目の角膜の透明性に関わるたんぱく質が発見されたそうです(日本経済新聞)。研究では、成長すると角膜になる「角膜上皮幹細胞」に注目し、たんぱく質「LRIG1」が特異的に存在していることを突き止めたそうです。このたんぱく質を体内でつくれないマウスを作製して機能を調べる実験をしたところ、目の内部で炎症が起きて目の表面にある角膜が白く混濁したというもの。角膜が損傷した患者を対象に、iPS細胞から作った角膜を移植しようとする研究も進んでいますが、今回の成果は、より安全で透明性に優れた角膜を作製するのに生かされるということのようです。
最新の画像[もっと見る]