんと、本当に思った。実に面白い。こういう物にあまり興味を示した事もない将人が、ハニービーだけはとても面白がって一日中遊んでいる。ニコニコ生気溢れる表情で、視線をハニービーにしっかり合わせて遊んでいる・・・。

ハニービー シルバー

シー・シー・ピー

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普通の子ならごく当たり前の事だが、これが今までなかなかできなかった。ヘリコプターを買ってきたとしても、その箱の一部に書いてある三角の図柄をやたらなで回していたり、ヘリコプターを飛ばして遊ぶ物と思わず、ただ投げつけて遊んでしまっていたり・・・。

ハニービーを買ってきて本当に良かった。親子二人で遊んでいる。

こんなお正月がうちにもやっとやって来た。

コメント
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