玄米の成分が脂肪分の多い食事への誘惑を軽減することが明らかになったそうです(YOMIURI ONLINE)。人間を含む哺乳類は飢餓と闘ってきたため、カロリーの高い脂肪を好む傾向があります。これは動物としての本能です。昔は、なかなか十分な食事を定期的に摂ることができなかったからですね。マウスに高脂肪食(脂質45%、炭水化物35%、たんぱく質20%)と通常食(同10%、同70%、同20%)を与えて自由に選ばせると、マウスは高脂肪食ばかり食べて肥満になったそうです。ところが、エサの炭水化物の半分をコーンスターチなどから玄米に替えたところ、マウスは通常食を選ぶようになり、体重増加が半分に抑えられたというのです。ちなみに、白米を混ぜても、このような効果はなかったそうです。玄米食が流行するかも。
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