健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

米の増産につながるかもしれない遺伝子発見!

2011-10-05 08:30:34 | 研究
イネの枝を作り出す遺伝子が発見されたそうです(ASAHI.COM)。イネには約3万の遺伝子があります。これら遺伝子の一部をわざと壊したイネを田んぼに植え、育ち方の違いから遺伝子の働きを調べる研究が行われているそうです。そうした研究から10万種近いイネが植えられた田んぼの中で、まったく枝をつけていないものを発見。調べたところ、二つの遺伝子が壊れていたことが判明したそうです。そのうち「LAX2」という遺伝子は、これまで働きがわかっていなかったが、この遺伝子を壊したイネを育てると、主に枝の先の小枝の数が通常の半分になり、そこにつく実も大幅に減ったことから、枝分かれに作用する遺伝子であるらしいことがわかったそうです。この遺伝子をうまく活用すれば、イネの収量増につながる可能性があるそうです。ちなみに、似た働きをする遺伝子はこれまでにも2種類見つかっているそうです。
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