健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ニュージーランドでクジラ大量死

2018-12-07 08:30:32 | 研究
ニュージーランドで11月30日、ゴンドウクジラ50頭余りが浜辺に打ち上げられて死んでいるのが見つかったそうです。同国の海岸にクジラが打ち上がるのは今週に入って5例目で、専門家は海水温の上昇が関連しているとの見方を示しているそうです。新たに見つかったクジラは、ニュージーランド南島の東沖800キロにあるチャタム諸島(Chatham Island)の近くで29日夜に確認された80~90頭の群れの一部とみられるそうです。同国では先週末、南島の南方30キロにあるスチュアート島(Stewart Island)の海岸にゴンドウクジラ145頭が打ち上げられて死んだそうです。また、北島でもユメゴンドウ12頭や、マッコウクジラ1頭、コマッコウ1頭が相次いで打ち上げられているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3199978
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子供の虫歯なりやすさ「西高東低」

2018-12-06 08:30:39 | 研究
虫歯になりやすいとされる「エナメル質形成不全」の児童の割合が、西に行くほど高いことが判明したという発表があったそうです(YOMIURI ONLINE)。全国規模の調査で地域差が明らかになったのは初めてだそうです。研究は、全都道府県の7~9歳の児童4496人について、左右上下の第1大臼歯の表面にあるエナメル質を調べ、黄色や茶色に変色するなどの異常がないかを確認。その結果、エナメル質形成不全の児童の割合は、▽北海道地方14・0%▽東北地方11・7%▽関東信越地方18・5%▽東海北陸地方19・3%▽近畿地方22・3%▽中国地方19・8%▽四国地方28・1%▽九州地方25・3%――と、「西高東低」の傾向になっていたそうです。第1大臼歯は妊娠中~乳幼児期に形成され、6歳頃から永久歯として出現するそうです。エナメル質が正常に形成されるには、カルシウムやビタミンD、リンの摂取が必要だそうですが、地域差が生じた理由は分からないそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181128-OYT1T50079.html
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パーキンソン病の治療薬でALS治療

2018-12-05 08:30:05 | 研究
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って、全身の筋肉が衰える難病「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)の治療効果が期待できる薬を見つけ、ALS患者に投与する臨床試験(治験)を、慶応大の研究チームが始めるそうです(YOMIURI ONLINE)。ALS患者から作ったiPS細胞に他の疾患用の既存薬を加える実験で、効果が確認されたパーキンソン病の薬が投与されるそうです。既存薬を使うため、迅速な治療が期待できるということです。治験の対象は、ALS発症から5年以内の20~80歳の20人。3日から患者を募り、約1年半の間、安全性や効果などを確認するということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181203-OYT1T50009.html?from=ycont_top_txt
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ISSの無人化回避へ

2018-12-04 08:30:31 | 宇宙
米露カナダの宇宙飛行士3人を乗せたロシアのソユーズロケットが昨日12月3日午後(日本時間3日午後)、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたそうです(YOMIURI ONLINE)。飛行士が搭乗する宇宙船が約9分後にロケットから切り離され、打ち上げは成功したそうです。有人での打ち上げは今年10月に失敗して以来。順調にいけば、約6時間後の3日夜(同4日未明)に国際宇宙ステーション(ISS)に到着するそうです。3人の飛行士は、現在ISSに滞在中の米露独の宇宙飛行士3人と交代。滞在中の飛行士は12月下旬、ISSに接続されている帰還用の宇宙船に搭乗して地球に戻る予定。有人飛行を再開できない場合、ISSは2000年の運用開始以来、初めて無人になる恐れがありました。帰還用の宇宙船が12月下旬に耐用期限を迎え、交代要員が来なければ滞在中の3人は地球に戻らざるを得ないためで、今回の打ち上げの成否が注目されていました。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181203-OYT1T50073.html?from=ycont_top_txt
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今後25年以内に火星の有人探査

2018-12-03 08:30:57 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)は、今後25年以内に火星の有人探査が可能だとする見解を発表したそうです(AFPBB NEWS)。NASAは25年以内に宇宙飛行士が火星に降り立つことができるとしているが、技術的・医学的な課題は無数にあるとも。有害な宇宙放射線や失明の可能性、骨萎縮などは、科学者らが克服すべきそうした問題のほんの一部にすぎないそうです。地球から平均で約2億2500万キロ離れている火星は、人類初の月への有人宇宙飛行を成し遂げたアポロ(Apollo)計画が直面した諸問題よりも桁違いに多くの科学的問題を提起。現在のロケット技術では、火星に到達するまでに最大9か月かかり、宇宙飛行士にとってそれだけの長期間、無重力下で体を浮かせた状態でいることは身体的負担が非常に大きいことが予想されます。例えば、長期間にわたる無重力状態は網膜血管に回復不可能な変化を引き起こし、これが視力低下につながる恐れがあると懸念。さらに無重力状態でしばらく過ごすと、骨からカルシウムが浸出して骨量が減少。重力が地球の3分の1しかない火星での任務の期間は1年と想定されているそうですが、いまだその影響についての全貌は把握できていません。人体への負担を減らす一つの方法は、火星への飛行時間を大幅に短縮させることですが・・・・・。

http://www.afpbb.com/articles/-/3197620
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干ばつにより野生動物が直面する危機的状況

2018-12-02 08:30:21 | 研究
ここ数年続いている深刻な干ばつで、オーストラリアの野生動物が厳しい状況に置かれているそうです(YOMIURI ONLINE)。オーストラリアの一部地域では、「ビッグ・ドライ」と呼ばれる異常な干ばつが数年にわたって続いており、東部の緑豊かな一部地域でも、その色が緑から茶色に変化しているそうです。例えば、干ばつのためにユーカリの木が枯れてしまい、その葉を食べるコアラは広い範囲の移動を余儀なくされているそうです。しかし、こうした移動には、犬に襲われたり、自動車にはねられたりするリスクが常にあるというのです。その他、繁殖期に道路に出てきて自動車にひかれるハリモグラの数も増えているそうです。保険業界のデータでは、この干ばつの影響で、野生動物が絡む自動車事故の発生件数が過去3年で約20%増えたことが示されているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3196768
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殺虫剤でハチの社会性低下

2018-12-01 08:30:51 | 研究
マルハナバチの巣の中での行動を観察することで、殺虫剤によってハチの社会的行動が損なわれ、餌の摂取や幼虫の世話に支障を来す様子が確認できたとする研究結果がScienceに掲載されたそうです。広く使用されているネオニコチノイド系農薬に、ハナバチが巣外で蜜を探し集める能力を疎外する影響があることは、これまでの研究で示されているそうです。今回の新たな発見は、作物の受粉に欠かせないハナバチの健康が殺虫剤に脅かされているという長年の懸念を強める内容だそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3196890
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