生活習慣次第で大腸癌になりやすくなるらしいのですね。厚生労働省の研究班が、今後10年間に大腸がんになる確率の計算方法を開発したそうです(ASAHI.COM)。年齢や運動量、飲酒習慣など五つの項目を点数化し、合計するだけというものです。大腸癌の患者数は全ての癌の中で2番目。大腸癌のリスクには、年齢、肥満度、身体活動、飲酒、喫煙の五つ。研究班は、全国6地域に住む40~69歳の男性約2万8千人を12年間追跡調査し、その結果に基づいて5項目をそれぞれ点数化して合計して今後10年間の発症確率がわかる表を作ったそうです。もちろん、この計算方法の妥当性は、別の地域に住む約1万8千人で確認済し、この計算により同じ年齢でも生活習慣により発症する確率は4~5倍異なり、生活様式を見直すきっかけに使えるということです。ところで、今回の計算方法は男性のみを対象にしています。というのは、女性のリスクははっきりしていないためだそうです。
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