東京メトロと東京都交通局の数字の使われた駅などを「一」から順に巡ってみました。
最初は東京メトロだけでやろうと思っていたけど、「五」と「七」がない。
では都営地下鉄でやろうかと思ったら、今度は「二」と「四」と、やはり「七」がない。
都電荒川線には数字のつく駅名(正確には停留所名)が多いので、都営まるごときっぷを使おうと思ったら、乗り換えの便が悪いし、荒川線と他の路線を行ったり来たりで、簡単にプランを練ってみたけど「何回、西巣鴨駅を使うんだよ」って感じになって、おもしろくない。
そこで、東京メトロパスと都営まるごときっぷの両方を使う特別編にしてみた。
巡る駅(停留所)は地下鉄の駅を最優先とし、地下鉄の駅にない数字は都電荒川線の停留所でも可、そこにもない場合に限って都バスの停留所でも可とする。
また、名前の最初に数字が使われている駅(停留所)を最優先とし、それがない場合は名前の途中に数字が使われている駅(停留所)も可とする。
行った駅(停留所)は、必ず利用し、歩いて着いて歩いて離れるは不可(どちらか一方は可)とする。
すぐにでもやりたい企画がふたつあって、気温が高くなりそうな予報だったので、あまり外歩きをしない方の企画を実行した。
ちなみに実行したのは昨日(4月29日)。
地元駅で東武東京メトロパスを、住吉駅で都営まるごときっぷを購入してスタート。
過去のお遊びも、よかったら。
「一」
8:57「一之江駅」
住吉駅から新宿線で。
初めて降りた駅。
「二」
9:47「二重橋前駅」
新宿線で住吉駅まで行き半蔵門線に乗り換え、大手町駅から千代田線で。
ダイヤ改正で、小田急線直通の千代田線の行き先のバリエーションが豊富になってる!
「三」
10:06「三田駅」
千代田線で日比谷駅まで行き、三田線で。
三田線なのに、日比谷駅のホーム案内には「三田方面」とは書かれていない。
「四」
10:37「四ツ谷駅」
三田線で白金高輪駅まで行き、南北線で。
白金高輪駅では、都営からメトロへの乗り換え。フリー切符の仕組みがどうなってるのかわからないので、都営のフリー切符で一度改札を出て、すぐにメトロのフリー切符で入った。
四ツ谷駅、何も考えないで駅から出たら、南北線専用の出入口だった。次の丸ノ内線に乗るのに、信号を2つ渡るはめになった…
「五」
11:14「五反田駅」
丸ノ内線で赤坂見附駅まで行き銀座線に乗り換え、新橋駅から浅草線で。
JRの駅は利用したことあるけど、都営は初めて降りた。
泉岳寺駅から先に乗ったのも初めて。完全にローカル線状態だね。
「六」
11:56「六本木一丁目駅」
五反田駅からUターンする形で浅草線で三田駅まで行き三田線に乗り換え、白金高輪駅から南北線で。
外に出ても「六本木一丁目」という表示は見つからず、写真は改札口の表示。
六本木駅でも良かったけど、初めて降りる駅を選んだ。次の駅への移動を考えても六本木一丁目駅の方が良さそうだったし。
三田駅から三田線で白金高輪駅まで行き、南北線に乗り換えるって約1時間20分前にもやった(笑) 今回も一度改札を出てから再入場。
「七」
12:39「荒川七丁目停留所」
南北線で溜池山王駅まで行き、千代田線の国会議事堂前駅から町屋駅へ、そこから町屋駅前停留所まで歩き荒川線で。
“七”が使われているのは、ここしかない。
町屋駅から町屋駅前停留所まで歩いたと書いたけど、町屋駅を出たら目の前で、まさに駅前だった。
久しぶりの荒川線(東京さくらトラム)乗車。
ホームのベンチで持参のパンを食べ、1本見送り、次の列車に。
旗日なので、車両には日の丸が!
