Along with the Mekong

メコン川の流れのように

ハノイで発見

2006年09月30日 | ベトナム日記
のんびりしたシーサンパンナからハノイに舞い戻ってきた。バイクがひっきりなしに行きかい、クラクションは途切れることなく、正気ではいられないほど、すべての密度が濃い。 歩道はバイクの駐輪場兼屋台の食事処となっていて歩く隙間がない。そして道路は、バイク、自転車、シクロ、天秤棒を担いだおばちゃんと、速度の異なる動体がひっきりなしにうごめいていて、ワタシのような初心者は足を踏み出すのにすら勇気がいる。気合 . . . 本文を読む

ガンランパ

2006年09月29日 | 中国・雲南ネタ
シーサンパンナの町中から車で45分。ダイ族の住むガンランパに着く。椰子の木が風に揺らぎ、南国情緒たっぷりだ。訪れた目的は、ここの中学で教鞭をとるTonyに会うため。Tonyの中学の学生もほぼ100%ダイ族で、出家中のため衣を着て登校してくる子どももいる。ワタシは時々この学校を訪ねては、Tonyの英語の授業に乱入し、子どもたちと話をさせてもらったりしている。パントマイマーの友達と訪ねたときは大うけだ . . . 本文を読む

Stage of Dream

2006年09月28日 | 中国・雲南ネタ
夕べは、シーサンパンナの教員学校で英語の教鞭をとるAlexと会って、先々の夢の話をした。ちなみに、中国では、英語の勉強を始めたときに先生から「英語名」を授与され、なぜか仲間うちでも英語名で呼び合う。だから、Alexといっても、バリバリの中国人だ。 Alexの英語、特に翻訳能力はとても高いという噂だ。で、重宝がられて学校での仕事以外に政府関係の翻訳や通訳を手伝わされていて、いつでも多忙を極めている . . . 本文を読む

mame in シーサンパンナ 4

2006年09月27日 | 中国・雲南ネタ
風邪を引いたという噂を聞きつけて、友達がホテルに見舞いに来てくれた。牛乳、ビスケット、果物そして風邪薬持参。ありがたい。生の棗は初めて食べたが、さくさくして、酸味も程よくとても美味しい。今が旬のザボンもみずみずしい。タイにいるときはザボンに塩と一味をかけて食べていたけれど、スパイシーな味に慣れているタイ人にはこのさっぱりした味は物足りないのかもしれない。風邪薬はその睡眠作用がとんでもなく強く、飲ん . . . 本文を読む

風邪?

2006年09月26日 | 中国・雲南ネタ
夕べのご飯・・・モツ炒め、青菜炒め、ジャガイモの炒めものと炒め物3品のおかず。スープは鶏。お頭からおみ足まで、一羽丸ごと入っている。よくみて~、お頭が写ってるの、わかるぅ? ショウガがきいていて味は悪くないけれど、やっぱり油で炒められていて、かなり脂っこい。デザートはかぼちゃのドーナツ。お箸を刺すと、じゅわっと油が染み出してくる。「食べ物が美味しいところにしかハマらない」のがワタシ。ここだってまず . . . 本文を読む

mame in シーサンパンナ 3

2006年09月25日 | 中国・雲南ネタ
シーサンパンナ、正式には、西双版納ダイ族自治州。その州都・景洪(ジンホン)。中国中がそうであるようにここも開発ラッシュに沸いている。町中だけではない。少数民族の村も、高速道路建設に伴い随分移転させられている。それなりに政府からの補償は得ているようで、移転先ではタイル張りなどの快適な住まいを手に入れている。しかしなぁ、どうしてこういうセンスになるかなぁ、というものもいっぱいできてしまっているのだが、 . . . 本文を読む

mame in シーサンパンナ 2

2006年09月24日 | 中国・雲南ネタ
この地区のスーパーマーケットでは、ドリンク缶は逆さに積んである。口をつける側が上を向いて埃にさらされないように、ということらしい。ソーダコーヒーに勝るとも劣らぬ奇妙な飲み物。緑茶にレモンと砂糖が加えられている。この味が癖になるには、ワタシなんぞはまだまだ年季が足りない。ネスレの商品で、こちらでは一応ブランド物。 そして、どこにいくにも必需品となったワタシの旅の友。折りたたみ式のカセット式ドリッパ . . . 本文を読む

mame in シーサンパンナ

2006年09月23日 | 中国・雲南ネタ
7月に植えたお茶の苗木を見に行く。他の苗木の10倍の値段を払った「紫茶」の苗がちゃんと育っているかがとっても心配。苗木は高かったが、茶葉も高値がつくというので、ちょっと植えてみたけれど、なんだかとってもひ弱らしい。 投機性も高く、今の相場は、産地の取引価格で1kg8000元(約12,000円)だ。欲と好奇心に駆られてこの茶園プロジェクトにクビを突っ込んでいるワタシは「もっと植えようよー」というの . . . 本文を読む

