『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

海を見下ろすリュウゼツラン

2017年06月25日 | 日記


ご近所の播磨灘をのぞむリュウゼツラン。
別名アガベ。
竜舌蘭の字のごとく鋭く尖った分厚い葉を放射状に伸ばす。
大人の背丈に近い長さだ。
周りに同種の植物はなく、かなり唐突に巨大な葉を広げている。




たくましい根元。



まさに竜の舌だ。
寿命は長く何十年と生きるらしい。
こいつはいつ生まれたのか。
最初にこの海を見渡す崖に植えた人はどうしているだろう。
もしかするとすでにここにはいないかもしれない。



静かな海辺の遊歩道を散歩する人たちを海を毎日見ている。
そして何十年にか一度花をつける。
センチュリープラントの異名があり、100年に一度だけ花をつけるとも思われている。
植物は人の寿命を軽々と超える。
さて、こいつが花をつけるのを見られるだろうか。

嗚呼、ボタニカル。

最新の画像もっと見る