テニスに挑戦

運動はあまり得意でなく、メカニック系、ゲームオタク系の健が珍しく「テニスをやりたい」と言い出した。周りにテニスを始めた友達が2人ほどいたせいか。

放っておけば家の中でピコピコと親指の運動ばかりしている子が運動したいと言い出したんだから、私としては諸手をあげて支援したい！　夏休みの短期コースがあったので、それにすぐ申し込んだ。

これが楽しいらしい。1日目が終わった後に「夏休み終わってからもずっと続けたい！ラケットを買って！」と目を輝かせていた。（今は短期コースの主催者側からラケットを毎日貸りている。）

まあ1週間終わってからの反応を見て決めることにしよう。

（↑ 写真は健が嫌がるので、後ろから隠し撮り。真ん中あたりのストライプのシャツが健。）


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ところで、いきなり一生懸命運動したのがたたったのか、それとも先からの龍さんの夏風邪をもらったのか、テニス短期コース2日目の夕方に健が「頭が痛い」と言い出した。なんとなく目元が病気のようにドヨ～ンとしている。早めに寝させると珍しく文句も言わずに布団に入った。

しばらくして部屋をのぞくと、すでに爆睡している健の枕元にチビが守護神のように鎮座していた。いつもはしつこくかまわれるので健から逃げ回っている猫なのに。　健の調子が悪いことを分かってるのかな？

じっと見てるとそのうち、健の枕元に横になった。まるで病気のご主人様に添い寝するかのよう。今までチビはこんなことしたことないのに。

もともと犬派の私には、気が向いた時だけすり寄って来る猫がなんとも薄情に思えて仕方なかったのだが、猫にもやっぱり飼い主に対する忠誠心なんてものがあるんだろうか。