四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

コベントリー大聖堂

2013年06月08日 | Weblog
龍の車を見にコベントリーへ行ったついでに近くのコベントリー大聖堂も見てきたよ。
第2次世界大戦の時に元の大聖堂は廃墟となってしまったけれど、そのすぐ横に建てられた新しいモダンな大聖堂(↑写真)はイギリスの中でも人気の大聖堂の1つだそうだ。

こちらが元の大聖堂。大聖堂の建物の外側だけが残っている。


新しい大聖堂のオブジェはいろんな国の芸術家が作っている。正面玄関の聖ミカエルが悪魔を打ち負かした像。


モダンな大聖堂の中に入ってまず目につくのが右手の壁一面を覆う大きなステンドグラス。


高い天井の聖堂内。


壁画のように見えるけれど実は巨大なタペストリーのキリスト像。




聖人を彫り込んだガラスの壁。(んー、なんか写真がイマイチだな。。)


これらの多くは10年近い年月をかけて作製されたそうだ。

元の大聖堂の尖塔は大戦中の爆撃を逃れ、今も残っている。高い所があると登りたがるのが健と私。お約束のように登ってきたよ(笑)。


尖塔から見た元大聖堂の廃墟。左の緑の屋根が現在の大聖堂。


このコベントリー大聖堂のテーマは「Reconciliation(和解)」。ドイツ軍の爆撃でめちゃくちゃになった大聖堂で祈りを捧げた司教(牧師だったか?)の言葉が "God, forgive.(神よ、許し給え)" だったそうだ。それは「(大聖堂をこんなにめちゃくちゃにした)ドイツ軍を許し給え」ではな く、ドイツ軍も含めた、我々すべてをお許し下さい、という意味だそうだ。写真は撮り損ねたけれど、今は庭のようになっている廃墟に『和解』と題された彫像があった。
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