心筋梗塞になった患者のうち、女性は男性よりも、専門病院までの到着時間が2時間近く遅れることが明らかになったそうです(YOMIURI ONLINE)。女性では典型的な症状の胸痛が表れにくく、危機的な状態だと気づかないケースが多いためだそうです。この結果は、2008~09年に発症から3日以内に入院した1826人(男性1366人、女性460人)を対象にした調査によるものだそうです。発症から来院までの時間は、男性が平均7・5時間だったのに対し、女性は同9・4時間だった。女性患者の発症年齢が男性より平均で10歳高く、女性の死亡率(13%)は男性(6・4%)の2倍以上になっていることも判明したそうです。女性の来院が遅れる理由については、女性はホルモンバランスの違いなどで、胸痛が表れにくいかもしれないと分析しているようです。男性に比べて罹患者が少なく、心筋梗塞は男性の病気との誤解から、胸痛を感じていても専門病院ではなく、最初は身近な診療所を受診する患者もいるそうです。女性の方は気をつけましょう。
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