特定のがん細胞に吸収されやすい、たんぱく質の一部「ペプチド」を人工的に開発したという発表がありました(YOMIURI ONLINE)。このペプチドに抗がん剤などを結びつけることが出来れば、正常な細胞には吸収されにくく、副作用の少ない治療法が開発できることにありますね。画期的な発明だとも思います。これまでは、がん細胞と正常な細胞の両方に吸収されるものしか見つかっていなかったそうです。今回の研究では、約1兆種類のペプチドを調べ、大腸がん、乳がんなど特定の10種類のがん細胞に吸収性の高いペプチドを人工的に作り出したそうです。このペプチドにがん細胞の増殖を抑える物質を結びつけ、血液のがんである白血病のマウスに注射したところ、がんが30~50%まで小さくなることも確認されたそうです。
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