『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

ワカメ漁

2021年02月12日 | 花鳥風月
ここ明石では年が明けるとワカメ漁が始まる。
小さなボートから水揚げされたワカメを一日干して出来上がり。



洗濯もののようにまだ春浅い播磨灘の風に吹かれる。
潮の香りが濃厚だ。


午後に収穫する年配の漁師さんたち。
湯がいて美味しいポン酢で食べてみたい。
きっと早春の味がするはずだ。
陽気に誘われて散歩に出たものの風はまだ冷たい。
ゆっくりと、でも確実に春はそこまで来ているらしい。


ボタニカルライフ2020 総集編(ていうか、ただの振り返り)

2020年12月30日 | 花鳥風月

2020年のボタニカルライフを振り返り。

今年は旅行など遠出をしていないのであまり奇想天外な植物との出会いはなかったけどそれなりに楽しい植物ライフでした。

植物にコロナは関係ないしね。

 

◆1月

恒例の洋ラン展でいい匂いに癒される。

カクタスニシさんの初売りに和歌山へ。

相変わらずの珍奇植物の種類と量の多さに圧倒される。

 

美しいディッキア(マルニエルラポストレイ)をゲット。

 

◆2月

種から育てているディッキアのチビたちも少しづつ成長してきた。

冬、リトたちは脱皮して成長期。

姫路温室植物園のエアープランツ展。

クロカータの花はいい匂い。

◆3月

会社辺りの通りに木蓮が咲き始めた。

 

◆4月

明石公園は桜に囲まれていよいよ春に。

春の海に獲物を求めて低く飛ぶミサゴ をとらえた。

路上にはカラーが。

モッコウバラが開花し始めた。

ハゴロモジャスミンも開花。

 

◆5月

会社近くの植え込みのヤマボウシ。

ヒモサボテンの花が開いた。

お派手でかわいい。

 

かわいい花キリン。

球根のカサブランカが咲いた。

姿も匂いもゴージャスなやつだ。

駅に向かう通りに匂うクチナシの花。

海に面したランニングコースに真紅のカンナ、夏を予感させる。

ウスネオイデスにも地味な花。

わずかではあるがいい匂いがする。

マツリカに今年最初の花。

ジャスミンティーの香りそのもの。

 

風蘭に可憐な花。

妖精のように美しい。

 

イオナンタが開花。

 

京都、東本願寺脇の水路に蓮の花。

何だかありがたい風情。

 

リトに花。

 

◆8月

死んだと思っていたディッキアは子株が出てきて命を吹き返した。

 

◆9月

ランポー玉が開花。

お派手でよろしい。

 

ハイビスカス越しのディッキア。

 

◆10月

雨美しいディッキアは花茎が伸びて花が咲きそう。

 

◆11月

フェオチダはヒトデみたいな変な花。

出来物みたいな物は種。

辺りに飛ばして繁殖する。

 

黄色いコスモスは初めて見た。

 

(コスモスともに京都府立植物園)

薔薇は深くていい匂い。

名はコンラッドヘンケルだとか。

覚えられないけど。

うちの室内で冬越しをする癒しのエアープランツ、ドーラティ。

 

京都のパーキングエリアで簡単紅葉狩り。

色合いが美しい。

 

うちの多肉たちも紅葉。

 

大型のエアープランツ、キセログラフィカを我が家の仲間に迎え入れた。

先輩たちよりも大きい大型新人。

ダメもとで種から植えてみたユーフォルビア・オベサの実生。

上手く育てば10年後はこんな姿になるはず。

でも無理な気がする…

 

排水溝も花があればきれい。

どこからおうちの二階からぶら下がるエケベリア。

少なくとも5、6年前からこの状態。

落ちもせず、増えもせずマイペースなタニクくん。

 

可憐なマーガレット。

うちの小庭では今年最後の花だろう。

 

室内ではこれが2020年最後の花。

 

(我が家の今の状態)

 

というわけでコロナ禍でで新たな植物たちとの出会いは少ないながらも

植物たちのおかげで楽しい一年であったと思います。

とりとめのない振り返りでしたが最後までご覧いただきましてありがとうございました。

来年も今年同様に特に何でもない植物生活を中心にブログをアップしてまいります。

今年一年大変ありがとうございました。

 

 


変わらないもの

2020年12月30日 | 花鳥風月


今年最後の満月は今宵晦日の真夜中。
お天気が悪そうなので昨晩東の空から登る月を撮ってみた。
低い雲を透かして不穏な様子。
映画なら狼男かドラキュラが出てきそう。

今年は言うまでもなく新しい感染症に振り回された。
仕事も生活もかなり変わってしまったが変わっても差し支えないものが見えてきた。反対に変わらないもの、変わってはならないものもみえてきた。
本当に守るべきもの。
残しておかないといけないもの。
次の世代につながないといけないもの。
変わらぬ周期でいつもそばにいる月を見てそう思う。


一日目の月

2020年12月17日 | 花鳥風月
釣り針のように細い月に誘われて夕方カメラ片手に外に出た。
冷たい風が半端なく吹いて寒いこと。

遠くに明石海峡大橋が見えた。
強風でブレる。


まだほんの少し残照が残る水平線あたり。
空気が冷たく澄んでいるので美しい。


月はすでにかなり低い位置にあってしかも雲が邪魔をする。
やはりブレてしまい目で見たようには撮れなくて残念。
しかし新月から一日目の月は繊細で何とも言えずきれいだった。


海へ

2020年12月11日 | 花鳥風月



去年の今頃何を撮ってたんだろうと思い写真を探すと夕暮れの海辺にいたらしい。
今日は仕事で天橋立がある宮津の海辺にいたが、この写真は1年前に和歌山県の紀伊田辺湾で撮ったもの。
関西は太平洋から日本海まであって広い。
今は和歌山へ行くことはなくなったが、今頃は日高のクエが美味しい季節だろう。
海はその地元の魚料理と地酒の美味しい記憶によって忘れられない絵となるようだ。