ハノイ-昆明-シーサンパンナ

2006年09月22日 | ベトナム日記
ハノイにいると、そこが社会主義国であることを感じることがある。町も人もなんとなーく、暗い。そしてプライドが高い。なにかにつけて「私たちは誇りを持っています」と胸を張り、商談をしていても、「そんな小さい単位の取引、私たちにはなんでもないことです」と、態度はどこまでも高ピーだ。ちょっと「中華」入ってますなー。その辺、ホーチミンは面白い。市場の中でも同じものを何箇所かで売ってるので、値段比べに行ったり来 . . . 本文を読む

ハノイ到着

2006年09月21日 | ベトナム日記
  機内食のメニューと新しくなった入国書類。メニューは、「とりモモ肉」が日本語で「鶏股肉」と書かれていて笑えた。入国書類はベトナム語しかなく、まじめなワタシはFAに聞きながら記入したけれど、なんか、なくても入国できたみたい。という感じのかなりいい加減な入国検査を経て空港から外へ出ると、さすがに9月、風も涼しく、ほっとする。7月は、じっとりとした熱風が体にまとわりつくように暑かったからなー . . . 本文を読む

出発前日

2006年09月20日 | なんでもない日常のこと
老眼鏡が出来た日、帰りに本屋に寄って、ピカピカの老眼鏡で何を読もうかと何冊か本を物色した。その中の一冊『憲法九条を世界遺産に』。太田光と中沢新一の対談をまとめたものだ。 太田光はどうでもいいが、オウム以来か東大教授就任騒ぎ以来か、しばらく成りを潜めていたかに思えた中沢新一が元気なのが嬉しい。だってかつて、20代のmameのアイドルだったんだもーん。 去年久々に手にした『アースダイバー』に、かつ . . . 本文を読む

ちょっとぉ、NTTさん

2006年09月20日 | なんでもない日常のこと
昨日から、かける電話かける電話、話し中だった。そして電話は一本もかかってこなくて、妙に静か。さすがに今日は異変を感じ、一向に繋がらない相手に携帯からかけてみた。結果、あっさり通じた。 聞けば、ひかり電話の回線がぶち壊れて不通になっているというではないか。ななな、なんだとぉぉぉぉぉ。明日からの不在のため、今日は連絡しなくちゃいけないところがいっぱいあった。なのに電話が通じないってどうよ。仕方なく携 . . . 本文を読む

出発2日前

2006年09月19日 | なんでもない日常のこと
スーツケースは明日ピックアップ。つーことで慌しくパッキング。例によって30分で完了。ここまでは順調。されど・・・ 今回は、アポを、ハノイ2つ、雲南2つだけにして、ゆっくり丁寧に人と会い、雲南の大自然を満喫し、最終日にはハノイのスパで仕上げをして、ピカピカのmameになって帰国のはず、だった。が、その目論見は早くも崩壊。そして崩壊させたのは誰でもないこのワタシだ。mameのバカ・・・ ハノイに着 . . . 本文を読む

立石

2006年09月18日 | なんでもない日常のこと
我が家から環七を東へ東へ向かっていくと、足立、葛飾という、下町というか、パンチパーマのアンちゃんが闊歩していそうでちょっと行きにくいわね、というエリアに続く。が、実は、この辺りにはなかなか美味なる飲食店が意表をついて点在している隠れたおいしいエリアなんだよね~。 鹿浜の焼き肉「スタミナ苑」は有名になりすぎたが、ちょっとはずれて江戸川区だけれど平井のフレンチ「レストランコバヤシ」も知られているし、最 . . . 本文を読む

めがね女子入門

2006年09月16日 | なんでもない日常のこと
左右1.5の視力だけが自慢だったワタシ。数年前から右目が乱視がちになり、細かい作業をしていると疲れるようになった。それが、2年ほど前、味噌汁を飲んでいて、顔に近づけたお椀の中のお豆腐の角がぼやけて見えたとき、「あれっ?」と思った。とうとう来たか・・・と。目がよかったワタシには、それまでの帳尻をあわすように、その日はみんなより早めに訪れたのだった。そして一年前、生まれて初めて頭痛というものを経験した . . . 本文を読む