「八」
13:20「八丁堀駅」
荒川線で三ノ輪橋停留所まで行き、三ノ輪駅まで歩いて日比谷線で。
三ノ輪橋停留所と三ノ輪駅の間を歩いたのって、小学生のころ以来だと思う。
「九」
13:37「九段下駅」
日比谷線で茅場町駅まで行き、東西線で。
お約束の玉ねぎも。
「十」
14:05「麻布十番駅」
半蔵門線で永田町駅まで行き、南北線で。
“十”から始まる駅がないので、途中に“十”。東京フリーきっぷを使っていれば「十条駅」があったけどね。
初めて降りる駅。
めっちゃ深くて、地上に出るのが大変だった。
永田町駅での乗り換えで動く歩道を利用。「おっ、歩く歩道」と言ってしまい、ひとりでニヤけた。
「十」ときりもいいし、ここで終わってもいいんだけど、それじゃつまらないので、さらに。
2種類のフリー切符を使って、お金もかけてるしね(笑)
「百」
15:02「百花園前停留所」
大江戸線で大門駅まで行き、浅草線に乗り換えて本所吾妻橋駅まで、さらに本所吾妻橋停留所から草39系統バスで東向島広小路停留所へ。そこから徒歩で。
本所吾妻橋停留所に「ゴールデンウィーク中は渋滞で大幅な遅れが生じる場合があります」といった注意書きが貼ってあったけど、時間通りに来たし、乗ってからもスムーズに走っていた。
旗日、バスにも日の丸
次のバスまで10分くらいあったので、向島百花園の入り口まで行ってみた。
「千」
15:53「千駄木駅」
里22系統バスで荒川区役所前停留所まで行き、草63系統バスに乗り換えて団子坂下停留所で降り、そこから徒歩で。
最初に作ったプランでは、三田線の千石駅に行くつもりだったんだけど、百花園前停留所から千石駅への行き方を調べていて見つけたバスの路線図を見ていたら、千駄木駅を通ることに気づいて変更した。
荒川区役所前停留所では同じ停留所での乗り換えということで、すぐに草63系統のバスが来るといいなと思って里22系統のバスに乗っていた。途中で、車いすのお客さんが降りるということで、運転士さんがスロープの板をセッティング。これで遅れが出たと思うけど、貴重な作業が見られたので、そこまでは良かった。でも、走り出してすぐに、収納したはずの板が倒れるような大きな音が! 当然、バスを止めて収納のし直し。その作業中に、なんと草63系統のバスが追い抜いていった。普通に走っていたら、すぐに乗り換えられたはずのバスが! まぁ、10分も待たないくらいで次のバスが来たから、問題はなかったけど。
乗り換えで降りた荒川区役所前停留所、目の前が荒川郵便局で、道路を挟んだ反対側が荒川消防署。荒川消防署前でいいじゃんって、心の中で突っ込んだ。
千駄木駅は団子坂下停留所の目の前。
「万」
16:23「万世橋停留所」
千駄木駅から千代田線で新御茶ノ水駅まで行き、歩いて御茶ノ水駅前停留所まで、そこから茶51系統バスで。
バス、乗ったのもひとりなら、降りたのもひとり。わずか1区間だったしね。乗ってた人たちはみんな終点の秋葉原駅前まで行く人たちだったね。
万世橋。
写真を撮ってから歩きはじめると、赤信号につかまった。ふと「ここって」と思い横道に折れて歩くと、やっぱりそうだった。
まだあった“帝都高速度交通営団”のマンホール。
写真を撮っていると、すぐ横で植物に水をやっていたおっちゃんに「ここ、テレビでやってたんだよ。ブラタモリ」と話しかけられたので、少し話をした。
青信号に変わった交差点を渡り、神田駅へ。地下通路には銀座線の車内にあった電燈を思い起こさせる照明が。
“万”まで来たんで、今度こそ終わりでも良かったんだけど、最後におまけで、もう1駅。
億と兆はないんで、ちょっと飛ばして「京」
16:42「京橋駅」
万世橋停留所から神田駅まで歩き、銀座線で。
これで、今回のお遊びはおしまい。
あまり乗ることのない都営地下鉄(初めて乗った区間も多かった)や都電にも乗ったし、バスでの移動もあった。
ほとんど外を歩かなかったわりには、楽しかったし、充実感もあった。
暑さもあまり感じることはなかったし。
三田駅は3回通ったし、上にも書いたけど三田駅から白金高輪駅で乗り換えるパターンも2回やった。
南北線や千代田線も行ったり来たり。
三ノ輪駅で階段を降りた入り口の脇の道路をバスでも通った。
いろんな所を巡ったようで、けっこう同じような所を巡ってたかな。
それでも、改めて確認して見たら、有楽町線と副都心線、日暮里・舎人ライナー以外は乗ってたんだね。
東京メトロだけでも都営地下鉄だけでもうまくいかないので、両方なら地下鉄共通一日券かと思ったら、東京メトロパスと都営地下鉄一日券併用で、荒川線と都バス使えるのはなるほどな~と。
そして十以降のもかなりよかった、京はなんとなく強引だけど。
京橋の「京」は、おまけですからね。
万世橋から神田駅が近いというのもあったんで。
まぁ、オチみたいなもんです。
「七」のつく駅がないので、都営とメトロの合体バージョンになりました。
東京フリーきっぷも考えましたが、東武の往復を考えると2種類買ったほうが安いなと思って、やめました。
バスで「百」と「万」に行ったのは、自分でも良かったかなと思ってます(←自画自賛。笑っ)。