健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

NASAの宇宙生物学上の発見とは・・・・・

2010-12-03 08:02:59 | 研究
米国航空宇宙局(NASA)が「宇宙生物学上の発見」について記者会見するということを発表しました。NASAが宇宙生物学上の発見ということは、地球外生物の発見、つまり宇宙人に関する重大な発表をするのではないかという憶測がありました。そしてその発表が今日の未明にありましたが、それはリンの代わりにヒ素をDNAの中に取り入れる細菌を発見したというものでした。これもある意味驚きです。。生物が生命を維持して増えるためには、DNAやたんぱく質を合成しなければなりません。そのために必要な元素は、炭素(C)、水素(H)、窒素(N)、酸素(O)、リン(P)、硫黄(S)の「6元素」であると言われていました。いわゆる生物学上の常識です。ところがこの細菌は、リンの代わりにヒ素をDNAの中に取り込んでいたというのです。これまでの「生物学の常識」を覆す発見ということです。つまり、極めて特殊な環境であっても、生物はそうした環境で適応して生きていける可能性が示されたということですね。今、地球以外の他の天体に水や酸素などが存在するか探していたかと思いますが、必ずしも必須な物質はないということになります。
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