厚生労働省は、40~74歳を対象とした特定健康診査、いわゆる「メタボ健診」の見直し作業をスタートさせたそうです(MSN産経ニュース)。このメタボ検診は平成20年度に始まった医療制度改革での医療費抑制の目玉施策でした。しかし、平成20年度の受診率は38・9%、平成21年度(速報値)は40・5%と伸び悩んでいます。これだけ実施率が低いと、制度そのものを見直す必要があるという判断でしょうか。開始から3年余りでの見直し。生活習慣病を予防するという理念は正しいと思います。この理念と検診の在り方の議論になると思います。有識者検討会で議論して来年夏までに結論を示し、平成25年度から適用する方針だそうです。個人的には、検診という受動的なものではなく、能動的な参加型にした方がよいと思いますが、さてどの様な制度になるのでしょうか。
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