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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ポリフェノールがコレステロールの吸収を抑える仕組み

2014-06-20 08:30:34 | 研究
腸管からコレステロールを吸収するタンパク質の吸収特性と、その働きを阻害するポリフェノールが明らかになったそうです(財経新聞)。高コレステロール血症は、動脈硬化をはじめとする様々な疾患を引き起こすため、その予防は多くの先進国にとって重要な課題となっているのは言うまでもありません。しかし、これまで腸管からコレステロールが吸収される仕組みについてはほとんど明らかになっていませんでした。今回の研究では、ヒトの腸管上皮のモデル細胞を用いて、コレステロールを吸収する際の時間依存性や濃度依存的な輸送活性などを解明し、ポリフェノールの一種でリンゴ、玉ねぎ、シソなどに含まれるルテオリンとケルセチンが、コレステロール吸収やコレステロール輸送を阻害することを発見したというもの。高コレステロール血症の予防に繋がると期待されるものだそうです。
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