角川文庫版を読んだ。
『Another』の続編というよりは、外伝だね。
『Another』を読まずしてこちらを先に読む人がいるのかわからないけど、『Another』読んでから“エピソードS”読んだ方がより楽しめるのは間違えない。
ちなみに『Another』は、僕の中での綾辻作品トップ3に入る好きな作品。
これより、核心には触れていませんが、内容には触れているので、未読の方はご注意を。
『Another』の二大キャラである榊原恒一に見崎鳴がひと夏の経験を伝えるという形で話はスタート。
その後は、鳴が会ったという幽霊の一人称語りで話は進む。
幽霊の視点で進む物語というのも、なかなか興味を惹かれる。
その幽霊が目指すものは、自分の死体探し。
最初のうちは同じことの繰り返しで、ややじれったい面も。
でも、次第に物語に引き込まれていく。
賢木晃也の死体はなぜ、そしてどこに隠されているのか。
死体が発見されてからはまさか、そしてなるほどの展開。
最終章「Outroduction」で、恒一と鳴が行う謎の解明。
留守電のアライだけはいまいちだったけど、他はいいね。
特に最後の“不自然な空間”の謎には、ゾクッときた。
たしかに、いくつかの伏線はあったわ。
『Another』の続編というよりは、外伝だね。
『Another』を読まずしてこちらを先に読む人がいるのかわからないけど、『Another』読んでから“エピソードS”読んだ方がより楽しめるのは間違えない。
ちなみに『Another』は、僕の中での綾辻作品トップ3に入る好きな作品。
これより、核心には触れていませんが、内容には触れているので、未読の方はご注意を。
『Another』の二大キャラである榊原恒一に見崎鳴がひと夏の経験を伝えるという形で話はスタート。
その後は、鳴が会ったという幽霊の一人称語りで話は進む。
幽霊の視点で進む物語というのも、なかなか興味を惹かれる。
その幽霊が目指すものは、自分の死体探し。
最初のうちは同じことの繰り返しで、ややじれったい面も。
でも、次第に物語に引き込まれていく。
賢木晃也の死体はなぜ、そしてどこに隠されているのか。
死体が発見されてからはまさか、そしてなるほどの展開。
最終章「Outroduction」で、恒一と鳴が行う謎の解明。
留守電のアライだけはいまいちだったけど、他はいいね。
特に最後の“不自然な空間”の謎には、ゾクッときた。
たしかに、いくつかの伏線はあったわ。