コマーシャルやテレビ番組の試験版を少数のグループに見せて脳内の活動をスキャンすることで、より幅広い層の視聴者がどのような反応を示すかを予測できるとする研究成果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、19歳~32歳までの被験者16人にテレビを視聴させ、脳信号を記録したそうです。被験者には、米人気テレビシリーズ「The Walking Dead」の2010年のエピソードと、アメリカンフットボールの2012年と2013年のスーパーボウルで初めて放映された複数のコマーシャルを視聴させたそうです。脳波記録センサーを被験者に装着して、脳内のさまざまな部位の電気的活動を観察し、同時に脳血流の位置を特定して脳活動のマッピングを行う機能的磁気共鳴断層撮影法(fMRI)を用いて被験者の脳をスキャンしたそうです。その結果、見ているものに対して被験者が完全に集中または「熱中」していることを示す強い相関関係が、脳信号のいくつかのパターンに存在することが分かったというもの。被験者の興味レベルは、より幅広い範囲の大衆が番組やコマーシャルに示した反応と一致したそうです。いろいろなことが分かるようになるのは・・・・・。
最新の画像[もっと見る]