Along with the Mekong

メコン川の流れのように

発芽コーヒー

2008年12月04日 | コーヒーネタ

キタナイ(煎りムラが多い)焙煎。。。と言わないで欲しい。

お金をかけて、わざわざ「発芽委託」というのに出して、コーヒー生豆を発芽させてもらった。生豆はわずか3日で発芽し、洗って芽を落とし、mameの元に返ってきた。その乾燥がなんというか、むちゃくちゃ不均一なんである。だから焙煎も、直火ではこれが限界。

なんでそんなことをやったかというと、発芽玄米同様、発芽させたコーヒー豆は、アミノ酸成分に変化がおきて、お味もよくなると、発芽業者に説明されたからだ。サンプルに焙煎した豆をもらったが、発芽させない豆と飲み比べないと味の変化がわかんないじゃん・・・と、自分の豆を送って、発芽させてもらった。こういう好奇心だけは人一倍のmameなんだもん。

 戻ってきた生豆は、写真のようにヘソがあいていて、重さも減っていた

見た目にも、触った感じでも、かなり水分を吸っているのがわかったので、増えているかと思った重量が減っていた。業者さんに言わせると「皮が取れた」せいだという。

水分含有率がめちゃくちゃ高いから、フツーの豆より1割ほど、焙煎後の減少率が高い。結局、1kgの生豆を発芽させ、焙煎すると、650gほどの焙煎豆しかできない。効率悪いなぁ。

それにしても、なんで発芽させた生豆はこんなに軽くなるのだろう・・・と、ない知恵絞って考えるmame。生豆が発芽する際に、豆の中の養分をすべて芽にくれてやっているということなのだろうか。ということは、この豆は産卵後の秋鮭のメス状態!?
(宮城に住んでいたときに知りましたが、産卵後のメス鮭の身は、栄養が抜けていてボロボロで、地元の人たちは食べないんですわよ)

さて、発芽コーヒー。挽く。香りは弱い。ドリップする。味は確かにマイルドだ。変わったコーヒーを煎ったときには最初に飲んでもらう、リトマス試験紙代わりの老母は、「まろやかでおいしいコーヒーね」と言った。

なんだけれど、なんかね、抜けているっぽいともいえなくもない。発芽していない同じ豆と飲み比べながら、なにか納得のいかないmame。で。。。。また、禁断の域に踏み入れてしまった。うーーーむぅぅぅぅ。。。。

mameのサロンはコーヒーの研究室ではないし、そんなことをやっていても一銭にもならないのよ~と思いながら、どんどん突っ込む禁断の域。その話はまた後日ね。

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