Along with the Mekong

メコン川の流れのように

サロン近況 そのいち

2006年09月09日 | なんでもない日常のこと
長らくブログはサボっていたけれど、サロンはマイペースで営業を継続中。週3日、一日4時間の営業、ってところかな。

最近は、コーヒーが欲しいお客さんは、事務所までワタシを探しに来てくれるので、結構安心してサロンを留守にして事務仕事に手をつけられるようになって、本当に助かっている。

どうしてもその日にコーヒーを飲みたい、お友達を連れて行きたい、というお客さんは、事前に電話で営業を確認する習慣も浸透してきた。よしよし。

ある劇団の主催者は、なかなか爽やかな青年なのだけれど、「いつも楽しそうですよねー。ここに来て、mameさん見てると元気になってきます」なんて言ってくれた。演出も手掛けているくせに深層心理を見抜く力に欠けているようで、ちょっと心配になったけど。

先日は、やっぱり役者さんで、多分今までここの稽古場に来た人の中ではキムタクの次くらいにハンサムな役者さんが、コーヒー代を握り締めて、サロンを離れてコーヒーの苗木なんかいじったりしているのんきなワタシを探してくださっていた。その形相が結構必死で、こちらもうんと恐縮してしまった。

そして今日土曜日はバレエのレッスンがあり、かわいいバレリーナたちがサロンに押しかけてきては、「何歳?」「結婚してるの?」なんておしゃまな質問を次々投げかけてくれちゃう。ちょっと学童保育のような感じ。中には「手伝いたい」なんて小学校2年生の女の子もいて、今日はお教室への配達を手伝っていただいた。無事に戻ってくるまで心配だったけど。

ワタシの行く末を心配して縁談話を持ってきてくださるおばあちゃまも、相変わらずの皆勤賞でいらしてくださる。縁談話は毎回出て、手持ちのカードは多そうだ。ワタシは「お会いするくらいならいつでも」ってお答えしているのだけれど、未だ話は先に進んでいない。

ギフトショーで2日間サロンをcloseして戻ってきたら、『mameさんのコーヒーが飲みたくて来たのに・・・ えーん』という常連さんからのメッセージがサロンのカウンターに残っていた。うわー、恐縮。慌ててお電話して来週の「営業予定」をお知らせする。それでも、「でも突然休むかもしれないから、やっぱり絶対電話してから来てね」なんてわがままを言っている。

斯様に、本当にウチのコーヒーやこのへんてこなサロンを気に入ってくださる方のためだけにコーヒーを淹れる体制になってはきているので、ストレスは本当に激減した。ただね、採算を考えるとママゴト以下だという現実を考えなくっちゃいけないよね~、とは思っている。

明日は日曜。8月最後の日曜に、あんまり暑くて何にもやる気になれなかったのでしぶしぶサロンを開けたら「あらー、日曜日もやってるのぉ」とお客様に言われてしまった。これを聞いて、日曜も営業という悪い前例は作ってはいけないと、そそくさと閉店したのだった。

というわけで、明日はサロンはお休みして、ベトナムで作ってもらっている手芸の手直しプランを作ることにした。そう、最近サロンの売上は、すずめの涙のようなコーヒーの売上より、サロンで売っているグッズのほうが上を行くようになっている。その辺は後日あらためてご紹介~

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